洗濯機についている注水とは?すすぎとの違いや効果について解説!

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一人暮らしをするようになってから初めて洗濯機を使った、という方も多くいるかと思います。

かくいう私もその一人です。

恥ずかしい話ですが、今まで洗濯は母親にやってもらっていました。

自分で洗濯をするようになって、初めて
「洗濯機にはいろいろな機能がついている」
ということに気が付き、母に教えてもらいながら様々な知識を身に着けることができました。

今回は、教えてもらった中の一つ「注水」についてお話ししたいと思います。

注水とはすすぎの一種でありながら、単なるすすぎとも違います。

以下で詳しく解説するので参考にしてみてくださいね。

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目次

洗濯機の工程の一つである注水とは、どんなもの?

*私の母の洗濯のこだわり

洗濯機には「水位」「行程」「コース」など、自分で好きに選べるように様々なボタンが付いています。

私の母はパートで働いていながら主婦業にかなりのこだわりを持っていて、なかでも洗濯については家族にさせないほどの熱意を持っていました。

上着やTシャツを洗うときは強力コースですすぎ1回、肌着や薄手のブラウスを洗うときは水位を高めに設定しおしゃれ着洗い・すすぎ2回に設定するなど、一回一回洗濯機を止めながら洗っているのが印象的でした。

一方で私は、一人暮らしを始めて自分で洗濯をするようになってからは、ほぼ毎回スタートボタンを押すだけの全自動で済ませていました。

たまに時間があるときには母のことを思い出し、
「洗濯にこだわってみようかな」
といろいろ試したこともあります。

しかし、見よう見まねでやってみても、実際に効果が出ているのか、使い方はあっているのか、よくわからないことのほうが多くありました。

特に、行程ボタンについている「注水」というのはどんな機能なのかと疑問でいっぱいでした。

*注水とは?

冒頭でもふれたとおり、注水とはすすぎの一種です。

すすぎには大まかに分けて2種類あり、代表的なのはためすすぎ(普通のすすぎ)と注水すすぎです。

ためすすぎは以下のような流れですすぎを行います。

(1)洗い終わった洗濯物に既定の量の水をためる
(2)洗濯槽を動かし洗濯物全体に残った洗剤や汚れを洗い流す
(3)洗濯槽の水をすべて排水する

一方で、注水すすぎは以下のような流れですすぎを行います。

(1)洗い終わった洗濯物に規定の量の水をためる
(2)洗濯槽を動かし洗濯物全体に残った洗剤や汚れを洗い流す
(3)洗濯槽を動かしながら、ためていた水を少しずつ流し、同時に水を少しずつ注入する
(4)洗濯槽の水をすべて排水する

このように、「ためた水」か「常に新しい水を入れる」か、という違いがあります。

洗濯で注水はどんな時に使うの?

注水すすぎはどんな時に使うのが効果的でしょうか?

*洗剤や汚れを残したくないとき

例えば衣替えの季節など、長期で洋服をしまうときには綺麗な状態にしておきたいですよね。

次に使うときに嫌なにおいや汚れを残したくない、というときに注水すすぎを選ぶことによって、ためすすぎよりもより効果的にすすぎを行うことができます。

*敏感肌の人の洋服や赤ちゃんの肌着を洗うとき

通常のすすぎの場合、ためた水の中でのみすすぎを行うため、洗剤などが残りやすいという欠点があります。

残った洗剤が肌のかぶれや湿疹を引き起こす可能性があるため、肌の弱い人や赤ちゃんが着るための肌着などは2~3回ほど入念にすすぎを行う必要があります。

この点、注水すすぎは常に新しい水を取り入れるため、1回のすすぎでも効果的に洗剤を落とすことができます。

特に赤ちゃんの肌着などは何回も取り替えたり毎日洗濯する必要があったりと、時間をかけていられないことが多くあります。注水すすぎで時短にもなりますね。

洗濯で効果的な注水の使い方とは?

メリットとデメリットを交えて、効果的な注水の使い方を紹介します。

*メリット【早くきれいにすすぐことができる】

上記でもふれたとおり、常に新しい水を注水するため一回のすすぎでも洗剤や汚れが残ることなくきれいに仕上がります。

つまり、時間をかけずに洗濯を済ませることができるのが通常のすすぎとの違いといえるでしょう。

*デメリット【水道代がかかる】

デメリットとしては、すすぎよりも水道代がかかってしまうことです。

場合によってはすすぎを2回行うよりも注水1回の方が多くの水を使うこともあり、結果的に水道代がかさんでしまうということが少なくありません。

私も母に注水を教わってから頻繁に使うようになったのですが、2か月後の水道代に驚愕したことがあります。

それからは、普段の洗濯はすすぎ、季節ものをしまうときや大事な洋服を洗うときは注水、というように使い分けることを覚えました。

洗濯機についている注水とは?【まとめ】

普段何気なく使っている洗濯機ですが、意外と奥が深いもの。

洗濯する洋服によって「注水」か「すすぎ」かを使い分けることによって、節水できたり安心して洗濯物を着ることができたり、といいことづくめです。

注水について正しく知って、自分の理想の洗濯ができるようにぜひ使用してみてくださいね!

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