敬老の日には、日頃の感謝の気持ちを込めておじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントを考えている人もいるでしょう。
特にデイサービスで働く介護職員の方の場合、メッセージカードを用意することが一般的です。
しかし、メッセージカードを書く時どのような文章にすれば良いのか悩む人も多いですよね。簡単な文章でも大丈夫なのか、感動させられる文章を考えないといけないのか、考え始めるとメッセージカードが書けなくなってしまうでしょう。
そこで、今回は敬老の日のメッセージカードの書き方のポイントと例文をまとめました。きっと参考になると思うので、ぜひご覧ください!
敬老の日のメッセージカードの書き方・3つのポイント
ディサービス利用者へ【敬老の日】のメッセージポイント1.当たり障りのない内容にする
メッセージの文章は当たり障りのない内容に留めるようにしましょう。
心を込めてメッセージカードを作ることは大事ですが、要介護者の方それぞれにまつわる個々のエピソードを深く掘り下げるのは大変です。
また、あまり良い関係性を築けていない要介護者の方もいるでしょう。人によって極端に文章の内容に差が出るのは好ましくありません。定型文に一言添えるくらいで丁度良いでしょう。
メッセージカードの内容を考える時には、一職員として書くのではなく、「職員一同からのメッセージ」と考えることがコツです。客観的な文章を書くことができます。
デイサービス利用者へ【敬老の日】のメッセージポイント2:短くまとめる
敬老の日に限らず、メッセージカードは2,3行くらいが適切な長さです。
あまり長くなると読むのが大変となり、一番伝えるべき感謝の気持ちが逆にぼやけてしまうこともあるでしょう。
エピソードを深く掘り下げず、あまり形式ばった挨拶や、接続詞も必要ありません。すっきりとした文章を大きく読みやすい文字で書くと良いでしょう。
デイサービス利用者へ【敬老の日】のメッセージポイント3:なるべく素直な言葉で書く
硬い文章表現は避け、相手へ話しかけるような文体を使うと、親しみを感じられるメッセージカードに仕上がります。ポジティブな気持ちを素直な言葉で表現できると良いでしょう。
ただし、「長生きしてください」とか「いつまでもお元気でいてください」といった表現には注意してください。いかにも年寄り扱いしていると感じられる表現は、不快に感じられる方もいるからです。
もちろんすべての高齢者の方に当てはまるわけではないので、絶対に使ってはいけない表現でもありません。しかし、実際に怒らせてしまうケースもあるため、気を付けましょう。
【敬老の日】デイサービス利用者へ送るメッセージカード定型文と例文
メッセージの冒頭には定型文を使います。以下のようなものがおすすめです。
定型文
相手への敬意を表現する鉄板フレーズです。
元気な高齢者の方にはこれが一番でしょう。
身体に不自由さを感じるようになった高齢者の方はみな頑張っています。
賑やかな高齢者の方にはこういった表現もいいですね。
上記のような文章を相手のパーソナリティに合わせて使ってください。きちんと相手の名前を明記しているところも重要です。相手の名前の書き間違いは大変失礼に当たります。漢字の誤りにも気を付け、正確に記載しましょう。
例文
これらの定型文に合わせて、『感謝』『敬意』『良好な関係』を表現する文章を続けます。具体的には以下のような例文となります。
敬老の日のメッセージカード!デイサービス利用者へ4の注意点と例文! 終わりに
以上、敬老の日のメッセージカードに使える文例をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
高齢者と親密な関係になる介護職員の方は、ついついメッセージカードにも情報を多く盛り込み勝ちです。しかし、敬老の日のメッセージカードはシンプルなものに仕上げても充分素敵なプレゼントです。
内容を凝ったものにしなくても、丁寧で読みやすい文字のメッセージカードを作れば、気持ちは伝わります。
ぜひ、心のこもったメッセージカードを用意してあげてくださいね。