年末年始の風物詩といえば年賀状ですね。パソコンでデザインを作って、プリンターを用意して、「あら、インクが出ないわ。買いに行かなきゃ」などと師走の忙しさに拍車がかかります。
普段あまり郵便サービスを利用しない方でもポストを利用する場面が増えますね。とはいえ、年末の郵便物がすべて年賀状というわけではありません。お仕事で扱う大事な書類や、近年はメルカリなどのフリマアプリの普及からクリックポストで物を送るという方も多いと思います。
こういった通常の郵便物をポストに入れた場合、年末年始に注意しなければならないことがあるのでしょうか。
今回は大晦日にポストに入れたものは集荷されるのかという疑問から年末年始の郵便物の扱いについて調べてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
ポストの集荷は365日ある
実はポストからの集荷は毎日行われています。これは大晦日や元旦も例外ではありません。ですから、大晦日に投函したものが年明けてからもポストの中に放置されてしまっている、なんてことは起こりません。ご安心を。
※ただし、閉館していてそもそも回収不可となるような施設内にあるポストや私設のポストなど一部例外はあります。ご注意ください。
集荷時間については各ポストによって違いがあります。各ポストに時刻が書いてありますので確認してみてください。とはいえ、冬の寒気極まるこの季節にわざわざ見に行くのは嫌だという方もいらっしゃいますよね。
そんな方にはとても便利なサービスがあるのでご紹介します。
ポストマップというものです。
こちらは全国のポストの位置と集荷時間を確認できるとても便利なサイトです。
日本郵便の公式なサービスではないのですが、ユーザーから寄せられた情報によりかなり充実したサービスとなっています!最寄りのポストの集荷時間が気になる方は是非利用してみてください。
ちなみにポストには平日の集荷時間と土日の集荷時間が違うものがあります。2017年の大晦日は日曜日なので、大晦日に投函するものは日曜日の集荷時間が適用されるので見間違えないようにしてくださいね。
集荷されたものはいつ送られるのか
先ほど集荷は365日あると書きましたが、では配達の方はどうなのでしょうか。
郵便物には「急ぎ扱い」と「普通扱い」の2つがあります。急ぎ扱いはレターパックや速達などが該当します。こちらは365日休みなく配達されます。日曜日でも配達されるので本当に急ぎのものであれば普段もこちらを利用したほうがいいですね。
対して普通扱いのものは土日に配達されません。例えば、金曜日にネットショップが月曜以降でなければ届かない、ということが起こるのはこのためですね。
ただし、元旦は例外です。年賀状はもちろんですが普通扱いの郵便物も配達されます。
大晦日に集荷されたものは早ければ元旦には発送されるということですね。迅速な対応に郵便スタッフの皆様には頭が下がる思いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大晦日にポストに投函することを心配していた方もいらっしゃるかと思いますが、年末年始だからといって特に注意する必要はなさそうです。
年中無休でインフラを支えてくれている郵便スタッフの方たちには本当に感謝ですね。年賀状のように季節特有の文化もこうした仕事人たちのがんばりがあってのものです。配達員の方から直接年賀状を受け取る機会があれば「ありがとう」と言ってあげたくなりました。
新しい年の始まりは気持ちよく迎えたいのは読者の皆様も同じだと思います。年内に片づけてしまいたい郵便物は今年のうちに出してしまいましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございます。良いお年を!