福豆が売ってない?節分以外での購入方法や手作り方法を解説!

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福豆をご存じですか?節分豆とも言われますが、節分の日に使う煎り大豆のことです。

豆まきに使ったり、食べたりするあの豆ですね。地域によっては、落花生を福豆として使っていたりするようです。

煎り大豆は固くて誤嚥のリスクがあるため、高齢者施設では、甘納豆を提供したりすることもあります。

落花生や甘納豆は、節分以外でもスーパーで売っているのを見ると思いますが、煎り大豆はどうでしょうか?

筆者が意識してスーパーで煎り大豆を探してみると、以外と売っていないことに気がつきました。

数件、スーパーを巡ってみたところ、やや大きめの店で、『素焼き大豆』という名前で売っているのを発見しました。

ピーナッツやミックスナッツ、アーモンドなどは、数種類取り揃えてありましたが、煎り大豆は、1種類しかなく、危うく見過ごすところでした。

福豆(煎り大豆)は、節分の日だけのものということでしょうか?

いいえ、そのようなことはありません。

では、節分以外で楽しむためには、どこで買えばよいのでしょうか?

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目次

福豆が売ってない!の現実とは?

まず、福豆の現状について触れておきましょう。今回は、福豆を豆菓子としてお話をすすめていきます。

近年、豆菓子を食べる人の割合が減っています。これは、和菓子離れと通じるところがあります。

食の洋風化、季節行事の衰退などにより、和菓子を食べる機会が少なくなってしまいました。豆菓子も和菓子に入りますので、この時代の流れの渦中に巻き込まれています。

さらに不幸なことに、福豆は行事食の分類にも属するため、季節行事の衰退の影響を受け、節分の日にも福豆が売れない状態となっており、需要が伸び悩む原因にもなっています。

このようなことから、福豆は、たとえ節分の季節であってもスーパーから姿を消したり、あるいは入荷するにしても品数が薄いなど、ピーナッツやアーモンドのような豆菓子に埋もれて影の薄い存在になってしまっているのです。

スーパーがだめなら、ネットで買おう!

大豆は、体に良いことは知られています。良質なたんぱく質を豊富に含み、大豆イソフラボンが女性の美と健康に役立つという情報から、大豆自体の需要は減っていません。

栄養補助食品として、チョコレートに大豆を混ぜたものなども売り出されており、大豆の活躍の場は広がっています。

この健康ブームにのって、豆菓子を製造しているお店がネット販売を展開しています。

ネットであれば、スーパーを巡り歩かなくても、確実に欲しい商品が手に入りますよね。

しかも、福豆(煎り大豆)のように、行事に関連している物であっても、在庫があれば、年中購入可能です。

自分で福豆(煎り大豆)を作ろう!

ネットで購入すると、家に届くまでに数日間のタイムラグがあります。

せっかちの人は、この数日間が待てないこともあるでしょう。

待てないせっかちさんのために、必殺技があります。

それは、「自分で作る」という技です。

スーパーで煎り大豆を売っていなくても、乾燥大豆なら売っているところは多いのです。

陳列されている場所は、『乾物コーナー』です。小麦粉やお麩、昆布や小豆などの乾物と同じスペースに乾燥大豆があります。

これは、調理用として売られているので、煎ったり、煮たりして活用します。

乾燥大豆で煎り大豆を作ってみよう!

豆を水で戻す

ⅰ)豆を水で洗う。
ⅱ)豆の容量の2倍くらいの水に浸す。
ⅲ)常温の水に半日くらい浸しておく。
  (熱湯なら2~3時間)

水気を切る

指で軽く押してみて、芯が残る程度であれば大丈夫。ザルにあげて水気を切る。急ぎの    場合は、ザルにあげた豆をキッチンペーパーなどで軽く拭く。

フライパンで煎る

フライパンに豆を入れ、弱火で15~20分煎る。この時、豆を軽く転がすとよい。

豆の皮がパチンと割れてきたら、強火にする。強火で、軽く焦げ目をつける。
火を止めて、余熱で豆全体にじっくり火を通す。冷めたら完成。

自分で作った煎り大豆の味は、格別ですよ。

福豆が売ってない?【まとめ】

福豆(煎り大豆)がどこで買えるかのか、ということについてみていきました。

福豆をめぐる状況は、日本の洋風化、季節行事の衰退の影響を受け、厳しいことが分かりました。

節分の日でさえ売れ行きが減っているので、節分以外の日では、ますますスーパーでお目にかかることが難しいことも分かりました。

しかし、ネットであれば、季節を問わず、いつでも購入可能ということをご紹介しました。

そして、乾燥大豆であれば、スーパーでも手に入るため、福豆を手作りすることもおすすめしました。

ネットで豆菓子専門店の味を楽しむもよし、自宅で手作りするもよし、福豆を季節を問わず、味わっていただきたいですね。

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