バレンタインといえばチョコレート!デパートの限定スイーツなど、並ばないと買えないようなものもありますよね。義理チョコや友チョコに加えて、自分用チョコを買う人も少なくありません。
しかし、大事なのは美味しいスイーツだけではありません。
恋する女性たちにとっては、意中の人に想いを伝えるビッグチャンスでもあります。
そう! 告白です!!
KOKUHAKU
告白を考えている方にとっては悩みが尽きない季節でもありますね。相手にどう受け取って貰えるか心配、嫌な顔されないか不安、という方もいるかもしれません。
そこで今回はバレンタインに告白された男性の気持ちを解説していきます。
筆者(男性)の経験や主観的な意見が多くなっておりますが、こういった考えもあるのかと参考にしていただければと思います。
バレンタインにチョコレートを貰った男たちの気持ちは?
義理であれ、本命であれ、チョコレートは貰って嬉しいものです。チョコレートが苦手という男性もある程度はおりますが、そうした方でも「プレゼントを貰える」こと自体は嬉しいはずです。
バレンタインの日には女性の「告白しよっかなぁー」の気持ちが強まります。
また男性の方も「告白されるかも」の気持ちが強まります。
それはバレンタインプレゼントにはクリスマスや誕生日とは違った文化的背景があるからなのです!(以下、持論を展開)
学生は特にそうなのですが、男子という生物は2月14日以前にバレンタインの話をしません。
頭の中では強烈にバレンタインを意識しているくせに、平凡な日常に退屈している振りをしています。
そして、バレンタイン当日が過ぎ、2月15日になるとバレンタインの話題が解禁されます。
「いくつ貰った?」
「告られた」
「彼女できたわw」
このように仲の良いグループでの報告会が開かれることが一般的です。
新しく彼女ができた男子には祝福の言葉や罵詈雑言が贈られます。
告白された男子は「返事はどうしたのか」「(保留した場合は)なんて答えるのか」というような質問攻めに遭います。告白はされなかったもののチョコを獲得した男子は、その数を競います。
(※家族から貰ったものは計測の対象外となるのが一般的です。そして、虚偽の申告は禁忌とされています)
計測後、受け取ったプレゼントの中に気合の入ったものが混じっている場合「これは本命ではないか?」という審議が行われます。
残念ながらチョコを貰うことができなかった男子は多くを語りません。彼らは一足早く平凡な日常へ戻っていきます。
リア充の男子は、その様子を見て笑っているか、窓の外を眺めているか、スマホを弄っています。
このように男子たちは「ゼロではなく1!」「貰えるのであればひとつでも多く!」「義理よりも本命!」という具合に、高みを目指すチャレンジ精神を持っています。
こうした文化的背景からチョコレートを貰うということはひとつのステータスとなっています。社会人になっても、年齢を重ねても嬉しいことに変わりはありません。
もちろん「ホワイトデーのお返しが面倒」などと不遜なことを言う輩もいますが、もし1つも貰えなかったらきっと寂しがります。ですから、あげなくてもいいです。
告白された男性の気持ち
さて、世の男性たちは「バレンタインプレゼントを貰うと嬉しい」という前提で話を進めます。
プレゼントを貰うだけであれば男女共に気楽ですね。しかし、告白の場面ではどうなるのでしょうか。
基本的に好意を抱かれて悪い気はしないはずです。気になっていた女性からの告白は信じられないくらい嬉しいでしょう。
それまで意識してなかった女性からの告白だとしても、気持ちを伝えられた途端に相手が可愛く見えてきます。特定の相手を意識してない男性は無防備です。すぐに返事は出来なくても、告白をきっかけに恋愛スイッチが入ることもありえます。
しかし、場合によっては困ってしまうケースもいくつか存在します。
バレンタインにあまり知らない人に告白された時の男性の気持ち
例えば、ほとんど話したことがないクラスメイトや、普段仕事でかかわることのない同僚などです。
名前はわかる、あるいは顔は見たことがある、でもほとんど話したことがない、相手の人柄がわからないという方に告白されても、返答に困ってしまいます。
チョコレートのプレゼントだけであれば、今後話すきっかけにもなるかもしれませんが、「好きです」とか「付き合ってください」となると良い返事は難しいですね。
告白の前にもっと互いのことを知る機会を作るほうがベターです。
バレンタインに告白されたが相手が本気なのかわからない
ある程度面識があっても真剣味が伝わらなければ、想いを受け取ってもらえないかもしれません。
冗談にように聞こえる告白や、曖昧な言葉を並べ立てても、相手に伝わらないどころか不快に思われてしまうかもしれません。
勇気を出して素直に伝えることで男性の心を掴むこともあります。
女性が告白したのは付き合いたいわけではなく、気持ちを伝えたいだけの場合
「付き合いたい」といった明確な関係の変化を望むのではなく「好きだった」とか「付き合ってもらえないのはわかっているけど、伝えたかった」というようなパターンです。
気持ちを伝えることで区切りをつけるのは悪いことではないと思います。そうすることによって、新しく見えてくる景色もあるからです。ただし、こういった状態は自分本位な状態であると認識しておくといいです。
下記は筆者の知人が実際に経験した話です。
そんなA君のことを、ある女の子(Bさん)は好きになりました。BさんはA君に彼女がいることを知っていました。
バレンタインにBさんは気持ちを伝えてチョコを渡しました。
告白された後、A君は筆者に電話をかけてきました。Bさんとは共通の知人だったからです。筆者はまさか告白するとは思っていなかったので驚きました。
A君曰く「非常に困った」とのことでした。
手元にはチョコが残ります。
「食べづらい」とA君。なるほど、確かにそうかもしれません。
果たしてA君が食べたチョコレートはどんな味がしたのでしょうか。
どちらが悪いということではないですが、こういった事例があったので紹介させていただきました。
バレンタインに告白された男の気持ち【まとめ】
筆者の視点から男性心理を説明してみましたがいかがでしたでしょうか。
チョコレートを渡すだけであればみんな喜んでくれるはずなので、あまり心配しなくても大丈夫です。
しかし、告白となると様子は変わりますね。
誠実な男性であれば、きちんと気持ちを汲んだ上で返答も真剣に考えてくれるでしょう。それだけに、告白するというのであれば、できるだけ成功率を高めてから望むほうが良いです。
孫氏の言葉に「兵は詭道なり」というものがあります。
相手の思いつかないことをする、奇襲を仕掛けるといったことは戦術の1つですが、恋の駆け引きでは裏目に出ることもあります。
告白を成功させるためには事前の積み重ねが大事です。まずは相手のことを知り、そして貴女のことも知っていただきましょう。
その上で、きちんと自分の気持ちを伝えると良いです。うまく言えるか心配という方は手紙にしたためてチョコと一緒に渡すのもおすすめです。手紙はあまり相手と接する機会が得られなかったという方でも、想いを伝えられる方法なので良いですよ!
皆様にとって、バレンタインが素敵な日となることよう祈っています!