スイートポテトは家庭で手作りしやすい人気のお菓子です。しかし、実は、レシピ通りに作っても失敗しやすいお菓子でもあるのです!
「レシピ通りに作ったのにどうして失敗してしまうの?」
「なんだか生地がゆるい!焼くと固まる?」
「逆にパサパサ過ぎる!何を入れたらいいの?」
そんな疑問にお答えします!
スイートポテトが失敗しやすい原因は、「サツマイモの水分量」にあります!
生地がゆるすぎる時は、そのままだと綺麗な形に焼けない場合があります。
冷やすとある程度固さが出るので、ゆるい場合は少し冷やして様子を見ましょう!
それでもダメな時は鍋で温めると良いです!
「ちゃんと固まるの?」と不安になってしまいますが、ゆるい生地もパサパサの生地もリカバリー出来ますので諦めないで!
スイートポテトが失敗しやすい一因はサツマイモの水分にあり!
「生地がゆるすぎる!これちゃんと固まる?」
「パサパサ過ぎて食感が悪そう……」
そんな失敗の多くは、サツマイモに含まれる水分の量に原因があります。
サツマイモは品種や収穫してからの時間、保存状態によって、含まれている水分量がバラバラなのです!
これによって、同じ300gのサツマイモを使っても生地がゆるくなってしまったり、逆にパサパサになってしまったりといった失敗がおきがち。
レシピが間違っているわけでも、あなたが失敗してしまったわけでもないので、落ち込まないで!
サツマイモというものを使う以上、仕方ないことなのです。
生地がゆるい時のリカバリー方法!
生地がゆるいと「こんなにゆるくても焼くと固まる?」と不安になりますよね。
「レシピ通りにやったから焼けば大丈夫でしょ!」とそのまま焼こうとしてしまうと、綺麗に成型出来なかったり、形が崩れてしまうことも……
そこで、ゆるさ別にリカバリー方法をご紹介します!
スイートポテトは冷やすと固まるの?
「気持ちゆるいかな?」「もう少し固い方が成型しやすいかな?」くらいの時は、何もしなくて大丈夫!そのまま少し生地を冷ましましょう!
スイートポテトの生地は温かい内は柔らかく感じますが、冷やすと固くなります。「ちょっとゆるいな~」くらいの時は、何か加えたりせず、そのまま冷やすだけで丁度良い固さになります。
それでもゆるかった時は、下記の方法でリカバリー出来ますので、まずは一旦冷ましてみましょう!
かなりゆるい!冷やしてもダメだった時
生地がゆるすぎてとろとろの時や、冷やしてみてもやっぱりゆるかった時は、生地を加熱して水分を飛ばしましょう!
鍋に生地を入れて、掻き混ぜながら弱火で加熱します。砂糖が入っている生地は焦げやすいので注意!鍋で温めるのが不安な時は、電子レンジで少しずつ温めるのもOKです。
加熱して焦がしてしまうのが怖い時は、薄力粉や片栗粉を足すという手もあります。
入れすぎないように様子を見ながら、薄力粉をふるい入れます。ダマになってしまうと大変なので必ずザルやふるい器でふるって入れてくださいね。
少し入れて、都度混ぜて丁度良い固さになったら後はレシピ通りに成型して焼きましょう。
生地がパサパサになってしまった時のリカバリー方法!
生地がパサパサになる原因はサツマイモの水分の他に、うらごしをしていないことも上げられます。
サツマイモの繊維質が残り過ぎていると、材料に問題が無くてもパサパサした質感になりやすいです。
うらごし済み、繊維質を残したいからうらごししない場合は、生クリームを加えましょう!生クリームが無い場合は少量の牛乳や、バターで代用できます。
生クリームはサツマイモ300gに対して大さじ1ずつ入れて、その都度掻き混ぜて様子を見ましょう。
スイートポテトは冷やすと固まる?【まとめ】
スイートポテトは実は簡単に見えて失敗しやすいお菓子です!その原因の多くはサツマイモに含まれる水分量にあります。
サツマイモはその中に含まれている水分量がバラバラなので、レシピ通りに作っても水分量の違いでゆるくなったりパサパサになったりしてしまうのです。
「ちゃんと固まるの?」と不安になってしまいますが、ゆるくてもパサパサでもリカバリーできますので大丈夫!
生地がゆるい時は、少し冷やすのがオススメ!冷やすことで生地が固くなるので、何も加えなくても丁度良い固さになります。それでもゆるい時は加熱して水分を飛ばしましょう!
温める際は生地を焦がしてしまわないように注意!電子レンジで温めるのも効果的です。
それでもダメなら薄力粉や片栗粉を入れて調整しましょう!
生地がパサパサになってしまった時は、うらごしをして繊維質を取り除くとしっとりまとまります。繊維質を残したい場合や、うらごしが面倒な時は、生クリームを加えると柔らかくなりますよ!