ガトーショコラといえばチョコケーキの中でも人気で、簡単に美味しく作れることで評判のケーキです。
ですが、いざガトーショコラを作ってみようとしても
「ガトーショコラの中身がトロトロの状態・・・」
「中身がなかなか固まらない」
となった経験はありませんでしょうか。
ガトーショコラを作る際によくある失敗例ですよね。
私自身もガトーショコラを初めて作る際、同じような失敗をしました。
今回は、ガトーショコラの中身がトロトロになってしまっても大丈夫なように対策方法と、失敗してしまう原因を解説させていただきます。
是非ガトーショコラ作りをする際に参考にしてください。
ガトーショコラの中身がトロトロで固まらない原因とは
ガトーショコラの中身がトロトロの状態で固まっていない場合はもちろん失敗しています。
なぜこのような状態になってしまうのでしょうか。
主に下記の原因が考えられます。
・オーブンの温度が高すぎて表面だけ先に焼き上がる
・焼き時間が短い
これはケーキのほとんどに言えることですが、生地に熱が伝わる順番は外から中心にかけて伝わります。
例えば、オーブンの余熱をしていないと、生地に伝わる熱がまばらになり中心だけトロトロの状態になります。
他にもオーブンの温度が高すぎる場合も表面だけ先に焼き上がったり、焼けたと思って出して観ても中身が焼けるのは最後なので、まだはやっかりというようなことが主な原因です。
つまり、焼きムラができてしまっている状態なのです。
オーブンの温度設定や、焼き時間には十分注意して焼いてみてください。
中身が固まっていないか見分ける方法
原因がわかったとしても見分ける方法が分からないとどうしようもありませんよね。
どのようにガトーショコラの中身を見分けるのか解説していきたいと思います。
ガトーショコラの生地を見るときのポイントは、ツヤがあるかどうかです。
特に中心部分の生地をよく観察してください。
中心部分にツヤ感が残っているとまだ固まっていない証拠です。
もしくわ軽く揺らしてみといいでしょう。
柔らかそうな雰囲気が残っているとまだまだトロトロで固まっていない状態です。
ある程度固まってそうに見えてきたら、竹串を刺してみるのもいいでしょう。
竹串をさして抜く際にトロトロした生地がついてこなければ中心部分も熱が通っている証拠です。
因みに、竹串で刺しちゃってもそこまで目立たないので気しないでさして構いません。
デコレーションしたりで簡単に隠すことができます。
対策方法
「ガトーショコラを完成させてしまった状態でトロトロに気づいてしまった」
なんてこともありますよね。もう手遅れなんじゃないかと心配になります。
もし、トロトロの状態で出来上がってしまった場合の対策方法を解説していこうと思います。
上記で説明したように、熱が中心まで伝わっていないことが中身がトロトロになる原因です。
なので、再度加熱をしてあげるといいでしょう。
もしくは、電子レンジで追加加熱してあげるのもいいです。
もしくは、冷蔵庫で1日寝かせるという方法もあります。
ガトーショコラもチョコレートですので1日冷蔵庫に冷やすと中身が固まります。
もし、ガトーショコラの中身がトロトロになってしまった場合はこれらの方法を試してください。
ガトーショコラの中身がトロトロの原因と対策【まとめ】
ガトーショコラの中身がトロトロで固まらない原因は
・オーブンの余熱をしていない
・オーブンの温度が高すぎて表面だけ先に焼き上がる
・焼き時間が短い
主にこの3点が原因となります。
この3点を意識してオーブンの設定をしないと焼きムラがでて中心まで熱が通りません。
そのため、中心だけトロトロになります。
ガトーショコラの中身を見分けるためには
・生地にツヤ感が残っていないか
・揺らしたときに柔らかくないか
・竹串で刺して生地の中身を確認
という方法があります。これらの方法を試してしっかり状態管理をしましょう。
もし、失敗して中身がトロトロになってしまった場合は
・電子レンジ、オーブンで追加加熱
・冷蔵庫で1日寝かせる
という方法がおすすめです。
ガトーショコラも中身はチョコレートですので、冷やせば固まります。
今回解説した内容を参考に美味しいガトーショコラ作りにチャレンジしてみてください。