数の子のほぐし方!バラバラにして食べる方法を解説!

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おせち料理の定番、数の子ですが卵が数多くついていることから「子孫繁栄」や「子宝に恵まれるように」との願いが込められています。

また、ニシンの卵であることからニシンを「ニ親」とかけて「両親からたくさんの子どもが産まれるように」との意味合いも兼ねているようです。

そんな数の子をバラバラにするのは私の気持ち的に少し気が引けてしまいますが、というか数の子ってバラバラに出来るのでしょうか?

もし出来たらどんな風に食べようか考えてみました。

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目次

数の子の種類は2種類ある!

数の子は加工法によっていくつかの種類に分けられます。

まずおせちに登場する数の子は「塩数の子」といいます。

味付けされそのまま食べることのできる数の子を「味付け数の子」といいます。現在はこの2種類が主です。

戦前は、「干し数の子」が主流だったが手間がものすごくかかるので最近の流通はほぼありません。

しかし、その芳醇な味わいは塩数の子にはかなわないため、料亭などで超高級品として扱われているそうです。

芳醇な味わいというものを味わってみたいがまず自分は普通の「数の子」から味わなければいけません。

味付け数の子ですらいまだに食べることが出来ていないのです。

数の子のシンプルな食べ方

市販の数の子を美味しく食べるには程よく塩を抜くことです。

たっぷりの水につけて塩抜きをします。

塩抜きの目安はおよそ半日〜1日程度ですが、ポイントは程よく塩気が抜けていることなので少しちぎって味見をして程よく塩気が抜けていれば大丈夫です。

そのまま食べて美味しい浅漬けぐらいを目安とするといいでしょう。

美味しくするもう一つのコツは途中で水を変えることです。

次に、表面には薄い膜が張っているので指で優しく撫でてつまめるぐらいになったら優しく引っ張って膜を取り除きましょう。ここまで下ごしらえが出来たら次は味付けです。

「ダシ汁・しょうゆ・酒・みりん」の合わせ地を沸騰するまで温めてから冷まします。

冷めたら数の子を漬け込みます。1日ほどで味がしみるので汁気をよく切りいただきましょう。

数の子のほぐし方

とても簡単です。1番簡単で早いのは手でほぐすことです。程よく形が残りプチプチとした数の子本来の食感も楽しめることでしょう。

もう少し細かくしたいという方でしたら、ある程度手でほぐしましたら、スプーンの背で押しつぶすことで細かくほぐせると思います。

包丁を使うと細かく刻むことはできますが、卵が潰れてしまい渋みが出たり風味が損なわれる恐れがありますので数の子をほぐして食べる際には手でちぎった方が美味しく味わうことが出来ると思います。

もう少し細かくほぐしたいという方は、おろし器を使ってほぐすと良いでしょう。あまり力を入れて押し付けると卵が潰れてしまうかもしれないので、適度な力でおろしましょう。

ほぐした数の子の食べ方

プチプチした食感と塩気のきいた数の子は個人的にはなんにでも合うと思います。

トッピングとして入れても良いですし、数の子メインで和え物でも良いですし、パスタにも合うかと思います。

今回は簡単なメニューを紹介していきたいと思います。

1品目は「数の子スパゲティ」です。

味付けはバター醤油やめんつゆも合うと思います。お好みで刻んだ、のりとネギをトッピングしていただきましょう。数の子の塩気がパスタとマッチして美味しいですね。

2品目はポテトサラダやいつものサラダ、和え物にトッピング、またはある程度形を残して混ぜてみましょう。

数の子のほぐし方!【まとめ】

数の子はもともと塩分を含んでいる食材なので、塩気が足りないなと思う時には数の子を取り入れても良いのではないでしょうか。

どんなメニューにも合いそうな気がします。

プチプチとした食感も加わりいつものメニューが新鮮に感じられるかもしれません。

おせちで数の子が余ったら今年は数の子を使ったアレンジメニューに挑戦してみましょう。

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