元旦に掃除してしまった!これってバチ当たり?真相に迫ってみる

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「元旦に掃除してしまった、これはバチが当たる」誰もが1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

筆者も訳あって1度だけ元旦に玄関掃除してしまったことがありました。

その時は祖母からぐちぐち小言を言われ、元旦から非常に不快な思いをしました。

当時はそんなのただの迷信だし…と思いましたが、後から「縁起が良くない、バチが当たるんだ」と母から教えてもらいました。

なぜ元旦に掃除をしていけないのか、果たしてどんなバチが当たるのか。

昔から伝わる元旦の風習について調べていきましょう。

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目次

元旦に掃除してしまった・・・どうしてダメ?

そもそもどうして元旦に掃除をしてはいけないのでしょうか?

冒頭に触れた通り「縁起が悪い」というのは分かりました。

しかしどのように縁起が悪いのか。

筆者の母から言われた内容には続きがありまして「埃を掃くと福の神も一緒に追い出してしまうんだ」とのことでした。

これに基づき、更に詳しく調べてみたところ「福は元旦に舞い込む」といわれることがあるようで、お正月には年の神様が家に来られるんだそうです。

掃除をすることはその神様を家から追い出してしまうという行為に当たるとのことなのです。

特に昔は、掃除で使用するものと言えば「ほうき」や「はたき」ですよね。

埃を掃きだす=運を吐き出す。という考えがあり、現在も多くの家庭で言い伝えられています。

掃き掃除だけではなく、水回りの掃除も「運を水に流す」という意味合いでNGなんだそう。

トイレ掃除、お風呂掃除も控えた方がよさそうです。

更に言うとなんと火も使ってはいけないという説もあるんだとか…!

元旦にはこんなにも縛りがあったのですね…。

元旦といえど、普通の日常生活には変わりないので、なかなか全てをやらないというのは難しいです。

また、日常での来客中に掃除をすることは相手に早く帰ってほしいといった意味合いになるのはご存じでしょうか?

来客中のマナー違反にもなります。

神様もある意味来客者ではありますので、三が日の間だけは掃除や家事などをせず、家族との時間を過ごすこと、神様をたんまりとおもてなしするという意味を込めて、掃除をすることは控えましょう。

実際にバチが当たるのか?

掃除を控えると言いつつ、もし元旦に掃除してしまった場合どんなバチが当たってしまうのか、ちょっと不安になりますよね。

中には新年を迎えたばかりなのに…とへこんでしまう方もいるかもしれません。

ただ、あくまでこれは言い伝えなので実際にバチが当たるかどうかは分かりません。

ちなみに筆者が掃除してしまった時は、前の年より千円だけお年玉が少なかったです。

…バチが当たったんでしょうかね?(笑)

要は、気持ちの問題なのかもしれません。

昔からの風習ではありますが、元旦に掃除してしまったからと言って必ずしも不幸になるわけではないですし、なにか悪い事が起こるとも限りません。

逆に綺麗にしたらいい事が立て続けに起きた!という人もいるかもしれません。

昔の人は縁起物や運などを大切にする傾向が強くあります。

特に日本はしっかりと守らなければいけないという義務感みたいなものを非常に強く感じます。

ネガティブに考えすぎるとますます気持ちも暗くなり、不安な気持ちがさらに大きくなってしまいます。

「しない方が良かったことをしてしまったかもしれないから少しだけ気を付けて生活してみよう」というちょっとした意識の違いがあるだけで気持ちも変わってきます。

考え込み過ぎずいつも通り穏やかに過ごしましょうね。

元旦に掃除してしまった【まとめ】

昔から伝わる元旦の掃除事情、いかがでしたか?

掃除してしまったことを悔みすぎる必要はありませんし、必ず掃除をしてはいけない決まりもありません。

人それぞれ、過ごしやすい元旦や年末年始を過ごすのが一番ではないでしょうか。

中には、風習や言い伝えなどをすごく気にされる方もいますので、臨機応変に知識として覚えておくと良いですね!

ただ、万が一!!

元旦に掃除してから病気がちになった、ケガをしたなど悪い事が続くときはお祓いをしてもらうといった対処をするとよいかもしれません。

そして、そんな状況になってしまった方、ぜひお話しをお聞かせください…。

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