立春にやってはいけないことは?桜餅とうぐいす餅等食べ物についても解説!

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立春とは二十四節気という暦の一番最初の節です。

江戸時代まで利用されることが多かった二十四節気では、立春から新たな一年が始まります。

今でも、中国や東南アジア諸国では、「春節」と呼んで一年の始まりとして祝っています。

年の初め、すなわちお正月に当たる「立春」ですから、様々な言われがあります。

新しい年の始まりにあたって、その年を健康に凄して良い福を招き、悪い邪気を払って幸せな一年にしたいとだれもが願うことから、暗黙の様々な風習が根付きました。

立春にやってはいけないことや、逆にやっておくこと、することをまとめました。

目次

立春にやってはいけないことは?

では立春にやってはいけないことは、どんなことがあるのでしょうか?

まず、水を流さないことが挙げられます。

これはせっかく始まった新たな年の良い運気を、みすみす流してしまわないためです。

なるべく水を使わないように、洗濯なども前日までに済ませておき、そのほかは翌日に回すようにすると良いようです。

また炊事などでも、水の利用を減らすように出来合いのお惣菜やお弁当等を使う工夫もされるといいでしょう。

更に汗をかく夏の暑い時期でもありませんから、可能でしたら入浴も立春当日は避けて、前日や翌日対応としましょう。

それよりも前日の節分に豆まきをして邪気(鬼)を払うとともに、自らも知らず知らずにため込んでしまったナーバスな気持ちやマイナスの感情をお風呂で洗い流してはいかがでしょうか。

新しい一年の始めの「福」を大切に洗い流してしまわないようにしたいものです。

立春にやるべきこととその理由

では立春は、どのように過ごすことで一年を大過なく、幸せに過ごせると言われているでしょうか。

いわゆる旧正月ですから、現代のお正月にも共通することを意識して心掛けてください。

旧暦とは言え新たな一年の始まりですから、何事も新しくすると吉です。

衣類や下着、ソックスや靴など身の回りの品々を新しくすることや、使わないもの、溜ってしまったものなどを整理してみましょう。

また日頃持ち歩くバッグやアクセサリー、ネクタイ等もおニューを下ろして気分も一新しましょう。

新しいものを身に着けると、新鮮な気持ちになりますね。

また水はなるべく使わない方が良いですが、新しい水を汲むことは「若水」と言われて吉です。

更に「立春大吉」と書いた御札を目より高い位置に貼って、福を招き入れましょう。

この立春大吉の文字は左右対称であり、バランスの取れた良い状態をもたらすと言われています。

立春の食べ物は?

立春は旧暦とは言え、続く一年を幸福に過ごす節目の日ですから、福を招き入れる食べ物も頂きたいものです。

春と言う字がありますが、寒さは更に厳しくなってきます。

まずは立春朝搾り(あさしぼり)というお酒を、朝から頂きます。

旧暦のお正月ですから、朝からお祝い酒を頂いても大丈夫です。

また立春生菓子として、さくら餅やうぐいす餅を頂きます。

「さくら」「うぐいす」と春を感じさせるお餅は、もうすぐそこまで来ている春を待つ気持ちも高まりますね。

立春大福餅や立春大福豆腐等もあって、大福を授かれるように頂く風習もあります。

季節に合わせてふきのとうや根菜類などと共にお豆腐を頂いて身体に栄養をつけ、温かい煮物として芯から温まりたいものです。

立春には滋養を保つ食べ物で体の健康を保ち、福を更に高められるように、と祈りながら頂くと良いでしょう。

立春にやってはいけないことは?【まとめ】

立春の日は旧正月なので、せっかくの福を流さないようにやってはいけないこと、やることを、理由も理解して実践しましょう。

以上、立春の日の言われ、更にそこから生じるやってはいけないこと、やることをまとめました。

旧歴の始まりの日として新しい気持ちでポジティブに暮らせるように、マイナスイメージを引きずらず、新たな気分で明るく立春の日を過ごしましょう。

大福を願う気持ちは必ず幸せを招きますので、風習を重んじて実践してはいかがでしょうか。

寒さの厳しい時期でもありますので、体調管理して身体を温め、来るべき春に備えましょう。

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