母の日は日本だけの文化ではありません。
世界中で母親に感謝の気持ちを伝える日として祝われています。
しかし、母の日がいつであるかや、どんなプレゼントを贈るかは国によってさまざまです。
この記事では、母の日の起源や意味、世界各国の母の日の事情を紹介します。
母の日についてもっと知りたい方は、ぜひお読みください。
母の日の起源と意味
母の日は100年以上前にアメリカで始まった記念日です。
アン・ジャービスという女性が、亡くなった母親の追悼として、白いカーネーションを教会で配ったのが最初と言われています。
カーネーションは母親の純潔や愛情を象徴する花とされ、今でも母の日のシンボルとして広く認められています。
アン・ジャービスの活動は全米に広まり、1914年には5月の第2日曜日が「母の日」と制定されました。
母の日は、母親への感謝の気持ちを伝える日として、世界中に広がっていきました。
母の日は世界共通?
母の日は世界共通で日本と同じ「5月の第2日曜日」というわけではありません。
国によって日にちはさまざまです。
5月中に行う国が多いようですが、その国の文化や気候によってまったく違う季節に母の日が祝われることもあります。
それでも母親への感謝の気持ちを伝える日という目的がぶれることはなく、世界中で大切にされている日であることがわかります。
日本と海外の母の日の違い
日本と同じ5月の第2日曜日を母の日と定めている国はたくさんありますが、その中でも過ごし方や贈り物には国民性や文化の違いが現れています。
例えば、フィンランドでは母の日に「ヴォッコ」という野の花を贈ります。
子どもたちは母親を喜ばせようとこぞってヴォッコを摘みに行くのです。
また、イタリアでは母の日にアザレアの鉢植えを贈ります。
これはがん研究のために売り上げの一部が寄付されるという取り組みがあるからです。
一方、5月以外に母の日を祝っている国もあります。
例えば、タイでは8月12日が母の日です。
これはタイのシキリット王妃の誕生日であり、国民は水色の服を着て王妃や母親への敬意を表します。
また、エジプトでは3月21日が母の日です。
この日は春分の日でもあり、新しい命の始まりを祝う日としても重要です。
私の母の日の体験談
私は日本で生まれ育ちましたが、母の日はあまり祝っていませんでした。
私は片親で母親は仕事で家にいることが少なく、母の日は祝うことができず、内心は少し寂しく感じていました。
私は母親に感謝の気持ちを伝えたかったのです。
そんなある年の母の日、母が仕事が休みで祝うことができるチャンスがあり、私は思い切って、花と手紙を書いて母親に渡しました。
手紙には、母親が私にしてくれたことや、私が母親に伝えたいことを書きました。
母親は手紙を読んで涙を流しました。
そして、私に抱きしめてくれて「ありがとう」と言ってくれました。
私は母親の温かさに感動しました。
それ以来、私は毎年母の日に手紙と花を送っています。
母親も喜んでくれています。
私は手紙が母の日の一番のプレゼントだと思っています。
母の日は世界共通なの?【まとめ】
母の日は日本だけの文化ではなく、世界中で祝われている日です。
しかし、母の日がいつであるかや、どんなプレゼントを贈るかは国によってさまざまです。
これは、その国の文化や気候、歴史などが影響しているからです。
母の日についてもっと知ることで、母親への感謝の気持ちを深めることができるでしょう。
母の日はその国の風習に合わせてお祝いしましょう。
母の日は世界共通の日ではありませんが、母の日に感謝の気持ちを伝えることは世界共通です。
私は母の日に手紙を書いていますが、あなたはどんなプレゼントを贈りますか?
母の日は母親との絆を深める絶好の機会です。
ぜひ、母親に愛を伝えてください。