毎月貯金はいくら必要(20代)?平均貯蓄割合データを徹底検証!

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今回は、20代から貯金が必要な理由と、収入のいくらを貯金にしているかといったデータの調査結果をまとめました!

20代でいくら貯金していれば平均以上なの?将来どのくらいお金が必要になるの?…と、貯金に関しての疑問に思うことは多いですよね。

そもそも20代で貯金ゼロだとマズいの?

と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、20代から貯金をした方が良い理由と、20代のリアルな貯蓄割合をデータをもとに解説していきます。

後半には将来必要になる費用の目安もご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね!

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目次

貯金はいくら必要?20代で貯金しないのはマズイ理由とは?

結論から言うと、20代のうちから貯金を習慣にしておかないと後悔するからです。

20代は上の世代よりも収入が少ない場合も多く、

「結婚の予定も特に考えていない」

などの理由から、貯金に積極的になれない方もいらっしゃるでしょう。

実際に、金融広報中央委員会が公表した「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」によると、20代で貯金がない人の割合は、単身世帯で45.2%、二人以上世帯で22.9%というデータになっています。

「20代で貯金ゼロの人もいるんだ~」と安心してはいけません。

大切なのは、20代のうちから貯金の習慣をつけることです。

極端な話、20代のうちは貯金で失敗できます。

毎月5万円貯めようと思っていたけど無理だった…とか、3年で100万円を貯めようと思ったけど貯まらなかった…という失敗は経験になりますよね。

それに、貯金には「時間」が大切な要素になります。

毎月貯められる金額は少なくても、何年か経てばまとまった金額になっているでしょう。

20歳から毎月1万円貯金していれば、60歳で4,800万円の貯金になります。

貯金を習慣にするには「先取り貯蓄」を取り入れてみましょう。

これは、お給料が入ったら最初に貯金する分のお金を分けてしまう方法です。

自分の意思で貯金するのが難しいという方は、積み立て定期預金や財形貯蓄を活用することで、半強制的に貯金を増やすことができますよ!

貯金はいくら必要?20代の平均貯蓄割合は手取りの10~15%?

では、20代で貯金をしている人の割合や、手取り収入の何割を貯金に回しているのかを見ていきましょう!

金融広報中央委員会が公表した「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」に、手取り年収(臨時収入を含む)から何割を貯金に回しているのかといったデータが載っています。

一人暮らしの場合と、二人以上の世帯の場合、それぞれのデータを調べた結果をまとめみました!

一人暮らし(単身世帯)の場合

・手取り年収からの平均貯蓄割合は16%

・貯金をしなかった人の割合は27.1%

貯金をしていない人が全体の3割弱という結果でした。

一人暮らしの場合、何かと出費も多いのでしょうか。

貯金したくてもできない人もいるのかな、という印象です。

貯金している人については、手取りの10~15%貯金している人が全体の15.5%と最も多く、次に35%以上貯金している人が全体の13.8%というデータがありました。

おそらく月々の貯金に加えて、ボーナスを貯金に回す人も多いのでしょう!

二人以上世帯の場合

・手取り年収からの平均貯蓄割合は10%

・貯金をしなかった人の割合は21.6%

手取りからの貯蓄割合が平均10%と、貯金に回すお金は一人暮らしよりも少なめであることが分かりました。

データによると、調査に回答した方の世帯主の年齢が全員20代だったため、20代で結婚している方の平均はこのくらいになるようです。

平均貯蓄割合は一人暮らしよりも少なかったものの、貯金をしていない人は全体の2割強という結果になっています。

一人暮らしの方よりも貯金に対する意識は若干高いようですね!

貯金はいくら必要?20代の独身実家暮らし・子なし夫婦は貯金のチャンス!

人生には貯金を増やしやすい時期があります。

例えば子供が自立してから自分が定年を迎えるまでの時期は、若いときよりも収入が増えていて子供の養育費がかからないので貯金を増やしやすい時期ですね。

若いときに貯金を増やしやすい時期は、「独身の時期」と「結婚して子供が生まれる前の時期」です。

独身の場合、収入を自分の好きなように使うことができ、どのくらい貯金したいかを自由に決めることができるので、計画通りに貯金を増やしやすいです。

また、独身で実家暮らしなら、一人暮らしより生活費がかからない分、より貯金を増やしやすいと言えます。

むしろ、20代で貯金を増やすことが大きな目標ならば、独身で実家暮らしがベストではないでしょうか。

20代で結婚している場合でも、子供が生まれる前の時期は貯金を増やしやすい時期です。

一般的には、一人暮らしよりも、2人で暮らす方が1人あたりの生活費は抑えられますし、共働きならより貯金に回すお金を増やすことができます。

さらに、結婚すると将来の計画が立てやすくなるので、何のためにいくらお金が必要か?

いつまでにいくら貯金を増やしたいか?

といった目標が立てやすいのも良い点です。

貯金はいくら必要?20代が将来迎えるライフイベントと費用の目安

20代の方がこれから迎えるであろう主なライフイベント3つをピックアップし、それにかかる費用の目安を調べてみました!

20代が将来迎えるライフイベントと費用の目安

・結婚費用…約467万円

・子育て費用…約1100万円(子供1人あたり)

・老後費用…約43万円(1か月あたり)

結婚費用は、結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用の総額の平均が約467万円とのことでした。

しかし、結婚式の規模や、結納をしなかったり、新婚旅行を国内にするか海外にするかなど、カップルによって費用は大きく変わるでしょう。

独身の場合、300万円くらいを目安に貯金しておけば、いざ結婚が決まってからでも余裕ができそうですね。

子育て費用は、出産と教育費を合わせて子供1人あたり約1100万円が平均のようです(幼稚園~高校まで公立、大学のみ私立の場合)。

もちろん、子供が増えれば費用も増えますし、進路によっては学費の負担も増えていきます。

ただ、1度に1100万円が必要なわけではないので、子供の成長に合わせてコツコツ貯金しておきたいですね。

老後費用はまだまだ先の話のようですが、「老後資金2000万問題」が大きな騒動になったこともあり、老後に受け取れる年金の他に「じぶん年金」を準備する人が増えています。

特に20代のうちから、iDeCoや積み立てNISAといった節税効果の高い制度を利用するのがおすすめです。

20代から始めれば、長期投資でリスクを減らしながら、高い複利効果も得ることができます。

毎月貯金はいくら必要(20代の場合)?【まとめ】

今回は、20代から貯金した方が良い理由と、平均貯蓄金額や将来いくら必要になるかの目安をご紹介してきましたがいかがでしたか?

20代のうちから、手取りの10%~15%を目安にした貯金を習慣づけ、貯金がある状態を当たり前にしておくのがおすすめです。

自分の意思で貯金を続けるのが難しい方は、積み立て定期預金や財形貯蓄を取り入れて、半強制的に「先取り貯蓄」の仕組みを作りましょう。

貯金を始めるに当たって、将来のこと少しを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

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