スイーツ好きなら誰もがワクワクするバレンタイン。
義理チョコ・友チョコ・本命チョコ…バレンタインチョコに込める思いは人それぞれですが、どんなチョコでもせっかく渡すなら美味しく渡したいですよね。
チョコを人に渡す前に味が落ちてしまうなんてもったいない!
チョコレートの保管には、「高温多湿・直射日光を避ける」という大原則があります。
でもそれって何℃くらい?常温・冷蔵・冷凍どれがいいの?
ここからは、バレンタインチョコの適切な保管方法について、具体的にご紹介したいと思います!
バレンタインチョコの保管方法はどんな場所が良いの?
チョコレートは一般的に、高温多湿と直射日光をさけて保管することが推奨されています。
スーパーやコンビニで売られているチョコレート菓子のパッケージを見ても、同様の注意文が書かれていることが多いようです。
もっと具体的にいうと、チョコは10〜20℃の環境で保存するのが良いと言われています。
つまり、バレンタインの時期である2月であれば、わざわざ冷蔵庫などに入れなくてもチョコが変形・変質することはありません。
ただし、暖房機器などを使っていて室温が高くなっている場合や、雨や雪の影響で湿度が上がっている場合には、常温のまま保管していると味が落ちてしまうことがあります。
バレンタインチョコの保管方法のおすすめ
一般的なチョコレートは、15℃前後の場所で保存するのが最適です。
室温が高くて溶けてしまう恐れがあるからと冷蔵庫に入れると冷やし過ぎになってしまいます。
家庭用冷蔵庫の温度は0〜6℃のことが多いからです。
そこで筆者がおすすめする保管場所は2つあります。まずは野菜室。
これは想像できた方も多いのではないでしょうか。
野菜室内の温度は3〜9℃と、適温ではないものの冷蔵庫よりは高いので、部屋が暑くてどうしても溶けることが心配な方や、手作りチョコを急いで固めたい方は、野菜室に入れるのがおすすめです。
次に、少し驚かれてしまうかもしれませんが、玄関や廊下での保管がおすすめなんです。
バレンタインチョコを準備するのは2月頃。
寒いので、部屋中を暖房器具で暖めてしまう方も少なくありません。
一方、玄関や廊下はどうでしょうか?玄関や廊下には強い暖房はかかっていませんよね。
冷蔵庫ほど寒くなく、居住スペースより暑くない。玄関や廊下はバレンタインチョコの保存に向いているんです。
(ただし、ホコリや家族のつまみ食いには注意が必要です!)
種類で変わる!?バレンタインチョコの保管方法
ここまでは、チョコレート全般の保管についてご紹介しました。
しかしチョコレートには色々な種類がありますよね。その保管方法も、種類によって変えた方が良いのです。
中にフィリングが入っているチョコ(ボンボン、プラリネなど)
中にキャラメルやナッツなどの柔らかいペーストが入っているチョコは、多くの季節で室温での保管には向いていません。
冬でも、暖房機器の使用で部屋が暖まっている場合は室温保管はNGです。
15℃以下を目安に、冷蔵庫での保管をおすすめします。
生クリームを使用したチョコ
生クリームを使用した、生チョコやガナッシュチョコなどのチョコレートは、さらに温度に気を配る必要があります。
10℃以下を目安に、冷蔵庫での保管が必要です。
ただし、冷やしすぎてしまうとクリームの成分が固まってしまい風味を損ねてしまうので、冷凍庫での保管はNGです!
バレンタインチョコのNG保管方法
まず冷凍庫での保管は絶対にNG!チョコレートを冷凍庫に入れてしまうと、チョコレートの中の油分が分離してしまい、食感や風味を損ねてしまうためです。
また、暖房機器を使った部屋で室温保管するのも、チョコレートが溶けたり油分が分離したりする原因になりますので、要注意です。
また、油分と水は分離する性質を持っているので、手作りのチョコレートを保存する場合には、水分に触れてしまわないよう注意が必要です。
バレンタインチョコの保管方法!【まとめ】
チョコレートの保管には様々な注意事項がありますが、どれも「高温多湿と直射日光を避け、涼しい場所で」という大原則さえ守っていれば大丈夫です!
せっかく気持ちを込めて準備したバレンタインチョコが、渡す前に美味しく無くなってしまったら残念ですよね。
保管場所に気をつけて、美味しくバレンタインチョコを渡せるといいですね!
みなさんが素敵なバレンタインを過ごせますように!