みなさんはお寺と神社で参拝方法が違うってご存知でしたか?
知っている方からすれば常識でしょ?と思うかもしれませんが、実は知らない方、意外と多いんです!
また、初詣ではお寺と神社どちらに行けば良いのかご存知ですか?
今回は、参拝の仕方。お寺と神社の違いは?また、初詣に行くのはどっち?について調べてみました。
意外とあまり知られていない内容も含まれていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
参拝の仕方。お寺と神社の違いは?
みなさんはお寺や神社に行ったとき、どのように参拝していますか?
また、正しい参拝の仕方をご存知ですか?
そもそもお寺と神社で参拝方法が違うということをご存知ですか?
お寺と神社では参拝方法が異なりますし、実は神社同士でも参拝方法が異なる場合があるのです。
詳しく説明していきますね。
お寺の参拝方法について
まず、お寺では門の前で手を合わせて一礼して右足から入るようにしましょう。
そのときに注意したいのが『敷居をふんではならない』ということです。
敷居はふまずに必ずまたぐようにしましょう。
門の中に入ると次に手をお清めします。
この際のやり方はお寺、神社ともに変わりはありません。
このとき、以前までであれば手を拭くタオルが吊られていたところも多かったのですが、近年はコロナ禍ということもあり共有タオルはありません。
ハンカチやタオルなどを持っていくようにしましょう。
また、そもそもお尺自体をなくしており手を清めることが出来ないお寺や神社もあります。
コロナ禍ということで仕方がない場合には手を清めずにそのまま参拝しましょう。
次にロウソクやお線香に火をつけると思いますが、種火で火をつけるようにしましょう。
これは明確なルールがあるわけではありませんが、誰かがお参りしているロウソクで火をつけてしまうとその方の不幸が自分に来ると昔から考えられています。
そのため、種火もしくはライターを持参するようにしましょう。
また、お線香の火は口でフッと拭いて消してはなりません。
手でそっと消すようにしてくださいね。
次はお賽銭を入れてお参りをするときですが、お寺では神社のように拍手をしてはなりません。
静かにそっと手を合わせお参りするようにしましょう。
お参りが終わったら門から出るときにも入るときと同じく、敷居をふまないように出たらはじめと同じように手を合わせ一礼しましょう。
ざっと説明しましたが、おおよその参拝方法は分かりましたか?
神社との違いはいくつかありましたが、分かりましたか?
次に神社同士の場合での違いについてです。
神社同士の場合での違いは?
神社でお参りするときには『一礼2拍手一礼』が基本かと思います。また、この参拝方法しか知らない方も多いかと思います。
しかし、中には『一礼4拍手一礼』という参拝方法のところもあるのです。
有名な神社でいえば『出雲大社』です。
出雲大社は2拍手ではなく4拍手が基本です。
このように同じ神社でも参拝方法が異なる場合がありますので、行く前に事前に調べておくと良いですよ。
初詣に行くのはどっち?
日本人は初詣=神社だと思っている方が多いそうなんです。
しかし、実は初詣は神社でないといけないという決まりはなく、お寺でも問題ありません。
神社でもお寺でも行きたいところに初詣に行くようにしましょう。
しかし、喪中の場合には決まりがあります。
喪中の場合には初詣に関わらず神社への参拝は出来ませんので喪中期間中に初詣に行く際にはお寺に行くようにしましょう。
お寺であれば喪中でも全く問題ありませんよ。
参拝の仕方は?お寺と神社の違い【まとめ】
参拝の仕方。お寺と神社の違いは?また、初詣に行くのはどっち?について調べてみました。
いかがでしたか?参考になりましたか?
お寺と神社、それぞれの正しい参拝方法は覚えておくようにしましょう。
いざというときに困らないためにも普段から覚えておいてくださいね。