お正月、特に1日2日はおせちと一緒にお雑煮を食べるという方は多いですよね。3日目以降はどうでしょう。
そろそろ、おせちとお雑煮には飽きてきて、献立にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、お雑煮に新たにおかずを付け合わせて、少し気分を変えてみてはいかがでしょう。
お雑煮は、「汁もの」として脇役のイメージが強いかもしれません。でも餅と一緒に様々な具材が入っていて、結構ボリュームのある一品です。
今回はお雑煮を主役に、相性のよいおかずと付け合わせに副菜をご提案したいと思います。
餅は保存がききますし、汁は作り置きができるので、新たに1品を考える悩みを少しでも軽減できたら幸いです。
主菜・副菜でバランス良い食事に。
献立を考えるうえで、やはりバランスは大事ですよね。
お雑煮は汁の中に、米で作った餅が主食と、具材が入っているので、主食と一汁が一品で捕れます。
それに、主菜・副菜を組み合わせて、2~3品ほどおかずがあれば、日本人の食事の基本とされる、一汁三菜(二菜)に近づき、献立しやすいのではないのでしょうか。
付け合わせのチョイスは、ご家庭のお雑煮の具材や餅の数など、中身のボリュームによって、調整していただければと思います。
お雑煮の付け合わせおすすめおかず!
まずは、主菜になる私おすすめのおかずをご紹介します。
魚のホイル焼き
シンプルな具材のお雑煮に合わせる場合におすすめです。うちでは白身魚や鮭と、玉ねぎやきのこなどを入れて、塩や醤油のシンプルな味付けにしています。お好みでバターや味噌などを加えても、美味しいです。
お肉の蒸し煮
鶏肉や豚肉などのお肉を、カブやじゃがいもなどの根菜、キャベツなどの葉野菜と一緒に蒸して、ポン酢や和風のドレッシングなどのあっさりした味付けで食べると、お雑煮との相性が良いです。
てんぷらやかき揚げ
しっかり食べたいときのおかずとしていかがでしょう。
卵焼き
出汁巻きがおすすめですが、卵料理だと茶碗蒸しも合います。
豆腐料理
・厚揚げ
・豆腐のステーキ
ネギとかつお節をかけて醤油、大根のすりおろしにポン酢などもおすすめです。
冷ややっこや白和えなどのあっさりとした品は、副菜として付け合わせできます。
お雑煮の付け合わせおすすめ副菜
では、次におすすめの副菜をご紹介します。
和のおかず
・切り干し大根
・五目煮、
・かぼちゃの煮つけ など
おせちと一緒に食べるので、和の味つけは合いますよね。
味噌田楽
こんにゃく、大根、豆腐、ナスなど、食材を変えて楽しめます。おつまみにもなる付け合わせです。
続いて、旬の野菜を使って比較的手早く作れる付け合わせをご紹介します。あっさりと食べられるので、どの品もお雑煮に合わせやすいと思います。
・酢の物 (かぶとニンジンのなます、たこときゅうりの酢の物 など)
・サラダ (水菜と大根とお揚げのサラダ、春雨サラダ など)
白味噌のお雑煮の付け合わせは?
お正月、我が家では白味噌のお雑煮を作ります。白味噌仕立てのお雑煮には、チーズやバターを使ったおかずがおすすめです。
付け合わせによく作る1品をご紹介します。
1)厚揚げを2センチ角くらいの大きさに切る。
2)耐熱皿に入れて、ピサ用チーズをかけてトースターで5分ほど焼く。
お好みで味噌をぬったり、醤油をかけたりするのも、おすすめです。
この他、バターコーン・ジャガバターなどの副菜もおすすめです。
余ったおせち料理をアレンジ!
おせちが残っている場合は、そちらを活用するのもいいですね。
以下は、煮しめが余った時によくするアレンジです。
1)煮しめの具をそれぞれ3分の1くらいの大きさに切る
2)耐熱皿に入れ、その上からピザ用チーズをかける
3)オーブントースターで5分ほど焼く
トースターによって、焼く時間は調節して下さい。
椎茸の風味を含んだ甘辛い味とチーズがよく合います。
こちらには、おせちだと紅白ナマスなどさっぱりとした1品を付け合わせるのが、おすすめです。
まだある、お雑煮の美味しい組み合わせ
こちらは主食になりますが、お雑煮と一緒に合う一品として、炊き込みご飯や、混ぜご飯もおすすめです。
鶏肉・ゴボウやニンジン・こんにゃく・しいたけを使った五目ご飯に、おひたしや酢の物などの副菜を一品添えるのはいかがでしょうか。
我が家で、夫のおすすめは「海苔」です。上にかけるのではなく、付け合わせとして、一緒に食べると美味しいそうです。ちなみに味のりではなく、焼きのりです。
ご興味のある方は、一度お試しください。
お雑煮の付け合わせ、何がいい?【まとめ】
いかがでしたか。お雑煮をメインに、付け合わせになるおすすめの主菜・副菜をご紹介してきました。
付け合わせの組み合わせ次第で、献立の幅がどんどん広がる気がします。是非、参考にしていただければと思います。
お雑煮はお正月、冬に食べるイメージですが、今回ご紹介した付け合わせをベースに、春は菜の花のお浸し、夏はナスの煮浸し、秋はきのこのホイル焼きといった、季節ごとに旬な食材を使っておかずを添えると、実はどの季節に食べても楽しめるのではないでしょうか。
うどんやそばのように、お雑煮を普段の献立の選択肢として取り入れてみていかがでしょう!