1年間のはじまりであるお正月。
1年の1番初めに神社やお寺に御参りに行くときのことを『初詣』と言います。
では、極端な話12月でもその年に初めて御参りに行ったのだとしたら初詣と言うのでしょうか?
そんなことはありませんよね。
初詣とは節分までに行くものであり、それ以降の御参りを初詣ということはあまりありません。
しかし、初詣に行く期間中に身内に不幸があった場合、喪中の場合が重なることもあるかと思います。
そんなときにみなさんは初詣をどうしていますか?
初詣!身内に不幸があった場合・・・喪中の場合はNGって本当?調べてみました!
喪中の場合でも初詣には行けますので最後までよく読んでくださいね!
初詣!身内に不幸があった場合、喪中の場合は?
みなさんは初詣といえばどこをイメージしますか?
日本人は初詣=神社と答える人が多いそうです。
しかし、実際には初詣は神社でなければならないという決まりはなく神社でもお寺でも自分が行きたいところに行けば良いのです。
これを踏まえた上で、初詣期間中と身内に不幸があった、喪中の期間が重なってしまった場合の話をしていきたいと思います。
喪中の場合には初詣か初詣でないかは関係なく、神社へ御参りに行くこと自体がNGとされています。
一方でお寺の場合には喪中期間中であっても御参りすることは全く問題ありません。
ですので、喪中期間中に初詣に行きたい場合にはお寺を参拝するようにしましょう。
身内とは?どこまでの親戚がダメなの?
親戚付き合いがあまりないご家庭もあれば遠い親戚でも深い付き合いがあるご家庭もあり、それぞれだと思います。
では、喪中とはどこまでの関係のことを言うのでしょうか?
明確に決まりはあるのか?調べてみました。
まず、喪中とは故人を思う期間、喪に服す期間のことを言います。
これについてはあとで詳しく説明したいと思いますがまずは一般的な話をしていきたいと思います。
喪中の期間は自分と相手の関係によってさまざまですが、実は明確な決まりがあるのです。
親、子、きょうだい、いとこ・・・など関係性によって喪中とされる期間は違います。
例えば、親子関係であっても奥さんの親御さん=義両親(奥さん側に限る)の場合には喪中期間は0日となります。
ということは、自分の奥さんの親御さんが亡くなった場合には喪中期間はありませんので初詣には神社でもお寺でも参拝して問題ないということになります。
しかし、個人的にはこれは少しおかしいのでは?と感じます。
奥さん側の親御さんの場合のみ喪に服す期間は必要なし。って大昔の人が決めたことなのでしょうか?
私には違和感しかありません。
ここで、先程説明した“喪中とは故人を思う期間”ということです。
決まりとしては喪中期間は0日かもしれませんが、奥さん側の親御さんで義両親であっても奥さんにとっては大切な親御さんです。
お孫さんにとっても大切な祖父母です。
喪中期間はないから関係ないよ〜なんて言わず、自分の両親と同じように喪に服す期間を設けても良いのでは?と思います。
これはこの場合だけに限らず他の場合でも同じです。
血縁上は遠い親戚でも普段から付き合いが深い場合には決まり的には喪中期間はなくとも個人的に喪に服す期間を設ければ良いと思います。
初詣に神社に絶対行かなければならないわけではありませんし、喪中期間で神社に行けないといっても来年にはまた行けるはずです。
血の濃さではなく自分にとって相手が大切かどうかによって喪に服す期間を持ち、初詣をお寺にしておいても良いのではないでしょうか?
初詣!身内に不幸が!【まとめ】
今回は、初詣!身内に不幸が・・・喪中の場合はNGって本当?について調べてみました。
いかがでしたか?参考になりましたか?
喪中期間中の参拝はお寺!と覚えておきましょう。