「新年はいいことがあるといいな」そう思っていますよね。
元旦には縁起の良いおせち料理を食べ、初詣に行くはずです。
どちらも一年が良い年であるようにとの願いからですよね。
来年はそれ以外にも運気の上がることをしたい人には「盛り塩」をおすすめします。
筆者は仕事のことで悩んでいた時に、同僚から清めの塩をもらったことがあります。
その同僚は京都の神社で買ってきた塩を「これはデスクの上に置いても身に付けてでもよくて、こっちはお家に盛り塩として置いてね」と袋に入った清め塩をくれました。
その後、会社自体のガバナンスが強化され、悩みの一つだった仕事量が減りました。
「清め塩の効果だったのかな?」と思いました。
同僚は「清められた結果だよ」との一言でした。
盛り塩を聞いたことあっても、どうやっていいのかわかりませんよね。
ということで、運気をアップさせる元旦の盛り塩のやり方をご紹介します。
盛り塩の意味・由来
お通夜や葬儀で塩をもらったことはありますよね。
家に着いたら、玄関の前でもらった塩を体に振りかけてもらい、その塩を踏んでから家の中に入るはずです。
神道では死を穢れと考え、葬儀に参加るすと穢れが体に移るとされることから、その悪い気を家に入れないために塩で清めます。
日本書記によるとイザナギノミコトが黄泉の国(よみのくに)から戻った後に死の穢れから身を清めるために海水で体を洗ったとされています。
これが日本での最初の清めとしての塩の使い方だったと言えるでしょう。
古来から塩は穢れを祓い(はらい)清めるものとして使われてきました。
また、厄除け、魔除けとしても使われてきました。
塩は悪い気を入れない、持ち込まないことから、商売繁盛祈願として飲食店前や個人宅の玄関に盛り塩として置かれるようになったのです。
元旦の盛り塩のやり方
盛り塩は家の中心から見て東西南北の4方向と表鬼門、裏鬼門が置く場所の基本となります。
ですが、正確な方角を見つけるのは難しいので、初めてでもすぐできる玄関に置くのから始めてみたらいいと思います。
元旦は普段来ない親戚や家族が集まる機会です。
人の出入り口でもあり、運の出入り口でもある玄関に盛り塩を置くことで悪い気を浄化させ、よい運を入れましょう。
元旦に盛り塩を置くことでお正月の人の出入りで溜まる悪い気を浄化してくれるはずです。
盛り塩は塩、塩を盛り付けるお皿があればできるものですが、円錐形や八角盛りの容器やお皿、ヘラとセットになったものがホームセンターや100円ショップで売られています。
専用の容器を使えばきれいな形の盛り塩を作ることができます。
用意するもの
小皿
盛り塩の形を作る容器
ヘラ
霧吹き
盛り塩の作り方
②容器がいっぱいになるまで塩を入れヘラで押し込みながら、成型する
③小皿をひっくり返して容器に乗せ、その後、小皿の上に容器が乗るように盛る
霧吹きで水をかけると塩は固まるので、仕上がりがきれいになります。
出来上がった盛り塩は玄関の内側に対になるように置くとよいでしょう。
盛り塩の注意点
元旦に盛り塩をすることで運気をよくしたいものですが、気を付けてほしいことがあります。
①盛り塩を置く前に必ず掃除をしてきれいな状態にする
汚れている場所には悪い運気が溜まりやすいです。
しっかりと掃除と換気をしてから置くようにしましょう。
②10日前後で交換をする
悪い運気を吸ったり、ホコリなどの汚れが付いたりするので、定期的に塩の交換と小皿の掃除をしましょう。
③感謝して適正な方法で処分する
処分する時は玄関で厄を被ってくれた塩に感謝をしてから処分をしましょう。
置いていた塩は再利用せずに、白い紙などに包み捨てましょう。
元旦の盛り塩のやり方【まとめ】
元旦に盛り塩を玄関にすることで、悪い気や穢れを祓って(はらって)くれ、運気がよくなります。
その為には、置く場所をきれいに掃除したり、定期的に交換をしたりする必要があります。
元旦に盛り塩をした経験がない人は、玄関から始めてみて、いい気を取り込んで良い年にして下さい。