ずっしりと重みのある濃厚チョコレートケーキ、ブラウニー。
ナイフやフォークがいらず、そのまま口に運んで食べてしまえるカジュアルさがあり、
ここ最近でも、ニューヨークからブラウニー専門店が日本に上陸するなど、今もなお注目のスイーツです。
主な材料は、比較的すぐに手に入る、チョコレート・バター・卵・砂糖・小麦粉になります。
ただ、「バター」はマーガリンに比べて価格が高く、お菓子作りのようにバターを多く使用する際、購入を控えてしまう材料です。
ブラウニーを作りたいのに作れない、、、むしろお店で買った方が安い。。。
そんなお悩みをお持ちの方にぜひ知っていただきたいことがあります。
それは、バターはおうちにある材料で代用が可能、ということです。
ここでご紹介する材料とは、マーガリン、サラダ油、オリーブオイルです。
バターは常備していなくても、これらの材料があればブラウニーが作れます。
それでは、下記3つの項目に沿ってお話します。
・バターを代用する際の風味の違い
・バターを代用したブラウニーの作り方
・ワンランク上のブラウニーへ
ブラウニーでバターを代用する際の風味の違い
バターが勝る点は「コク」です。
たっぷりバターの入ったブラウニーはコクがあり舌にバターの風味が広がります。
それでは、マーガリン、サラダ油、オリーブオイルをそれぞれ代用した場合、気になる味や食感はどうなのでしょうか。
マーガリン
バターに最も近いコクが出せます。
焼き上がりにバターの香りはでませんが、バター風味と記載のあるマーガリンや、バターが少し入っているマーガリンを使用すると、よりバターに近づけられます。
食感はバターより少し軽めに仕上がります。
代用する際、バターと同じ量を使用します。
サラダ油
バターのコクや香りは出ませんが、バターの濃厚さが重たく感じる人はサラダ油がおすすめです。
焼き上がりは食感が軽めに仕上がり、あっさりとした仕上がりになります。
代用する際、バターと同じ量で問題ありませんが、気持ち少なめにすると食感が軽くなります。
オリーブオイル
サラダ油と同様にあっさりとした仕上がりになります。
また、サラダ油に比べてフルーティーな香りが加わります。
このオリーブオイルの独特な香りが苦手な人は、半量をサラダ油に置き換えるとクセのある香りは和らぎます。
代用する際、バターと同じ量で問題ありませんが、気持ち少なめにすると食感が軽くなります。
それぞれの特徴を記載しましたが、バターのコクに近づけたい場合「マーガリン」、あっさり味に仕上げたい場合は「サラダ油」、さらにフルーティーな味に仕上げたい場合は「オリーブオイル」、という風に使い分けてみてはいかがでしょうか。
バターを代用したブラウニーの作り方
バターを代用した際に使用する量は同じと記載しましたが、作り方も通常のブラウニーと同じです。
ブラウニーは、材料を混ぜて焼くだけなので、手順が分かれば簡単に作ることができます。
材料と作り方を確認していきましょう。
材料(18cmスクエア型)
・板チョコ…2枚(ブラックorミルク味)
・バター代用:マーガリン(orサラダ油、オリーブオイル)…70g
※バターと同じ量OK。サラダ油、オリーブオイルは様子を見て少なめにしてもよい。
・卵…2つ
・グラニュー糖(上白糖でも可)…70g
・薄力粉…70g
作り方
②チョコレートが溶けてツヤが出るまでよく混ぜる
③ボウルの中に卵を割り入れよく混ぜる
④さらに砂糖を加えてよく混ぜる
⑤ふるった薄力粉を加えて、ヘラでサックリと切るように混ぜる
※混ぜすぎないように注意。粉が多少残るぐらいでOK
⑥型へ流しいれ、表面をならしたら、180度に予熱したオーブンで20~30分焼く
⑦爪楊枝などを刺して生地がついてこなければOK。
粗熱を取り、型から外したらお好きなサイズにカットして完成。
焼き上がりは表面がサクッと軽い口当たりになりますが、冷ますとしっとりして食べごたえあるケーキになります。
ワンランク上のブラウニーへ
そのままでも美味しいブラウニーですが、追加トッピングでオリジナリティーあるブラウニーを作ってみませんか。
おすすめのトッピングを下記に記載しました。混ぜるタイミングは作り方⑤で薄力粉を加えて混ぜる工程で入れてください。
※型へ流しいれてから上にトッピングして焼いても美味しいです。
甘いものが大好きな方へ
・ピーナッツバター
・マシュマロ
甘いものを取りつつヘルシーに
・グラノーラ
・ナッツ
少し大人な味
・ラム酒
・インスタントコーヒー(粉)
・紅茶(香りがよい茶葉)
ブラウニー作りでバターは代用可能?【まとめ】
いかがでしたか。
今回はブラウニーのバターの代用品について解説しました!
ブラウニーはチョコレートケーキより日持ちがして、常温でも溶けにくく、綺麗にラッピングすれば素敵なプレゼントにもなります。
バターを買い控えしていた方は、ぜひこの機会にブラウニーを作ってみてはいかがでしょうか。