「お盆とお正月は、どんな事情があっても帰省しなければ」というのは昭和を代表する価値観です。
家族関係が良くない人にとっては帰省ストレスとなっていました。
しかし新型コロナウィルスの流行を機に時代は大きく変わり、帰省しない人も増えてきました。
家族のしがらみに囚われず、お盆休みは自分のために有意義に過ごせるような風潮もできてきました。
帰省せずに旅行もしないとすれば、あなたは何をしたいですか?
部屋の片付け?ゴロ寝?お出かけ?それとも何かの勉強?
お盆に勉強する社会人とは?
勉強は学生がするもの?
勉強と聞いたら学生を思い浮かべますが、勉強は学生だけのものではありません。
社会人になっても結婚しても親になっても年老いても、いつでも勉強はできるのです。
筆者が誰かから「社会に出ても勉強するべきですか?」と質問されたら「ご自由に!」と答えます。
勉強するかどうかは自分が決めることで、自分の人生の舵をとるのは自分自身だからです。
あなたが社会人になって勉強することを自分で決めたなら、それはとても素晴らしいことではないでしょうか?
では社会人になってする勉強には、どんなものがあるでしょうか?
資格取得
資格といっても多岐にわたります。
難関なものもあれば取得しやすいものもあり、運転免許だって資格です。
筆者は学生の頃、英検をとるために勉強しました。
人間は、目標があると頑張れるものですね。
でも目的が履歴書に書くためでしたからね。
合格がゴールで、残念ながら英語力を発展させることもありませんでした。
だから資格をとるなら目的も明確にするといいですね。
自己肯定感が低いと資格マニアになって、膨大な時間とお金を注ぎ込み疲弊してしまうケースがあります。
何のために資格が必要なのか考えて、目的をもって行動しましょう。
副業
「副業は禁止です」という時代は終わりました。
2019年からの「働き方改革」の施行により、個人の事情に応じて多様で柔軟な働き方を自由に選択できるようになりました。
それに伴い日本でも副業する人が増えてきました。
副業といっても様々です。
特別なスキルが必要なものもあれば、スマホひとつで誰にでもできるものもあります。
たとえばネットショップは初期費用もかかりませんし、趣味の延長で気軽にできる副業です。
他にも動画投稿などで収益化する社会人もいます。
知人の青年は物理が得意だったので高校生向けのわかりやすい動画投稿を続けています。
知識のお裾分けですね。
このように会社で働きながら、お盆休みの隙間時間に簡単にできる副業もあります。
興味があるならハードルが低い副業から始めてみてもいいでしょう。
生活にハリが出ますし、誰かの役に立てると嬉しいですね。
読書
子ども時代の遠足で「バナナはおやつに入りますか?」という質問がありました。
読書は勉強に入りますか?
読書もれっきとした勉強ですよ。
専門書でなくても小説だって人生の勉強になります。
視野を広げて知識を増やすことで自分を成長させることができます。
最近は、電子書籍もありますから本屋に行かなくてもスマホでも読めますね。
今の時代は本の重さからも開放されました。
お陰で場所を選ばずに読書ができ、気持ちの面でも軽くなりました。
お盆休みは読書三昧というのも豊かな時間の使い方です。
お盆に勉強する社会人とは?【まとめ】
「人生は一生勉強」とは福沢諭吉の名言です。
また「一生勉強、一生青春」が座右の銘だった書家で詩人の相田みつをさんは生涯、勉強を怠らず自分の進む道を追求していたそうです。
社会人になっても勉強を続けることで人生は豊かになっていきます。
お盆に時間ができたなら、資格取得、副業、読書など勉強しながら今後の人生を見据えていくといいでしょう。
勉強を、しなくてはいけないものと捉える人。
勉強を、人生を豊かにするために楽しみたいと思う人。
様々だと思いますが、人生を終えるとき悔いのないよう自分の在り方を見つめてみましょう。
「一生勉強、一生青春」だなんて素敵ですね。
筆者も何か新しい勉強を始めたくなってきました。