お歳暮やお中元に現金なら「のし袋」必須?ルールやマナーを攻略!

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「お歳暮やお中元に現金はないでしょう。せめてギフト券くらいじゃないの?」

はい、私も同じことを思っていました。
現金をお歳暮、お歳暮に贈るなんて聞いたこともない。

ギフト券でさえ目上の人には相当なマナー違反。
お金に困っているとみなすとして1番やってはいけないことは世間一般周知の事実。

でももらって嬉しいお歳暮第1位がギフト券というデータも。
なんという皮肉。

一般的にはタブーとされている現金。
この現金をお歳暮やお中元にする例が実はあるんです。

相手方の職種によっては現金を熨斗袋に入れてお歳暮とすることは失礼にあたらないのです。熨斗袋もなんでもいいわけじゃなくてちゃんと決まっているので注意が必要。

現金のお歳暮・お歳暮はありえない?理由を知れば納得です。

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目次

私へのお歳暮は現金 その職種とは?

私は本業以外に2歳から6歳までを対象に自宅で英語を教えています。
毎年お歳暮という形で生徒さんのお母さん達から現金をいただきます。

教室を始めた当初はお菓子や洗剤、ハムなどTHEお歳暮的な物を色々千差万別。
でも我が家は少人数家族。

洗剤などはいいのだけどありがたいけど困る物はやはり生鮮食品。
賞味期限のあるものは消化が大変な時も。

でもせっかくの気持ちなのでありがたくいただいておりました。
教材、教室の光熱費、授業に使う細々とした物はもちろん月謝から賄います。

ただ子供の語学教室というのはイベントが多い。
クリスマスにハロウィン、イースターなど。
飽きずに楽しく授業が出来るように生徒のお誕生日にはバースデーイベントを入れたり。
部屋の飾り付けや配るお菓子、プレゼントなどにお金がかかることも。

なので月謝だけでは赤字になる月ももちろんあります。

何年かのお付き合いになったお母さんの1人が私へのお歳暮は全員統一して現金にしてはどうかと提案。これは本当にありがたかった。

それ以来、毎年月謝と同じ額の現金をお歳暮としていただくように。
その現金をイベントなどに使わせていただいています。

習い事の先生へ感謝の気持ちが何より大事

習い事の先生に現金でお歳暮というのは世間では割と多いこと。
特にお茶や生け花など和系の習い事によく聞きます。

特にたくさんの生徒さんを抱えている先生。
お歳暮をお品でいただくと結構な量になる上に同じ品と重なることも。

小さな教室の私でさえ1回や2回、重なったことがあるくらい。

和系の習い事は小物やお稽古に使う物など細々としたことにお金がかかるもの。
なのでいただいた現金でそういった物を買う先生も多いんだとか。

やはり1番多いのが月謝と同じ額。
贈る方は何を買おうか迷うこともないし贈られる方も必要な物を買えるのでこれは中々いいアイデア。

中には受け取らない先生もいらっしゃるしお歳暮を贈る、贈らないも個人の自由。
お歳暮という形にはこだわらない先生仲間がいます。

彼女は生徒さん家族の旅行のお土産や家で作っている野菜やフルーツの差し入れをたまにいただくのだとか。

習い事、教室によって様々な形があるもの。
他の生徒さんやお母さん達に相談してみてもいいですね。

お歳暮やお中元は日頃の感謝の気持ち。
自分の出来る無理のない範囲でやることが1番ではないでしょうか。

お歳暮やお中元として贈るならやっぱりのし袋

お歳暮に現金を贈ることに決めてさて何に入れるか迷うところ。

普通の封筒か月謝袋か…お歳暮なんだからやはりここはのし袋か?
子供の小遣いじゃないんだからまさかティッシュに包むわけにもいかず。

お歳暮・お中元として贈るならここはやはりのし袋を使うべき。
今年1年お世話になりました、の感謝の気持ちだとわかりやすい。

その際に使う熨斗袋は祝水引のもの。

中央にお歳暮、あるいは御礼と書く。
その下に自分のフルネームを。
毛筆でお歳暮の文字より小さめに書くことがポイント。

先生の名前を書き入れる場合は向かって左側上に書きます。
あまり大げさにしたくない、ほんの気持ちだし…ということであれば白い普通の封筒を使ってもいい。

どちらにしてもせっかくのお礼の気持ち、なるべくキレイなお札を入れることを心がけたいもの。

熨斗袋に入れるのなら新札で。
新札は銀行で取り替えてくれるので利用してみてもいい。

もしくは12月に入ったら前もって新札を用意しておくことも大事。

私はいざという時のために普段から新札を数枚用意しておきます。
使いたい時が土、日の時などに重宝しますよ。

まとめ

お歳暮やお中元に現金を贈る理由はおわかりいただけましたか?

お金というとちょっとあからさますぎていやらしいイメージ。
札束にのしが巻かれている漫画ちっくな絵を想像してしまう。

でもお歳暮に贈られる現金は神聖なもの。
感謝の気持ちを贈ることは品物も現金も変わりはないはず。

私のように現金の方がありがたい場合もあるので贈る相手の事情を考慮したい。

子供、あるいは自分の習い事の先生に贈りたいと考えている方。
1人であれこれ考えずまわりの人達と相談してみることをオススメします。

お歳暮としてきっちりした形で贈るのなら是非新札と熨斗袋を。

現金もお品もやはり感謝の気持ち。
どちらも礼節を守って気持ちよく贈りたいものです。

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