富士山登山、皆さんは挑戦したことはありますか?
筆者は登山自体が苦手ですし、そもそも富士山がある静岡県や山梨県に行ったことがなく・・・。
ただ、いつか小さな山の登山というか、ハイキングですね(笑)。
挑戦してみたいなぁとは思っています。
今回は、富士山登山でも「元旦登山」に焦点を当てて行きたいと思います!
日本で一番高い山が富士山ですが、なかなか厳しい山なので気軽に登れる山ではないことは確かです。
どんな準備が必要なのか、難易度、キツさなど安全に登山に挑戦できるようにまとめていきます。
せっかくの挑戦ですから、元旦が最高な思い出になるよう準備万端で向かいましょう!
元旦の富士山登山の醍醐味とは
なんといっても「初日の出」ですね。
これを見るために多くの方々が富士山の山頂を目指していばらの道を歩きます。
苦労して登った先の頂上で拝む初日の出は、登り切った人しか分からない感動と達成感が味わえることでしょう。
富士山のてっぺんから出てくる「ダイヤモンド富士」も見事ですが、頂上からのご来光は疲れた心と体に染み渡ること間違いなしですね・・・!
日本一の富士山の山頂で拝む初日の出は、新たな年を華やかな物にしてくれるし、道中の辛さは今後一年の困難もきっと小さなものに感じるんじゃないかと思います!
また、富士山は最高のパワースポットになります!
ここを登り切った時点でかなりの御利益があります。
山頂から眺める景色は絶景とのことで、やはり登らなければ見えない景色が待っているのですね。
富士山登山の冬季ルール
基本的に富士山の登山シーズンは7月〜8月下旬です。
この期間は山小屋の営業も行われており、携帯電話の中継所も設置されているので初心者の方も安心して登山ができます。
しかし、元旦はシーズンから外れるため、上記の施設も閉鎖されていてより入念な準備と登山技術が必要になってくると言われています。
一般的には登山初心者には不向きで、かなり難易度が高いです。
ただ登山の禁止はされていないので、許可を取る必要はありません。
安全に登山していただくためのルールがあるので、しっかり厳守したうえで当日登山に挑みましょう。
*事前に登山計画書の提出をすること。
シーズン外の富士山に登る際は、「登山計画書」を山梨県警または静岡県警に提出します。
冬季の登山は、シーズン期間の登山に比べて滑落や遭難、雪崩やホワイトアウトなど身の危険に晒されるリスクがぐっと高まります。
万が一のことを考え、登山日程や詳しいルートなどを記載して必ず提出しましょう。
*アイゼン、ピッケルは必須。
冬季の富士山の斜面は全面凍結している状態です。
通常の登山靴で登るのはまず不可能です。
また、富士山は非常に風が強いことで有名なのだとか。
簡単に大人の体が持ち上がる程の強風が吹くことも。
必ずアイゼンとピッケルの準備が必要になります。
経験豊富な登山上級者も一度滑落してしまうと、自力では止まることができないほどなのだそう。
人間は自然に逆らうことは難しいですが、登山を決めたからには自分で身を守るための最善の準備は怠らずにしてください。
元旦の富士山の登山【まとめ】
元旦に富士山への登山は可能という事が分かりましたね。
しかし筆者が思うに、これまで登山経験がない方や始めたばかりの初心者の方はやめておいた方が懸命の判断かなと感じました。
たしかに富士山からの初日の出を拝めるのは非常に貴重な瞬間です。
ですが、あまりにも負担とリスクが高すぎるように思います。
富士山に限らず、冬季の登山は豊富な知識を持ち合わせた登山上級者でも命を落とすことが多いと言われているそうです。
登山をするかしないか、決断するのは本人次第ですが、天候や自分自身の体の調子など様々なことを踏まえたうえで判断してくださいね・・・!