今回は、光熱費をまとめるとどんなメリット・デメリットがあるのか?
また、どの会社のプランがお得なのかを詳しく解説していきます!
電気・ガスの小売り自由化により、契約する業者を自由に選択できるようになりましたね。
販売をする業者側も、電気とガスをまとめて契約できるプランを用意するようになりました。
「まとめるとお得!」
のようなPRを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、実際のところどうなのでしょうか?
この記事では、
「セットプランにすると本当にお得なのか?」
「デメリットはないのか?」
など、気になる疑問を調査した結果をまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
・支払い先を一本化できる
・セット割引が適用される
・解約手数料や違約金がかからない場合がある
*支払い先を一本化できる
電気代とガス代の支払い先を1つにまとめることができるので、これまで別々だった明細も統一され、家計管理が楽になります。
また、引っ越しなどで契約内容を変更するときの連絡先も1つになるので手間が省けるののもメリットです。
*セット割引が適用される
電気とガスのセットプランを扱っている事業者の多くは、セットプランに割引を適用していることがほとんどです。
また、通信料やガソリン代に対して割引が適用されるなど、事業者ごとの強みを活かした割引を受けられる場合もあり、組み合わせによってはよりお得になります。
*解約手数料や違約金がかからない場合がある
電気とガスのセットプランを解約する際、解約手数料や違約金が発生しないことがほとんどです。
契約を年数で縛られることがないため、気軽に乗り換えることができるのは嬉しいポイントですよね。
ただし業者によっては解約手数料や違約金を設定している場合もありますので、契約前によく確認しておきましょう!
光熱費をまとめるプランのデメリットとは?
電気とガスのセットプランにするデメリットは次の2点です。
・電気使用量が少ない場合はまとめると高くなる可能性がある
・ガス料金に対する割引がない
*電気使用量が少ない場合はまとめると高くなる可能性がある
電気の使用量が少ないご家庭では、電気とガスを別々に契約していた方が安くなる場合があります。
基本的に、電気の使用量が多いご家庭ほど、電気とガスをまとめる方が光熱費がお得になるイメージです。
契約をする前に、1か月あたりの電気使用量を確認し、セットプランに切り替えてお得になるかどうかシミュレーションしておくと良いでしょう!
*ガス料金に対する割引がない
業者にもよりますが、セットプランの割引は電気代のみに適用され、ガス代の割引はないケースがほとんどです。
ガスコンロで料理をする頻度が高い方や、冬場にガスファンヒーターを使っている方など、ガスの使用量が多いご家庭では、あまり節約効果を実感できないかもしれません。
ただ、業者によってはガスの割引をしてくれるプランもあります。
次の項目でおすすめのプランをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
光熱費をまとめるプランを徹底比較!関東エリアのおすすめセットプラン3選
今回は、関東エリアで電気とガスのセットプランを扱っている会社のなかから、おすすめのプランを3つピックアップしてご紹介します。
*Looopでんき+ガス(株式会社Looop)
「Looopでんき」は、基本料金0円が特徴の新電力です。
これまでの電力会社は、契約したアンペアによって、毎月数百円~1,000円前後の基本料金がかかっていましたが、Looopでんきにはその基本料金がかかりません。
従量料金の単価も一律で、使った分だけ支払うシンプルな料金体系です。
ガスは基本料金1,000円で、従量料金は一律123円/㎥のプランです。
電気とセットで契約することにより、電気の従量料金が2%割引になります。
*イツドコダレ!でんきガスセット(HTBエナジー株式会社)
HTBエナジーの「たのしいでんき」と「まじめなガス」がセットになったプランです。
「たのしいでんき」は、使い方にあわせて6種類のお得な電気料金プランを選ぶことができます。
電気の使用量が多い家庭にお得なプランや、特定の時間に電気を利用することが多い方向けのプランなど様々です。
「まじめなガス」は、東京ガスの一般料金から、基本料金・従量料金の両方が3%OFFになるプランで、「たのしいでんき」とセットで契約することで、さらにガス代が毎月102円割引されます。
*ENEOSでんき + ENEOS都市ガス(ENEOS株式会社)
こちらは、厳密に言うとセットプランとしては販売されていないため、セット割はありません。
しかし、電気もガスもENEOSにまとめることで、それぞれの契約に対する特典を同時に受けることができます。
例えば「ENEOSカード・シナジーカード割引」という特典は、電気代とガス代をENEOSカードかシナジーカードで支払えば、「電気料金100円割引、ガソリン・灯油・軽油代1円/ℓ割引」と「ガス料金100円割引」になりお得です。
ENEOSでんきは、電気の使用量が多い家庭ほど料金がお得になりますが、逆に使用量が少ない場合はほとんどお得になりません。
ガス料金は東京ガスの一般料金と比べて基本料金・従量料金ともに4%お得になりますが、関東エリアのみの取り扱いとなっています。
光熱費をまとめるプランって?【まとめ】
今回は、光熱費をまとめるプランについて、メリット・デメリットからおすすめのプランまでご紹介してきましたがいかがでしたか?
電気とガスをまとめるプランを検討する際には、1か月の使用量を確認し、各社のホームページなどでシミュレーションをしてみるのがおすすめです。
場合によっては、電気とガスを別々に契約した方が節約になるケースもあります。
光熱費は毎月かかるものです。
今回おすすめしたプランの1つだけでもいいので、ぜひ1度シミュレーションをして、どのくらい節約になるのか確認してみてくださいね!