毎年5月の第二日曜日といえば母の日です。
ゴールデンウィークが終わるとすぐなのでついつい忘れてしまいがちですよね。
ギリギリになって慌ててネット通販などで探すと、最初に様々なお花のギフトが目に留まりますよね!
最もポピュラーなのが「カーネーション」ですよね。
誰でも一度くらいは母の日にお母さんにプレゼントしたことがあると思います。
最近ではドライフラワーなど生花以外のお花をプレゼントする方も増えていますよね。
しかしそんなドライフラワーを母の日に贈るのは失礼にあたるという話をご存知でしょうか?
今回は母の日にドライフラワーは失礼なのか?贈る相手によってはOKなのか?
だめな理由やカーネーションを送るようになった由来なども一緒にご紹介したいと思います!
そもそも母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?
母の日といえば「カーネーション」
今では当たり前になっていますが、なぜ母の日にカーネーションを贈るようになったのでしょうか?
母の日の起源はアメリカのウェストバージニア州だと言われています。
社会活動家のアン・ジャービスは南北戦争時に中立な立場として北と南両方の負傷兵をケアし、衛生状態を改善する「マザーズデー・ウォーククラブ」を立ち上げました。
娘のアンナ・ジャービスは母の活動をたたえ記憶しておくために、母が亡くなった2年後の命日に教会で母のアンが好きだった白いカーネーションを参加者500人に配ったと言われています。
これにより母の日に白いカーネーションを贈る習慣が各国に広まり、当時のアメリカの大統領によって5月の第二日曜日が母の日として制定されたそうです。
今ではカーネーションといえば赤のイメージが強いですが、元々は白いカーネーションだったんですね!
当時は亡くなった母を偲ぶ意味合いが強かったそうですが、時代の変化と共にお母さんにありがとうを伝える日に変わっていったのかもしれませんね。
母の日にドライフラワーは失礼?
それでは本題に入っていきましょう!
母の日にカーネーションを贈る由来はわかりましたが、ドライフラワーを贈るのはなぜ失礼と言われるようになったのでしょうか?
それは日本では「枯れた花」というイメージから、縁起が悪いと言われているからです。
さらに風水でもドライフラワーは生気のないものとして気の流れを悪くすると言われているそうです。
こうした理由から、縁起や風水を気にしている人に送ると失礼にあたるかもしれません。
しかしドライフラワーは
長く楽しめる
ダスティな色合いがオシャレ
などの理由でとても人気があります。
送る相手が縁起や風水を気にしていない人ならとても喜ばれるプレゼントだと思います!
さらに欧米では、その姿を長く楽しめることから「永遠に咲き続ける花」と言われているそうです。
メッセージカードに一言
「ドライフラワーは永遠に咲き続ける花と言われているそうです。長生きしてね」
と添えるといいかもしれませんね!
もう用意しまった!そんな時は…
失礼にあたることを知らずに風水好きの母にドライフラワーを用意してしまった!
そんな時は、赤い物と一緒に置くといいそうです。
赤には「生命力」「情熱」などの意味があり悪い気を中和させることができます。赤い花が含まれているドライフラワーや赤いリボンをつけるだけでもOKです!
まだ渡していなければ、プラスで何か赤い物をつけましょう!
もう渡してしまっていたら、飾る場所に注意するだけでも大丈夫!
廊下や窓際など風通しがいい場所に置くと悪い気が溜まりにくくなるそうです。
ドライフラワーは好きだけど、少し運気も気になってしまう…という方は色や場所を工夫すると心配なく楽しめるかもしれませんね!
母の日にドライフラワーは失礼?【まとめ】
母の日にドライフラワーは失礼なのか?についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
相手によっては避けた方がいい場合もありますが、せっかく贈るなら長く楽しんでもらいたいですよね!
ドライフラワーにはそんな送る側の優しさや思いやりが込められているのだと思います。
そしてなにより大切なのは日頃の感謝の気持ちを伝えることですよね!
普段はなかなか恥ずかしくて口に出来ないかもしれませんが、母の日にドライフラワーと共に「いつもありがとう」を伝えてみてはいかがでしょうか?