ガトーショコラを作る時、必ずと言っていいほどレシピに書いてある「バター」。
「ガトーショコラってバターなしでも作れるの?」
「バターなしとありの違いは?やっぱり入れた方がいい?」
「バターなしでも失敗しないの?」
そんな方のために、ガトーショコラのバターについて解説します。
結論から言うと、ガトーショコラはバターなしでも作れます!
しかしガトーショコラ特有のどっしり感は少し物足りないかもしれません。
バターなしで作って失敗するのが怖い時は、まずはバター少なめからチャレンジしてみるのがオススメ!チョコレートや生クリームをたっぷり使えば食感や風味の変化も少ないです。
ガトーショコラはバターなしでも作れるの?
ガトーショコラはバターなしでも作れます!
バターなしで作る場合は、普通のレシピにあるチョコレートとバターを溶かす工程でバターを入れずにチョコレートだけを溶かします。
型にバターを塗る工程も、クッキングシートを使えばバターなしで出来ます。
丸型にクッキングシートを敷くのは少し難しいですが、型に薄くサラダ油を塗ってから貼り付けるようにすると、綺麗にクッキングシートを敷くことが出来ますよ!
ガトーショコラのバターありとバターなしの違いは?
バターありとバターなしの違いは、どっしり感と風味です!
バターの主成分は乳脂肪分です。
この乳脂肪分が生地に混ざり合い、冷やされて固まることでどっしり、しっとりした食感になるのです。
また、バターは特有の風味があり、クッキーやサブレなどバターの味や香りが大切なお菓子は少なくありません。
そういった食感や風味の違いを重視する場合は、バターなしでは少し物足りない仕上がりになるかもしれません。
反対にあっさりした仕上がりが好みの場合は、バターなしの方が脂っぽさが少なくて食べやすいです。
やっぱりバターは入れた方がいい?
食感や風味を重視するならば、入れた方がいいです!
少しでもカロリーを減らしたい、食感や風味が変わっても大丈夫、乳製品にアレルギーがある、という場合は無理に入れる必要はありません。
バターなしでも美味しく作れるレシピがたくさんありますから、そちらを活用しましょう。
しっとり感をアップさせたい時はチョコレートや生クリームを増やして、風味をプラスしたい時はナッツなどを入れて補えば、バターなしでも美味しいガトーショコラが出来ますよ!
失敗が怖い時はバター少なめからチャレンジ!
一応入れた方がいい?無くても失敗しない?と不安な時は、まずはバターの量を少なめにして作ってみるのはどうでしょうか。
バターを少なめにして、その分チョコレートを多めに入れれば、食感や風味の違いも少ないですから、ガトーショコラらしさを損ないにくいです。
生クリームも生地をしっとりさせる働きがありますから、生クリームを少し多めに入れるのも良いですね。
ガトーショコラとは本来「チョコレートを使った焼き菓子」という広い意味ですから、レシピを変えたらダメ?絶対バターを入れた方がいい?と気負わずに、気楽にアレンジして大丈夫!
せっかく手作りするのですから、好きなように作るのが一番です。
試行錯誤する内に自分の一番好きなレシピが出来たら素敵ですね。
レシピを変えても失敗しにくくする為に、以下のポイントに注意してください。
「湯煎の温度が高くなりすぎないようにすること」
「卵をしっかり室温に戻すこと」
「綺麗な器具を使うこと」
「工程を確認して手際よく作業すること」
温度管理はお菓子の基本です。
温度が高すぎてチョコレートや卵が固まってしまうと失敗の原因になります。
また、卵が冷たいとチョコレートが早く固まってしまうので室温に戻しておきましょう。
器具に油や水がついたまま使用すると分離したりメレンゲが綺麗に出来なくなります。
綺麗にメレンゲが出来ても余熱や他の作業で放置してしまうとボソボソになってしまうので、放置する時間が少なめになるように作業工程を把握しておきましょう。
ガトーショコラはバターなしでも作れる?【まとめ】
ガトーショコラはバターなしでも作れます!
違いは食感と風味!
バターはガトーショコラをしっとり、どっしりした食感にして、良い風味を加えます。
入れた方がいい?入れなくてもいい?と迷っているのならば、何を重視するかで決めましょう。
風味や食感を重視するのならば入れた方がいいです。そうでなければ入れなくても大丈夫。
バターなしで作って失敗するのが怖い時は、バター少なめからチャレンジしてみましょう!
せっかく手作りするのですから、好きなようにアレンジして大丈夫。
お気に入りのレシピが出来たら、あなただけの自慢のお菓子になりますよ