橙色と白色のコントラストがキレイな紅白なます、おせちには欠かせない一品ですね。
人参と大根で簡単に作ることが出来るのでおせちに限らず普段の食事にも一品として向いていますね。我が家でも手軽に作れるなますはよく登場します。
酢が入っているので子どもはあまり食べず、どちらかというと大人だけが食べていますが。
夏場の食欲が出ない時期にサッパリしたものが食べたくなり、作ることが多くなりました。昔は酢が苦手でしたが、歳を重ねるごとに酢の物を好む自分がいます。
大人になっても食の好みが変化していく、大人になるから変化していくのでしょうか?不思議なものです。疲労回復にも効果的な食べ物です。
今回はそんな紅白なますについて意味や日持ち、保存方法についてみていきたいと思います。
紅白なますにはどんな意味があるの?
紅白なますは色合いがお祝いの水引の色に似て紅白であることからめでたいものと言われています。一家の平和を願う縁起物とされています。
また、大根と人参は土の中に根を張ることから家や家業が安定するようにという願いも込められています。
なますの歴史はもともとは、古代中国から始まり生肉や生魚を細かくしたものに調味料を加えたものを指す言葉でした。
紅白なますは日持ちはどの位?
冷蔵保存だとどのくらいもつの?
紅白なますは冷蔵保存ですと、密閉容器に入れたもので1週間ぐらいもちます。
その際、気をつける点がいくつかあります。
「容器を冷蔵庫から出し入れし過ぎない」ことと「野菜の水分をしっかり切ってから保存する」ことです。
どちらも冷蔵庫で保存していても痛みが早くなりますのでご注意ください。
長持ちさせたいのであれば、塩揉みした野菜の水分をしっかり絞ってから甘酢液を入れましょう。食べる際は、食べ切る分だけ別の皿に移して食べましょう。
また、常温での保存は不向きですので、必ず冷蔵庫には入れましょう。
冷凍保存はどのくらいもつの?
1ヶ月程は冷凍で保存できますが、美味しくいただくのであればなるべく早く食べた方が良いでしょう。
保存方法としては、密閉容器に甘酢液ごと入れて蓋を閉めてそのまま冷凍するやり方もあります。
また、食べ切る分だけラップに包み袋や容器で冷凍するやり方もあります。
どちらも解凍の際は、自然解凍でゆっくり解凍しましょう冷凍すると大根の繊維が切れてしまうので、少し太めに切るとちょうどいい食感になります。
紅白なますを美しく見せるには、バランスが大事!
紅白なますは、大根の中で人参の色が映えるから美しく見えるのです。
つまり、大根と人参の量のバランスが重要ということです。
大根の量100gに対して人参の量は10〜20gがちょうど良いでしょう。
また、美しく見せるポイントとしてもうひとつ!人参を少し細めに切るとよりキレイに見えますのでぜひお試しください。
紅白なますは日持ちはどの位?【まとめ】
保存ポイントや紅白なますを美しくみせるポイントを述べましたが、簡単そうにみえる料理こそ丁寧にそしてやはり奥が深いなぁと思いました。
紅白なますは冷蔵でも1週間もつので、おせちの準備の際には早めに作っておいてもよさそうですね。
普通の食事の副菜として作っておいて、食卓に一品として出すのもよいかと思います。酢は身体にも良いですし、普段から取り入れるのも大事かと思います。
ただ、普段の食卓に出すとお正月のおせちで出すときにどうしても紅白なますの新鮮さが消えてしまいますよね。
そこで、私もやってみたいことなのですが紅白なますを柚子の器に入れて出すことです。本物の柚子でもいいですし、今は便利なことに100円ショップでも簡単に手に入ります。
いつもの紅白なますがちょっとした工夫でお祝いの席の料理に映える一品に変化します。
ぜひ、普段の食卓に紅白なますを出している方はお試しください。