渋谷のハロウィンイベントは2008年頃から行われており、経済効果の面でそれまで一位を誇っていたバレンタインを2014年には超える程、勢いのあるイベントです。一説にはイベント4日間の期間中の動員数は100万人以上とも言われ、経済効果では1500億円弱にも迫るまさにハロウィンだけにモンスターイベントです。
いつの頃からか東京都や渋谷区が全面バックアップする一大イベントになった訳ですが、気になるのは東京都や渋谷区がかける税金についてですよね。そこで今回は渋谷のハロウィンイベントで東京都、渋谷区がどういった所に税金をかけているのかリサーチしてみました。
公表されていない部分もありますので憶測の域を出ないものもありますが、最後までお付き合い頂ければと思います。
渋谷ハロウィン後のゴミ問題
渋谷のハロウィンイベントは仮装をしてみんなで互いに写真撮影をしてSNSに投稿、というのが一つの流れとして有名なのですが、もう一つの側面として忘れてはならないものがあります。それはズバリ『ごみ問題』です!
この問題は毎年のようにニュースでクローズアップされることとなり、もはや悪い意味で渋谷のハロウィンイベントのイメージとしても一般的にも知られる所でありますね。
東京都・渋谷区はこのごみ問題に立ち向かう為に様々な策を練るのですが、これらの策を実行するには当然お金がかかることになり、それはつまり【税金】の部分から捻出されることになるのです。
渋谷ハロウィンのゴミ袋にかけられる税金~本当に必要?そのゴミ袋~
このゴミ袋ですが、なんとデザインもハロウィン仕様のものになっていて(オレンジのジャックランタンをイメージしたゴミ袋)公式的には30万個を配布しているようです。皆様少し考えてみてください。これは普通のゴミ袋ではダメなのでしょうか?
ゴミ袋をデザインしたデザイン料、特注のゴミ袋を作る費用、特設ホームページを作って、芸能人まで使ってPRをしています。このゴミ袋を作るまでに実は結構莫大なコストがかかっているということです。
この辺は公表されていない所ですが、デザイン料は恐らくプロのデザイナーに依頼しているはずなのでウン十万円~ウン百万円、特注のゴミ袋を作るにも通常のゴミ袋を作るのに比べるとロットも少ないでしょうし倍以上かかっているでしょう。ホームページの制作もウェブ業者に任せているでしょうからウン十万円~ウン百万円単位でかかっているでしょう。
また芸能人に至っては2015年度にはPRキャラとしてきゃりーぱみゅぱみゅさんを使用しており、芸能人の使用には広告代理店を経由している可能性が高いので下手をしたらウン千万レベルでかかっていることが想像されます。
つまりこのゴミ袋一つにしても、制作から配布の段階までに概算で数千万程のコストをかけているものと見て間違いないと思います。散らかす前にかけるコストより、散らかした後にかけるコストが多いのは本末転倒のような気もしますが…
散らかす前に未然に防ぐ方に力を注いだ方が、清掃コストや街の美化も保たれて良いと思うのは私だけでしょうか??
渋谷ハロウィンの警備にかかる税金
このハロウィンイベントでは人の量が多いということを始め、喧嘩等のトラブルも多く発生するので交通整理要員や警備要員として警察官や警備員が数百人単位で動員されます。
この警備にかかる費用も勿論のこと税金から賄っているものと思われます。これらは街の治安の為、人が多く混雑によっての事故や怪我などのトラブルを防ぐという点では必要なコストですね。
まとめ
渋谷のハロウィンイベントにかかる税金、如何だったでしょうか?個人的にはゴミ袋に関しては全然普通のゴミ袋で良いのではと思いますが、皆様はどうお考えでしょうか?
各地方自治体よりも資金が潤沢にあるので可能なことではあると思いますが、このご時世コスト削減が謳われる中逆行しているような気もします。みんなの税金でもあるので、誰もが納得できる使い方をしてもらった方が嬉しいですね。
しかしながらハロウィンイベントを楽しみにしている方は勿論、渋谷自体の経済効果も生み出すことができるので東京都や渋谷区には頑張ってもらいたいというのも本音です。それでは!