2月と言えば、節分ですね。2021年は2月2日でいつもと違う節分でした。
みなさん豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりすると思います。
最近では、恵方巻きの方が主流になっているような感じも見受けられます。
そんな恵方巻きですが、食べ方のルールをきちんと知っていますか?
中には食べる時に、恵方巻きは目はつぶるルールがあるという噂もちらほら・・・。
今回は、今更聞けない恵方巻の食べ方について調べてみました。
恵方巻きに目をつぶるルールはあるの?
近年広がってきている恵方巻きですが、その初めは、江戸時代の末期に関西を中心に行っていた行事だといわれています。
その年の恵方を向いて食べ、商売繫盛や無病息災を願い事としました。
恵方巻きの具材は、七福神から七つの具材をいれるのが基本です。
神様に願い事をするときには、目をつぶりますよね。
恵方巻も目をつぶって食べた方が集中出来ると思います。あと、しきたりで有名なのが切らない事や喋らない事かと思います。
他にもルールがあるのか、もう少し調べてみました。もしかしたら個人的な願い事もかなうかも。
その他の恵方巻きのルール
恵方巻は切らずに食べる
豆まきで部屋を清めた後、太巻きを用意します。
切らずに一人一個としましょう。
最近では、ハーフサイズなど小さいものも売っています。
その年の恵方を向いて食べる
その年の恵方と言われる方角を向きます。
毎年、恵方は変わります。
事前に調べて確認をしておきましょう。
願い事を唱えながら食べる
心の中で願い事を唱えながら恵方巻きにかぶりつきます。
その時に話してはいけません。
夜に食べる
基本的には恵方巻は夜に食べます。
豆まき
豆まきでは、「鬼は外、福は内」と邪と払い、福と春を呼び込みます。
子供のころ、窓を開けて外に豆をまいたり「鬼は外、福は内」と言ったりした思い出があるのではないでしょう。
立春の前の日の前日を節分と言います。その関係で冒頭で言ったように今年は、2月2日だったのです。
季節の変わり目は、病気をしやすいため病や災害を鬼に見立てて、それらを追い払う儀式です。昔の人の無病息災などの願い事が込められているのですね。
使用する豆は、神棚にお供えした炒った大豆です。それを福豆といいます。
神棚がない家庭が多いと思いますが、ない場合は目線の高いところに白い紙などを敷いて豆を置いてもよいでしょう。
本来この福豆を撒くのですが撒く人も決まっており、それが年男なのです。
豆まきのルール
- 福豆を用意します。
- 柊の枝にイワシの頭をさしたものを玄関や門に飾ります。
- 玄関やすべての窓を開けます。
- 20時から22時に行います。
- 年男は、福豆を持って各部屋の出入口で「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまきます。このとき2回言います。
- 各部屋の豆まきが終わったら、すぐに扉をしめて福が逃げていかないようにします。
- 家族で自分の年の数の豆を食べます。年齢プラス1つでも大丈夫です。
恵方巻きは目はつぶるルールがあるの?【まとめ】
恵方巻きを食べる時に願い事をすると言うルールがある事を知りませんでした。
縁起物なのでご利益はありそうとは思っていましたが、この感じでは個人の願いもOKなのでは?
豆まきより簡単なルールの恵方巻きですが、恵方巻きを切らずに食べることや話さずに食べきるルールはなかなか難しいと毎年思っていました。
切らないで、かぶりつくと言うルールは縁を切らないと言う意味もあるのだそうです。
また、喋らないで食べると言うルールも口を開けると福が逃げてしまうからとも言われています。
福が逃げないように、縁を切らないように、願い事をかなえるためならこのルールは頑張れますね。
何事も信じる事が大事なので、この時くらいは喋らないで目をつぶって集中したいと思います。
ルールを知って、来年の節分が楽しみになりました。一本丸々一人占め出来るなんていうのもなかなか贅沢でいいですよね。