1年のはじまりであるお正月。
普段は帰れない実家や義実家へ帰る人も多いのではないでしょうか?
また、親戚や知り合いのお宅へ新年のご挨拶に伺うこともあると思います。
そんなときに、御仏壇があるご家庭だった場合、御仏前はどうしていますか?
自宅に御仏壇がなかった方の場合は御仏前が必要なのかどうか知らない!という方も多いと思います。
遠方へ嫁いだ方は特にですが、相手の地域のことが分からないためどうしたら良いのか分からない方も多いと思います。
お正月に御仏前は必要なのか?
また、現金や品物はどちらが良いのか?
のしはどうしたらいいのか?調べてみました。
お正月に御仏前は必要?
お正月に御仏前が必要かどうかは各地域や各家庭によってさまざまなようです。
お正月に自宅に伺うのではあれば御仏前を持っていくのが常識だ!とされている所もあります。
逆に、お正月に御仏前を持ってくるなんて非常識だ!と思われている所もあります。
持っていく前に調べておく必要があるでしょう。
また、関係性により現金にする場合と品物にする場合を分けましょう。
若い方が持っていく場合は品物がおすすめ
持っていく方が若い場合には現金よりも品物が良いですよ。
品物は常温で日持ちがするものにすると良いですよ。
お正月にあげたお供えは松の内をすぎるまであげておく場合が多いです。
短くても1週間は日持ちするものを選ぶようにしましょう。
ゼリーなどの場合には1ヶ月以上日持ちする物もありますよ。
のしの書き方
のしは、「お供え」か「御仏前」としましょう。
「御仏前」とすると縁起が悪い!と言われてしまう可能性があるお宅の場合には「お供え」とするか、のしをつけない方法もあります。
お供えの場合にはそもそものしはなくても良いとされています。
現金の場合の相場
現金の場合には香典よりも少し少なめの3000円〜5000円が相場とされています。
あまり多い金額を包んでしまうと貰った方も困る場合があります。
また、毎年のことですので続けられる範囲の金額にすると良いですよ。
悩みが多い!旦那側へ持っていくときの対処法
旦那の実家や旦那の親戚へお正月に伺う場合にはあらかじめ義母や義父などに確認しておくと良いでしょう。
「自分で考えなさい」「常識で考えたら分かる」「現金を〇〇持ってきなさい」なんていじわるな義両親も中にはいるようですが、そんな場合には旦那と相談し、決めるようにしましょう。
また、聞きたくない場合や教えてくれない場合にはのしをつけずに包装をしたお菓子を持っていき、御仏壇にお供えすると良いですよ。
御仏前は?と聞かれたらのしはつけていませんが、御仏前です。と言えば良いですし、お正月に御仏前なんて縁起が悪い!と言われれば、御仏前ではなくご先祖様への手土産です。と答えれば良いです。
現金を持ってこい!と言われた場合には軽く流しておけばいいですよ。
生きている人に持って行っているわけではありません。
ご先祖様への気持ちとして持って行っているものです。
非常識なのは現金を要求する方の方です。
気にせず風の音だと思っておきましょう。
また、相手によっては御仏前とは別に手土産が必要な場合もあります。
特に上記のような義両親の場合には文句を言われないように手土産を持参しましょう。
お正月に御仏前は必要なの?【まとめ】
お正月に御仏前は必要なのか?
また、のしや金額、品物について調べてみました。
いかがでしたか?参考になりましたか?
旦那側の両親や親族と揉めた方、嫌味を言われた方は多いようです。
向こうが非常識な場合には真剣に受け止めずに聞き流すことも自分のために大切です。
旦那様と相談して、また、義両親の意見も聞きつつ御仏前をどうするか決めて下さいね。
嫌な思いをするなー。と想像出来る場合には事前に対策を考えておくことも大切ですよ。
持っていく側も受け取る側もお互いに嫌な思いをすることなく、良いお正月を過ごせると良いですね。