タルト生地を空焼する時に使う重石、なぜ必要か考えたことありますか?
「とりあえずレシピに書いてある」「持ってないからなくてもいいか!」なんて思っていませんか?
タルトの「重石」、実はタルト生地をきれいに焼くためにとっても重要なアイテムなんです。
でもないからってわざわざそんな高いもの買わなくて大丈夫!100均で手軽に代用品は見つかるので安心してください!
今から私が「重石はなぜ必要か」を教えると共に、重石の代用になる100均商品の使い方をご紹介するのでぜひ参考にされてみてください。
タルト生地を焼くのに「重石」がなぜ必要なのか
まず、タルト生地を焼く際の失敗例として「タルトの底が浮く・焼き縮み」というのがあるのですが、これ全部「重石」で解決します。
重石を敷き詰めて焼くことで焼成時に底が浮き上がらず、焼き上がりもまだらにならずきれいに焼き上がります。
また重石があることで側面の生地がだれたまま焼けて焼き縮み、なんて言う失敗も防ぐことができます。
1タルトの重石の代用品とは?
手ごろに購入できる100円均一商品の中から、タルトの重石に使えそうなものをいくつかご紹介します!
メリット・デメリットありますのでそれらを踏まえてご覧ください。
ビー玉・おはじき
重石になりそうですよね。
ビー玉やおはじきはガラスでできているのでタルトを焼くくらいの温度ではまず溶けたりはないでしょう。
ただ、もしかしたら割れてしまう可能性も0ではないので、もしこれらを使って焼く際はタルトとビー玉・おはじきの間に、しっかりとクッキングペーパーを敷くことをおすすめします。
お皿
必ずオーブン加熱OKの耐熱皿を使ってください。
グラタン皿ならまず間違いなとおもいます。
お皿だと底の浮きなどは問題ないのですが、少しお皿の形がタルト生地についてしまうことが難点になります。
ネジ
ネジも重石の代用になります。
焼き上がり後はかなり熱くなることが予想されるので、絶対に直接触ったりしないようにお気をつけください。
水槽の石・鉢底石
100均商品の代用品の中では一番いいのではないかと思います。
かなり本来の重石に近い働きをするのではないでしょうか!
使う前はしっかりと洗って、タルトにはクッキングペーパーを敷いてから敷き詰めてください。
アルミホイル
アルミホイルを使う…というのも少し聞いたのですが、何枚も重ねたり、丸めたりなどして使うようなのですが、タルト生地の型崩れ防止にはなるかもしれませんが、重さがあまりまいので重石の代わりにはなりそうにないですね。
おすすめの100均代用品の使い方
基本的には本来のタルトの重石と使い方は変わりません。
ただ、食品専用として売られていない商品なので、しっかりと洗浄した後お使いください。
そして水分をふき取り、タルトと重石代用品の間にはクッキングペーパーか、型よりも一回り小さいグラシン紙カップなどを敷いてから重石を敷き詰めてください。
もし代用品が破損した際、タルトに被害がかからないようにするだけではなく、重石の跡がタルトについてしまうのを防ぐ役割もあります。
タルトの石の代用となるものは?【まとめ】
100均商品を使った使い方、重石はなぜ必要なのかがお分かりいただけたでしょうか?
重石だけにこだわらず、一緒にピケ(ピケローラーなどを使って均一に穴をあける作業)もお忘れなく行ってくださいね、ピケローラーもなければご自宅にあるフォークで全然代用できますのでぜひ試してみてください。ピケと重石はセットでお願いします。
タルト作りは沢山工程があって色々と大変ですが、小さな作業もなぜ必要なのかを考えながら作ってみてくださいね。
重石はタルトをきれいに焼くために欠かせない物です。重石がなくても色々代用品での使い方が見つかるのでどんどん挑戦してみてください!