渋谷のハロウィンイベントの規模は年々拡大しており、今や期間中100万人を超える人が押し寄せています。経済効果も1000億円超となりかなりのモノになるので、渋谷や周辺の店舗にとっても売上を上げるチャンスとなる時期でもあると思います。
しかしながら、規模の拡大と共にマナーの悪化も顕著になっており、人によってはただの騒音になりうるさいだけだったり、迷惑を被ってうざいと思う人も多くいるのもまた事実なのです。
今回は渋谷のハロウィンイベントで実際に起きている騒音等のトラブルを始め、迷惑行為でうざいと思っている人の声や意見をまとめて考えていきたいと思います。最後までお付き合いよろしくお願い致します。
渋谷のハロウィンイベントでの問題
まずこれは直接的な問題ではないかもしれませんが、冒頭部分でも述べた通りこのハロウィンイベントには期間中100万人もの人が押し寄せます。勿論この集まる場所というのは人口的に整備された運動公園や野外ステージみたいな場所ではなく、渋谷のど真ん中の道路がメインのイベント場所になります。
こういった事情から道路や駅の一部には交通整理の為に規制する場所も出てくる為、イベントに参加しない人、仕事帰り等で渋谷を通らざるを得ない人にとってはまさに『迷惑』『うざい』ということにしかなり得ません。
しかしこれはイベントに参加する人にとっていえば、なるべく人に迷惑をかけたくないと気を使ったとしてもすぐにどうにかなる問題でもないですし、渋谷でこのイベントを開催しなければ1000億円超もの経済効果を生み出すことは不可能なので自治体サイドとしても判断が難しいところです。
イベントの騒音問題
祭り等でも言えることですが、単純に人が多く集まれば騒音とまでいかなくとも大きな音の発生源になり近隣住民には迷惑もかかりますのでそういう方々の理解が必要になります。
渋谷のハロウィンイベントで問題になっているのはこのレベルを遥かに超えた『騒音』というものです。原因の一つとして若者が飲酒等でテンションがあがり朝方まで馬鹿騒ぎをするということが大きな要因の一つです。
大都市渋谷といえど住民は住んでいる訳ですし、近隣の飲食店でもあまり大きな音を好まない所に於いてはうるさいと思い、これは立派な『迷惑行為』になります。
イベントに参加して楽しくなるのはいいと思いますが、参加する人達がそれぞれにこういった細かい心遣いができるようになればいいですね!
ごみ問題について
これに関してはもう近隣住民や飲食店だけに留まらず自治体レベルにまで問題が及んでいます。ハロウィンイベント終了後の翌日の朝は異臭が漂っていて、街にはゴミが散乱しています。
お酒を飲んだあとのビンや缶をそのまま街中に放置、もしくはポイ捨て、ビルの隙間で嘔吐するなどで街は想像以上に悲惨を極めます。ゴミの処理にはボランティアを始め、近隣住民、近隣飲食店も総動員し、ゴミ改修にかかる費用等は自治体でもかなりの負担になっています。
これも『迷惑行為』になり、場合によっては次年度からのハロウィンイベントの開催を見合わせる状況にもなりかねません。このあたりも個人のモラルの話になるので一人ひとりの意識を高くする啓発などができればいいのかもしれません。
まとめ
渋谷のハロウィンイベントには沢山の人が集まるだけにそれだけ多くの問題も抱えています。騒音問題やゴミ問題に関しては友人同士等お互いに注意することで現状より少なくすることが可能なのではないでしょうか。
また経済効果のあるイベントだけに継続していって欲しいと思いますので、イベントに参加する人はイベントに参加しない人に対してなるべく迷惑をかけないという意識を持てば、どちらも幸せになれるのではないでしょうか??
イベントに参加予定の方は今一度考えて頂ければと思います。それでは!