元旦に掃除しないのはナゼ?いつから洗濯もして良いのかを解説!

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日本の文化として「何をしてはいけない」「何日は何をした方が縁起が良い」といったようなジンクスをよく聞きますよね。

物事にも依りますが、こういったジンクスは「絶対してはいけない」というわけではありません。

ですが、「縁起が悪いからしない方が望ましい」といった感じで、ジンクスというのは意外と私たちの生活の中に慣習として根強く根付いています。

ただ、それぞれのジンクスで「なぜ、してはいけないのか、した方がいいのか」その理由をご存じでしょうか?

意外とその理由を知らずにジンクスを守る方が多いように思います。

そこで今回は、特にジンクスが多いお正月の習慣の1つ「元旦に掃除してはいけない」理由を中心に解説してみたいと思います!

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目次

元旦に掃除しない理由って何?

お正月は、特に縁起が悪いことはしたくないという考えの方は多いですよね。

年末年始は、神様が各家庭に訪れ、新年に福を呼んでくれるといわれています。

私たちは神様をお迎えするために、お正月飾りを飾ったり、食べ物を用意したりするわけです。

神様を家の中にお迎えするため、お正月中は「してはいけない」ことがたくさん。

なぜ、してはいけないのか。理由はたった1つ。

家の中に迎え入れた神様を追い払い、福を逃がす行為になるため、です。

元旦に掃除しない理由もそうです。ほうきでホコリやチリを掃くと、せっかく迎え入れた神様を掃ってしまうことに。

そうすると、神様と一緒に福も逃げてしまい、新年早々、縁起が悪いからです。

また、水の神様をお休みさせるためでもありますので、掃除で騒がしくするのは良くありません。

元旦に掃除しない以外にも元旦は「洗濯をしない」「お金を使わない」「火を使わない」などの「してはいけない」行為があります。

いずれも福を逃がす行為という理由から生まれたジンクスですが、実は風水に基づいたものだったことをご存じでしたか?

風水では、元旦は「ハレの日」つまりその日は「仕事や家事をしてはいけない」もので、「福(年神様)が来る日、迎える日」という考えから、元旦に掃除洗濯をすることは縁起が悪いと考えられているのです。

とにかくお正月は家事をお休みし、ゆっくりのんびりと過ごすことが吉。

元旦以後、いつから掃除、洗濯などの家事全般をして良いの?

お正月、とりわけ元日は特に家事などの仕事はせずゆっくり過ごすことが大事。

では、いつから掃除、洗濯などの家事をしていいのか気になりますよね。

調べたところ、掃除や洗濯は「1月2日以降にするのが良い」や「三が日が過ぎてからするのが良い」とされています。

地域や家庭によって、2日以降か3日以降のどちらかに分かれているようですが、どちらかといえば「三が日が過ぎてからする」という考えが多い印象です。

風水でも、三が日は家事をしないのが吉とされていますので、掃除洗濯は1月4日から始めるのが良いでしょう。

ただ、風水でこういっているからといって頑なに掃除洗濯をしてはいけないわけでありません。毎日掃除、洗濯がしたい方もいるかもしれませんよね。
そういった方は、お正月中の掃除は簡単に済ませること、きれいにするなら「玄関」を掃除することをオススメします。

玄関は、年神様が行き来する通り道ですので、綺麗にしておくことは吉とされています。

また、洗濯をした場合はなるべく外には干さず家の中に干すなどして外に洗濯ものが見えないようにしましょう。

シンクに洗い物が溜まってしまったら、本当であれば洗い物も避けた方が望ましいのですが、洗わないわけにはいきませんよね。

その時は直接水が肌に触れないようにゴム手袋をすると良いですよ。

三が日はゆっくり過ごしているご近所の方もいますので掃除機の音には配慮し、ご自身の家庭、地域の慣習に基づいて行動してくださいね。

風水的に良い掃除の順番

ちなみに、三が日が過ぎて掃除するときは、風水的に良い掃除の順番があるのでご紹介しておきます

(1)玄関 → (2)トイレ → (3)鬼門(北東にある場所) → (4)寝室

三が日中でも掃除がしたい!なんて方にお伝えしましたが、やはり優先的に①玄関を掃除すべきですね。

風水では玄関は気の入り口といわれています。玄関から入ってきた気が家中を巡りますので、玄関が汚いと家中の気も乱れます。

玄関が綺麗ですっきりしていると、住んでいる人も訪れた人も気持ちが良いものです。
ぜひ意識してみてください。

次に、②トイレ。
トイレが汚いと邪気の発生源となるといわれています。この邪気が家に広がると、健康運、金運、すべての運気がダウン…。

トイレこそ常に綺麗にして小まめに掃除するのが吉ですよ!

私も母から「玄関とトイレだけはしっかり綺麗にしておきなさい」と、今でもいわれます。

確かに入ってきて汚いと「あ~あ」と落ち込みますし、トイレが汚いと「うわ~、嫌だ」ってなりますよね。

そんな気分にならないようにトイレ掃除は習慣付けて掃除すると良いかもしれませんね。

3番目に③鬼門(北東にある場所)です。

風水で鬼門(北東)は凶方位なので、家の鬼門、北東にある場所の掃除は必須。

最後に④寝室。寝室は人が長い時間過ごす場所。過ごす時間が長くなるほど、その場所の影響を受けますから、寝室の掃除は重要です。

くつろげる癒しの空間を意識すると吉。

以上、忙しくてなかなか掃除できないという人も、自分の運気、気分をあげるためにも上記の場所は小まめに掃除するようにしましょう。

元旦に掃除しないのはナゼ?【まとめ】

今回は、元旦に掃除をしない理由といつから掃除、洗濯などの家事全般をして良いのかを解説してみました。

①元旦に掃除しないのは風水から来ている。
②元旦に掃除をすると、年神様を追い払うことになる。
③掃除、洗濯は1月4日から始めるのが望ましい。

以上が、今回のポイントです。

一般的にお正月中、特に元旦は「してはいけないこと」タブーとされていることが多いですが、あくまでも習慣なので、頑なに守ろうとはせず、ご自身の状況に合わせた生活をしてほしいです。

お正月のタブーはそれなりに理に適っているもの。

「してはいけないこと」というのは、お正月中ゆっくり心と体を休ませるための期間なのです。元旦から忙しなくして、三が日あけたら新年早々体調崩してしまっては仕事や学校を休むことにもなります。

スタートが慌ただしいと、後半体力がもちません。お正月の過ごし方は、その年の吉凶を決めるといって良いでしょう。

ぜひ今回の内容を参考にしてみてください!

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