1年のはじまりであるお正月。
お正月にはお正月飾りをする方が多いと思います。
しかし、喪中である場合は飾っても良いものか悩む方が多いのではないでしょうか?
お祭りごとなどは喪中の間はダメって聞くけど、お正月も同じなのでしょうか?
また、喪中の間中ダメなのか四十九日が開けるまでダメなのか?細かなところが曖昧な方も多いと思います。
門松は喪中でも飾って良いのか?
お正月と喪中は関係あるのか?調べてみました。
門松は喪中でも飾って良い?
喪中とは?期間はいつまで?
そもそも、喪中とは何かご存知ですか?
近親者が亡くなった後のことの喪に服す期間を喪中と言います。
これはご存知の方がほとんどだと思います。
では、喪中の期間を詳しくご存知ですか?
一般的には「1年間」または「13ヶ月」と思われている方が多いかと思います。
しかし、亡くなった方との間柄によって喪中の期間は変わるのをご存知でしょうか?
亡くなった方との間柄によって細かく喪中の期間は決められています。
例えば、妻の父母の場合には喪中期間は0日になります。
このように間柄によって喪中期間は変わってきますが、年末年始が喪中になることもあるかと思います。
そんな場合にはお正月はどうしたら良いのでしょうか?
喪中のときのお正月は?
喪中の場合には年賀状を送ってはいけないと聞いたことはありますか?
年賀状を送ってはいけないというように、喪中の場合には「お正月」として過ごしてはいけません。
ということはもちろんお正月飾りはしてはいけない、門松も喪中の間は飾ってはいけないということになります。
しかし、地域によって、または各家庭によって喪中期間であっても四十九日があけている場合にはお正月飾りをしても良いとされている場合もあります。
これはご両親や祖父母、きょうだいなど聞ける方がいる場合には聞いてみると良いですよ。
地域によってはダメでも自分の家庭では良いとされていたり、また逆な場合もあります。
聞ける方がいない場合や分からない場合にはやめておくのが無難でしょう。
年越しそばやおせち、初詣は?
お正月飾りもダメ、年賀状もダメとなれば年越しそばや初詣はどうなのか気になる方も多いと思います。
まず、年越しそばはお祝いごとではありません。
1年間の悪い気などを落とすために、そして、長寿などの願いを込めて食べられるものです。
ですので、喪中の場合でも年越しそばは食べても問題ありません。
気にせず年越しそばは食べてくださいね。
次におせちです。
年越しそばは食べても良いとされていますが、おせちはお正月のお祝いごととして食べられるものですので喪中の場合には避けた方が良いとされています。
お雑煮やおせちといったお正月の食べ物は避け、普段通りの食事にするようにしましょう。
最後に初詣です。
初詣こそダメでしょ!と思うかもしれませんが、実は良い場所と悪い場所があります。
初詣かそうでないかは関係なく、そもそも喪中の時に神社へ参拝することはダメだとされています。
ですので、初詣の場合でも神社への参拝はしてはいけません。
しかし、喪中とお寺は関係ありませんので、初詣でお寺へ参拝するのは問題ありません。
喪中で初詣へ行きたい場合にはお寺を参拝するようにしてくださいね。
門松は喪中でも飾って良い?【まとめ】
門松は喪中でも飾って良い?喪中とお正月って関係あるの?か、調べてみました。
いかがでしたか?参考になりましたか?
お祭りごとと同じく、喪中の間はお正月に関わること。例えば飾りやおせちなども全てしてはいけないと言われています。
しかし、ダメと言われている期間は地域や家庭によって違ってくるため事前に確認することが大切です。
また、年越しそばは喪中でも関係ないため食べても良いとされています。
初詣もお寺への参拝は問題ありませんので、お寺へ参拝するようにしましょう。