正月飾りの一つである門松。門松とは、新しい年に幸せをもたらす年神様を、家に迎え入れるための目印としての役割があります。
門松は玄関前に飾って目立たせる必要がありますが、今回は下駄箱の上に飾れるような小さな門松を手作りします。
簡単なので、小さなお子さんと一緒でも工作できると思いますよ。
そして、その材料とはなんと、トイレットペーパーの芯と牛乳パック、それとご祝儀袋と折り紙など。家にある材料で簡単に作れます。
トイレットペーパーで門松を手作りする材料
まず以下のものをご準備ください。
【工作材料】
・牛乳パック 1個(500mlのものでも作れます)
・折り紙(緑系を3枚、肌色系を1枚、和風柄を1枚、金色を1枚)
・ご祝儀袋 1袋
ところでご祝儀袋は、結婚式などでいただいたものがあればそちらを使うと良いですよ。ご祝儀袋は他にも、手作りの箸袋を作ったりできて便利なんですよ。
簡単手作り門松の作り方
※貼り合わせた部分は後ろに持ってくるときれいです。
※斜めであればどう切ってもOKなのですが、3本は角度を合わせた方がきれいです。
※上下・幅の長さはお好みで大丈夫です。
※和風柄の下に、もう一枚折り紙を挟んで重ねて見せるようにしてもオシャレです。
ここまででも可愛いのですが、もっと華やかにしてみましょう。
ちなみに作業の所要時間は30分程でした。和風の柄や水引の形で、かなり印象が変わると思いますので、ぜひ作ってみてくださいね。
門松は2つセットなので、飾るときはもう一つ作って、対称に並べてみてくださいね。
門松などの正月飾りは縁起物ですので、もったいないとは思いますが、使い回しはしないほうが良いです。
その点、手作りの門松なら躊躇なく処分できるので、そこも良いですね。
門松について
門松は中心の竹が目立ちますが、名前で解るとおり「松」が主役です。古くは常緑樹を飾っていましたが、鎌倉時代以後は、竹も一緒に飾るようになりました。
門松の形態は、地方によって違いがあります。関東では3本セットの竹を中心に、周囲に短めの松を配置し、下部をわらで巻きます。
関西では3本セットの竹を中心に、前面に葉牡丹、後方に長めの松を添え、下部を竹で巻いています。
ご自分の住む地域の門松を調べて、それに似せて手作りしても面白いですよね。
トイレットペーパーで門松を手作りするには?【まとめ】
・門松を手作りする方法として、トイレットペーパーの芯を使うと良い
・門松の形態は地域によって異なるので、自分の住む地域の門松に似せて作っても面白い
今回はトイレットペーパーの芯を使って、門松を手作りしてみました。
作るのは簡単なので、お子さんと一緒に手作りして、正月飾りの伝統を教えてあげても良いです。正月飾りを準備して、良い新年をお迎えくださいね。