エドヒガンザクラ。様々ある桜の一種。
一番身近にあるソメイヨシノとは少し違って樹齢1000年超えの巨木があるそう。国や県、市町村に指定されている樹も沢山あります。
開花時期は、その名の通りソメイヨシノより少し早めに咲くそうです。
ただ、最近では地球温暖化などの影響で開花時期の予測が狂うこともしばしばあるそうです。
そのエドヒガンザクラについて特徴や由来、花言葉などいろいろ調べてみました。
エドヒガンザクラの開花時期はいつごろ?
先程も書いたとおり、エドヒガンザクラの開花時期は一般的なソメイヨシノよりも少し早めに咲きます。
桜は、様々な品種が次々に咲いてある程度の長い期間を楽しめるということをご存じですか?
品種によって咲く時期が違う。
早咲きの桜の咲き始めから遅咲きの桜が咲き終わるまで約半年ほどかかるみたいです。
自分の住んでいる地域だけではないですね。
その名の通り、春の彼岸の頃に綺麗な花を咲かせます。
大体は三月下旬頃ですね。
春分の日がそのくらいなのでエドヒガンザクラという名前は理にかなっているようです。
ただ、昨今の地球温暖化などの影響があり、少しずつ時期がずれたりしてきているみたいです。
エドヒガンザクラの特徴について
このエドヒガンザクラは様々な桜の原種と言われています。
また自生の野生種でもあります。なので樹齢1000年超えの樹があるということです。
現在では植樹用の木を販売していますが元々は植えたわけではないようです。
このエドヒガンザクラに様々な品種を掛け合わせて多数の品種が生み出されてきたようです。
樹齢の長い樹が多いということで高さも高い樹が多いです。20メートルクラスの樹が多いそうですが、30メートルを超える高さの樹もあります。
また、国や県などの天然記念物に指定されている樹も多いです。
花にも特徴があります。
日本人がよく知るソメイヨシノと同様に1輪の花には花びらが5枚で一重咲きが基本線です。
花びらは丸みを帯びていてがくの部分が少し違っていてぷっくりと膨らんでいます。花色も薄紅色から白色まであります。
日本では鹿児島から青森までに多い桜です。北海道には少ないそうです。
気温などの関係だとは思われますが、札幌にエドヒガンザクラの見所との記事があるので多くはないけれど見られる場所はあるということです。
エドヒガンザクラの由来は?
エドヒガンザクラの由来はその名の通りで開花時期が春の彼岸の時期に咲くことからその名前がついたそうです。
元々の名前はヒガンザクラだそうで、江戸時代より前から生えていたそうです。
また、関東の江戸を代表する桜ということからエドという名称がついているそうです。そのエドの名称がつけられた時期は安土桃山時代ともいわれています。
また、日本固有種ではないそうですが原産地は日本で原種と呼ばれている10から11種の一つです。
Wikiなどでもヒガンザクラとして記載されていますが、エドヒガンザクラとして検索をしても同じものとしての取り扱いになっています。
エドヒガンザクラの花言葉は何?
欧州で広まった花言葉は、植物に特別な意味をもたらしました。
明治の時代に花言葉の文化が日本に入ってくると、当然ながら日本で存在感のあったエドヒガンザクラにも、花言葉が付けられました。
エドヒガンザクラの花言葉は「心の平安」。
エドヒガンザクラには相応しく思わせる花言葉です。
エドヒガンザクラの特徴は春分の頃に咲き誇って見せる、花の静かな迫力と優雅さがあります。
その姿を見ることで心が穏やかになり、平安がもたらされる雰囲気をまとっています。
昔から見られたエドヒガンザクラの花の歴史も花言葉の語源になっているのでしょう。
エドヒガンザクラ開花時期はいつ?【まとめ】
エドヒガンザクラの開花時期、特徴、由来、花言葉について調べました。
花見の時期に沢山見る桜の基本種である事や、その名前についても興味深い話が沢山あります。
固有種ではないとのことですが、野生種であり見る人の心の平安をもたらすという花言葉などでも日本人の心の花と呼べるものではないでしょうか?
私は西洋種の華やかな花も好きですがある一定の時期にしか見られない儚い桜という花がもっと好きになりました。
皆さんはいかがでしょうか?