皆さん、元旦にお金を使ってはいけないって知ってましたか?
中高生ぐらいになるとお年玉をもらって、即買い物に行くぞ!と思うかもしれませんし、
新年一発目で景気よくお金を使ったら良さそう、と私なんかは思いますが、元旦にお金を使うと、その年の金運が下がるといわれています。
初詣でのお賽銭ぐらいは問題ないそうですが、最近は元旦からお店をオープンさせるところもありますし、使うなというのが難しい日常生活にはなってますよね。
では、なぜ元旦にお金を使ってはいけないのか、今回はその理由について解説していきます。
元旦はお金を使わないことが吉!その理由とは?
元旦にお金を使うと、その年は「浪費の年」になる。
そんな言葉をおじいちゃんやおばあちゃん、友人などから聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
新年のはじめにお金を使うと、金運が下がるというジンクスがあるようです。
では、なぜ元旦にお金を使ってはいけないのか。
その理由は、「1年の最初の行いが大事」という考えからきているそうです。
でも、お賽銭やお年玉は除外されていて、お年玉をあげたり、初詣でお参りするときのお賽銭は縁起事などで良いと考えられています。
そもそも、お正月、特に元日から3日までの三が日は自宅でゆっくりすることが良いとされています。
なぜなら、家に年神様をお迎えしているためです。
年神様をほっといて、家に誰もいなくなるというのは縁起があまり良い行いではありません。
年神様と一緒にゆっくり過ごすことで、年神様はその1年に福をもたらしてくださいます。
「1年の最初の行いが大事」というのも、ご先祖や年神様を大事する方が、お金を使うことよりも大事なことかもしれません。
最近は、元旦からオープンしているお店やコンビニが当たり前ですが、そういった環境であるからこそ、1年のはじめは「お金を大事に使う」ということを意識して過ごされると、素敵な年になるかもしれませんよ。
元旦は何をしたらいいの?家族で遊べるアイテムをご紹介!
さて、前述では元旦にお金を使ってはいけない理由について解説してみました。
結論、元旦は、買い物で散財するよりも、お家でゆっくりするのが吉ということでしょう。
では、お家で何をしたらいいの!?と暇を持てますことになります。
これをきっかけに、せっかくですから、お正月だからできることをしてみませんか?
お正月といえば、帰省してきた家族や親せきなど集まりますよね。
そこで今回は、大人数、しかも大人から子どもまで一緒に楽しめるアイテムをいくつかご紹介したいと思います。
凧あげ
お正月遊びの伝統な遊びといえば、「凧あげ」。
家の中にいてもつまらない!晴れた日は外で遊びたい、みんなで楽しみたいという方におすすめです。
ちなみに、凧は中国から平安時代に日本に伝えられ、貴族の遊びとして親しまれていたそうです。江戸時代になると、貴族の遊びから庶民の遊びとしても広がっていきました。
福笑い
2つ目も日本の伝統的なお正月遊び「福笑い」。
福笑いは、目隠しをして、顔のパーツをはめていくというルールで、子どもから大人まで簡単に楽しめます。
福笑いがお正月遊びとして楽しまれるようになったのは、明治時代といわれています。
一節によると、「笑うことで福を呼び寄せよう」という願いを込めて作られたそうです。
確かに、福笑いをすると、シンプルな遊びなのに、まわりが笑いで包まれるのはなぜなのでしょうね。
はねつき
3つ目も日本の伝統的なお正月遊びである「はねつき」。
遊び方は、バドミントンのように、2人で、羽根を打ち合う。または、1人で羽根をポンポンと上に突く遊び方もあります。
はねつきの歴史は、奈良時代に女子が遊んでいた棒で玉を打つ「毬杖(ぎっちょう)」や中国から羽根に硬貨をつけて蹴る遊びが室町時代に伝わってきた遊びがはねつきに変わったという、さまざまな説があります。
そもそも、羽子板は厄除けの意味もあるようで、羽子板で羽根をつけて遊ぶと厄を払う、魔除けの意味もあるようです。
良い年になるように、お正月にピッタリの遊びですね!
花札
こちらも昔からある遊び「花札」。
お正月の遊びといえば、「百人一首」が定番かもしれませんが、今回は花札をおすすめしたいです。
花札は、安土・桃山時代の「天正かるた」、江戸時代の「ウンスンカルタ」から、江戸時代中期頃に現在使われている花札ができたといわれています。
花札には、「こいこい」や「花合わせ」など、さまざまな遊び方があります。
その中でも特におすすめしたいのは「花合わせ」。
詳しいルールはありますが、基本的には絵柄を合わせていくゲーム。3、4人で遊べますし、大人数で遊びたい場合は「花合わせ」の発展系「八八」という遊び方もあります。
子どもでも、絵を覚えればできますし、大人も癖になる遊びです!ぜひ興味がある方は挑戦してみてください。
UNO
最後に、おすすめしたいのは定番のカードゲーム「UNO」です。
7枚の手持ちカードから同じ数字・同じ色・同じ記号のカードを次々と出していきます。最終的に手持ちが1枚になった人は「ウノ!」と叫ばないといけないルール。
私の地元ルールでしょうか、手持ちが1枚なのに「ウノ!」といわず、他人に「ウノ!」と逆にいわれてしまったら、さらに7枚ひかないといけない、というルールがありました。
シンプルで分かりやすいゲームなので、子どもから年配の方も含めて遊べると思います。
以上が、私がおすすめしたいお正月お家で遊べるアイテムでした!
他にも、「すごろく」や「オセロ」「人生ゲーム」など、子どもから大人が一緒になって遊べるゲームもあります。
元旦から寝正月にならず、暇を持て余さないようなことの案として、ぜひ参考にしてみてください!
元旦にお金を使ってはいけない理由とは?【まとめ】
今回は、なぜ元旦にお金を使ってはいけないのか、その理由について解説してみました。
根拠となる明確な理由はわかりませんが、「1年のはじめの行いが大事」ということを考えると、1年のはじめからお金を散財するのは確かに良くないかもしれませんね。
経済活動は回すことになりますが・・・。
コンビニは24時間営業で公共機関などの電車やバスなど、普段通り動いています。
そのため、いつの間にかお金を使ってしまいます。
元旦から働いていらっしゃる方を考えると、お金を落とさないというのも悪い気もしますが、それよりも古くからある日本の風習にならい、年神様やご先祖さまと一緒に元旦を過ごすと心がけることが、1年のはじまりの行いとしては良いのかもしれません。
少しだけでも意識して元旦を過ごされてみたら、昨年とは違った年になるかもしれませんよ?
ぜひ、元旦はお家でゆっくりと家族で過ごし、ご自身の身体を癒す時間にしてみてくださいね。