目隠しのフェンスがなんとなく殺風景、狭いベランダで思うようにプランターが置けない。
そんな悩みを持つ人は少なくないようです。
プランターは、かならずしも地面やベランダの床に置く必要はないのです。
フェンスにかけたり、壁掛けにしたりすることで、雰囲気も変わりますし、狭いベランダでもスペースを有効に使うことができます。
このようなプランターをハンギングプランターと呼んでいます。
れを使えば、かなり立体感も出ますので、ぜひ活用してみましょう。
プランターをフェンスにかけるメリットとは?
プランターをフェンスにかける最大のメリットは、「場所を取らない」ことなのですが、それ以外にもいくつかあります。
まず、掛けたり吊るしたりすることで、目線の高さで鑑賞できます。
いつものように地面やベランダの床にあるプランターを上から見下ろすのではなく、目の高さに置くことができるので、見た目にも新鮮ですし、親近感が湧きますね。
つぎに、プランターですので、日差しや天候によって場所を移動させるのが簡単です。
これはプランター全般に言えることですが、季節によって日差しの角度が違いますし、台風や雪などの場合にも場所を簡単に移動できます。
そして、プランターが空間にありますので、風通しが良いです。
プランターの底が地面やベランダ床についていませんし、プランターがある程度の高さにありますので、風を遮るものがあまりない環境に置くことができます。
プランターをフェンスにかける際のポイント
では、プランターをフェンスにかける際のポイントをいくつかみてみましょう。
まず、壁掛けの場合、あまり高く伸びる植物よりも、背丈が低めの植物のほうがバランスがいいですね。
壁掛けプランターは、プランターを横から見ることになります。
背丈があるよりもまとまった形になったほうがきれいですね。
また、プランターに土を入れますので、それなりの重さになります。
掛ける場所の耐荷重や万一落下してしまった場合の安全性も考えておきましょう。
もちろんプランター素材自体の強度も大切です。
また可能であれば土も軽いものを使いたいものです。
プランターをフェンスにかける?吊るす?
ハンギングプランターには2つの方法があります。
フェンスなどにかける壁掛け型と吊るす型です。
壁掛型は、壁のフックにプランターをひっかけることを言います。
壁に額縁を吊るすイメージですね。
また、吊るす型とは、天井や高いところから紐などでプランターをつするタイプです。
ハンギングプランターの素材は、大きくプラスチック製とスチール製に分けられます。
プラスチックは軽い素材ですのでハンギングに向いていますし、色も豊富にありますので、飾り付けも楽しめます。
価格もスチール製に比べて安いですので、初心者の方にはプラスチック製をおすすめします。
いっぽうのスチールやブリキのプランターはデザイン性に富んでおり、インダストリアルな感覚が表現できます。
もちろん工夫次第で、ご自宅にある缶やヨーグルトの空きケースなども活用できますね。
プランターをフェンスにかける際のおすすめの植物
壁掛け型におすすめの植物では、多肉植物やシュガーパイン、サンスベリアフィロデンドロン・オキシカルジウムなどの観葉植物がおすすめです。
また吊るす型におすすめの植物では、定番のアイビーや、土がいらないエアプランツ、キセログラフィカ、ポトス、グリーンネックレスなどがあります。
お気に入りの植物を探してみてくださいね。
プランターをフェンスにかける方法は?【まとめ】
ハンギングプランター、いかがだったでしょうか。
狭いベランダに悩んでいた方も、プランターをフェンスにかけることで、解決できることがおわかりいただけたと思います。
空間を上手に利用して、観葉植物を楽しんでくださいね。