引っ越し時ナンバープレートはそのままはNG?デメリットを解説!

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皆さんは引っ越しした場合、車両のナンバープレートは変更されますか?

そもそも引っ越しってやる事多いのに、自動車の手続きまでやらないといけないのって心が折れてしまいそうですよね。

そういうわけで、「引っ越しするけどナンバープレートの変更をせずにそのままでもOK?」と考えている人もいるでしょう。

結論として「引っ越し時、車両のナンバープレートはそのままにせず、必ず変更をしてください」。

その理由を解説していきます。

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目次

ナンバープレートの役割<

ナンバープレートは保安基準に適合しており、自動車税を納めていることの証明になります。

また何か事件に巻き込まれた時に犯罪の捜査にも役立ってくれるので重要な役割を担っています。

トラブルに見舞われた際に、自分を助けてくれる大切な役割を持ちます。

引っ越し時ナンバープレートはそのままでも良いの?

皆さんは「引っ越ししたらナンバープレートは変えるもの」という認識を持つ方がいると思います。

実際、法律で定められているのは「車検証」だけの変更であり、ナンバープレートを変更するような定めはありません。

ただし、車検証の住所を変更するということはナンバープレートの住所も変更することになります。

これはすべての車(普通自動車、軽自動車)に共通している事項なのです。

ナンバープレートをそのままにすることのリスク

引っ越し時、ナンバープレートをそのままにしておくと以下のリスクが発生します。

重要な案内や通知(リコール通知、税金の納付書、保険の通知など)が現住所に届かない。

車両に何らかの欠陥がある場合のリコール通知は車種や年式によって特定され、その通知は車検証に記載してある住所に届きます。

ナンバープレートと車検証の住所はセットになっているため、登録を変更せずにそのまま乗車し続けると車両トラブルに見舞われ重大な事故を発生させる場合があります。

その他、違反通知や車両保険の通知など重要な通知が旧住所に届き、通知を見過ごすことに繋がりリスクを発生しやすくさせます。

盗難や事故等のトラブル対処が遅れる

車両の盗難や事故が発生したときに、ナンバープレートから所有者・使用者の住所を割り出し、通知または連絡が行くことがあります。

引っ越し時、ナンバープレートの変更をしていないと通知が届かず、対処が遅れる場合ことになります。

車両の売却時に必要書類が増える

車検証と現住所の繋がりを示すために、住民票が必要となります。

万が一、車検証の住所から複数回、住所を変更している場合は戸籍の除票を本拠地で取得しなければならず手間が増えます。

罰金

先ほど、ナンバープレートと車検証の住所はセットであると話をしました。

引っ越し時、ナンバープレート及び車検証の住所を変更せずそのまま放置していることが判明した場合、50万円以下の罰金が科されることがあります。

速やかに住所の変更をしましょう。

ナンバープレートの変更に関わる必要書類と手続き

ナンバープレートを変更する場合には以下の書類、費用が必要となります。

軽自動車の場合

・住民票
・印鑑証明書
・自動車検査証記入申請書
・車検証
・軽自動車税申告書
・ナンバープレート

普通自動車の場合

・印鑑
・住民票
・手数料納付金
・自動車税申告書
・車検証
・車庫証明

変更の手続き

・申請書を用意(陸運局窓口でももらえます)
陸運局のホームページダウンロード可能です。

・手数料納付書(陸運局窓口でももらえます)
自動車検査登録印紙を貼る。

・自動車税・自動車取得税申告書(陸運局窓口でももらえます)

・理由書(陸運局窓口でももらえます)
盗難などの理由でナンバープレートが返還出来ない場合。陸運局のホームページダウンロード可能です。

・車検証

・ナンバープレート

・住民票
発行から3カ月以内のものが必要です。

・車庫証明書
発行から1カ月以内のものが必要です。発行までに1週間ほどかかり、手数料は3,000円ほどかかります。

・印鑑

・委任状
代理人が申請する場合、必要です。

・予約済証
希望ナンバーや図柄入りナンバーに変更する場合必要です。

以上が必要な書類となります。
普通自動車は各エリアの運輸支局ですが、軽自動車は新居を管轄する軽自動車検査協会事務所で手続きを行います。

窓口は平日しか対応していないことがほとんどのため、場合によっては混雑し、時間がかかることがあります。大変な場合は代行申請も視野に入れてみてください。
 

費用の相場

自力で変更手続きを行う場合は5,000円が相場と言われていますが、代行業に依頼する場合は10,000円~30,000円が相場と言われています。

金額が高くなってしまいますがどうしても仕事で対応が難しい場合は代行業による依頼も検討してみてください。

引っ越し時、ナンバープレートをそのまま変えないのはNG?【まとめ】

引っ越し時にナンバープレートをそのままにしておくとリスクが発生します。

トラブルに見舞われた時に、余分な被害を発生させないためにも必ず変更の手続きを行ってください。

手続きが大変な場合は代行業の利用も検討してみてください。

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