年賀状は楽しみにしている相手のために、できるだけ元旦に届けたいものですが、年末の慌ただしさでなかなか余裕を持って書くことが難しい時も。
いつまでに出したら確実に元旦に届くかの最終リミットを知りたいですよね。
今回の記事では、12月の何日、何時までに投函すれば元旦に確実に届くかを調べてみました。
年賀状が1日に届くには何日の何時までに出すべき?
郵便局では毎年「元旦に届くには12月25日までに差出しを」お願いしていますよね。
なので25日の最終集荷時間までにポストへ投函すれば、全国どこでも確実に元旦に届きます。
最終集荷時間は地域によって異なり、大体16時頃の所が多いのですが、田舎だと13時台で終わることもあります。
そんな時に、全国18万本の最寄りのポストの位置と集荷時間が分かるサイト・ポストマップ「https://www.postmap.org/map」
といったサービスもあります。ポストから出すときはぜひご活用くださいね。
元旦に間に合わせるための裏技
では25日の最終集荷を過ぎたものは、元旦には届かないのでしょうか?
可能性ではありますが、同一都道府県内への年賀状なら12月28日の午前中集荷分、隣接都道府県への年賀状は12月27日の最終集荷分までなら、ギリギリ元旦に届くかもしれません。
郵便局は2017年から1月2日の配送を取りやめています。1日に届けられなかった年賀状は3日に配送になりますので、できるだけ1日に届けるために努力してくださるそうです。
さて、どうしても1日に届けたかったら、次の方法も試してみてください。
郵便局の時間外窓口(ゆうゆう窓口)を利用する
郵便局の取り扱い時間は、平日の16時までが多いですよね。しかしその地域の本局と呼ばれるような大きい郵便局では、時間外窓口を開いているところがあります。
どこにあるか、何時までかは、郵便局のサイト「https://www.post.japanpost.jp/office_search/index.html」
で調べることができます。
ここでなら25日の最終集荷時間を過ぎたものでも受け付けてもらえます。またポストから出すより速く処理がされます。
配達時間帯指定郵便を利用する
専用ラベルに記入し、追加料金340円を支払うことで、配達時間の指定をすることが可能になります。指定できるのは、配達可能な最速の時間帯から、午前・午後・夜間の3区分です。
ただしその日時に届くかどうかは、局員による判断が必要なために、ポストの投函は不可で、郵便窓口へ持っていく必要があります。
相手に届いたかどうかを確認できる、追跡番号サービスの利用も可能で、通常の配送時間を過ぎた夜間でも配送してもらえます。
速達を利用する
表面の右上部に赤い線を表示させて、290円の追加料金分の切手を貼れば、ポストからの投函も可能です。
速達は確かに速いのですが、配達時間帯指定郵便と違って追跡番号サービスはなく、また普通の届け時間に合わせて配達されます。
②や③を利用すれば、29日中に出したとしても、なんとか元日に届く可能性が高いです。
しかし専用ラベルや切手を見れば、ギリギリまで年賀状を出さなかったことは、相手にバレてしまいますけどね。どうしても1日にという場合はお試しください。
年賀状投函する際の注意点
せっかく年賀状を用意しても、次の注意点を守らなければ1日に届かないことになります。注意点をまとめてみました。
- 12月15日以前に出すと、年賀状であっても通常配送され、年内に届いてしまいます。
- 通常ハガキを年賀状として使うときは、朱書きで年賀状と記載しておかないと、通常配送されます。
- 大きめのポストだと、通常配送と年賀状を入れる位置が指定されます。もし逆に入れてももちろん処理はされますが、少し遅くなる可能性があります。
- 宛先の郵便番号や住所、氏名がハッキリ書かれていないと、確認のため処理が遅くなります。
以上を守って年賀状を出しましょう。
年賀状が1日に届くには何日の何時までに出す?【まとめ】
- 12月25日のポスト最終集荷分、または本局の最終受け取り分までなら、全国どこでも確実に1日に届く
- 同一都道府県内なら28日の午前中集荷分、近隣都道府県なら27日の最終集荷分までに出したら、もしかしたら1日に届く可能性がある
- 配送時間指定郵便や速達を利用すれば29日中に出したとしても、1日に間に合う可能性がある
- 年賀状を速く処理してもらうために、ルールを守る必要がある
今回は、年賀状が1日に届くには何日の何時までに出せばいいのかという問題を考えてきました。
25日に間に合わなくても、せめて三が日には届くように、ルールを守って出しましょうね。