夏休みの宿題の中に星の観察があります。
しかし、星の名前や星座なんてさっぱりわからないという人も少なくないでしょう。
星の観察なんて出来ないと感じてしまうのも無理はありません。
そこで、この記事では初めて星の観察をするという方でもわかるように、準備の方法や書き方についてまとめました。役立つアプリについても触れています。
参考になれば嬉しく思います!
夏休みの宿題の星の観察とは何をすればいいのか
そもそも、星の観察といっても、何をすればいいのかわかりませんよね。
実は星の観察にも様々なテーマがあります。
夏休みの宿題で取り上げられる代表的なものに、以下のようなテーマが挙げられます。
- 1日の星の動きを調べる
- 日を変えた時の星の見え方の違い
- 観る場所によって変わる星の見え方の違い
- 星の明るさの違い
1日の星の動きを調べる研究は、一晩かけて星を観察することになるため、大変ですが宿題も1日で終わります。
日を変えた時の星の見え方の違いは、天候の影響を受けますが、毎日少しずつ観察を続けて宿題を完成させます。
観る場所によって変わる星の見え方は、夏休みの旅行などを利用に合わせて観察すると、面白い研究となるでしょう。
星の明るさの違いは上記の研究と組み合わせて行うことができます。気になる星があれば、名前や明るさなどを調べるうちに、神話や宇宙といったスケールの大きな研究テーマの一旦に触れることになるかもしれません。
夏休みの宿題「星の観察」に必要な道具
星の観察にはいくつかの道具が必要になります。
手軽に手に入るものばかりなので、揃えておきましょう。
星座早見表
基本となる道具です。星座を見つける手助けになります。
方位磁石
同じく星座を見つける助けになります。
時計
星の見え方や位置を記録する時には、必ず時間を確認する必要があります。
記録用方眼紙
星の記録にはマス目のある紙を使います。もっともポピュラーなのが方眼紙です。
シール
星の位置や明るさを記録するために使います。
カラーペンよりも手軽に記録できるため、シールはよく使われます。
色やサイズの種類をいくつか用意しておくと良いでしょう。
懐中電灯・ヘッドライト
野外で記録する際に必要です。
筆記具
当たり前ですが、記録するにはペンが必要です。結構忘れがちです。
防寒具
夏とはいえ、夜は寒くなることがあります。
体調を崩さないように羽織るものを1枚用意しておきましょう。
レジャーシート
野外で長時間観察するのであれば必要です。
夏休みの宿題 – 星の観察の書き方
観察する星や、観察する立ち位置が決まったら、目安になる木などを方眼紙に簡単に描きます。
方眼紙のマス目は縦方向は9等分して使います。
星を観察する時は、真正面(0度)から真上(90度)の範囲を記録します。
拳1つで10度を測ることができるので、星の位置は測定して方眼紙に書き込んで行きます。
観察する位置がズレてしまわないように気をつけましょう。
星の観察のまとめ方
1.テーマ
例:夏の第三角形のの1日の動き方
2.テーマを決めた理由
例:七夕に関係があると知って興味を持った
3.調べ方
具体的に使った道具や、観察した日時、場所などをまとめるといいでしょう。
4.調べた結果
星の動きや明るさについて判明した事実をまとめましょう。
観察中に感じたこと・疑問に思ったことを交えて書くと良い研究になります。
5.結果を元にさらに調べたこと、わかったこと
観察中に感じた疑問があればそれについて調べてみましょう。
観察した星に関する占い・神話・伝承・星の歴史などについて調べてみるのも良いでしょう。
6.感想
準備から観察のまとめまでを振り返って感想を書きましょう。
星の観察に役立つアプリ
星の観察に関するアプリは多くあります。
無料で使えるものがたくさんあるので使ってみると良いでしょう。
特に星座表のアプリは便利です。
また、方位磁石の代わりとなるコンパスアプリや、懐中電灯アプリはスマホに初めから搭載されているものを使っても十分に役立つでしょう。
終わりに 夏休みの宿題【星の観察】の準備方法や書き方、役立つアプリ攻略!
以上、星の観察に関する情報をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
馴染みがない人からすると、星の観察は難しい研究に感じられるかもしれません。
しかし、実際はわずかな道具があれば誰でもできるものです。
まずは星座表を手を取り、夜空を見上げて、気になった星について調べることから初めてみてはいかがでしょうか。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです!