洗濯ですすぎを3回するメリットとデメリットとは?

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みなさんは家事の中で何が一番好きですか?得意・不得意は置いておいて、私は洗濯が一番好きです。

洗濯と一口に言っても、洗濯物の量に気をつけたり、洗剤を使い分けたり、洗い方を選んだり…やり方の組み合わせは無限大。

その中でも私が特に迷うのが「すすぎ」の回数です。各ご家庭ですすぎの回数は違うのではないでしょうか?(訳あって、私は普段すすぎを3回行っています。)今の自分にとってベストなすすぎの回数とは何回なのでしょうか…?

そこで、今回は洗濯で3回すすぎをするメリットとデメリットについて解説していきます。

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目次

洗濯ですすぎを3回するメリット

洗剤がよく落ちる

洗濯で落としきれなかった洗剤が原因で引き起こされる病気として、アトピーやアレルギーがあるのはご存知ですか?

実際に私の息子と娘もアトピーを患っています。

現在は「すすぎ1回でOK」などと表記されている洗剤が多く販売されています。

節水や時短という面で人気のようですが、私の子供たちにとっては、すすぎ1回では洗剤を落としきれず、皮膚の炎症をひどくする原因となってしまいました。

そこで、すすぎの回数を多くすることで、洗剤をよく落とすという対策を取ってみたところ、洗剤の刺激が少なくなったのか、皮膚のかゆみや炎症が落ち着き、結果として子供達の笑顔が増えたのです!

もし、小さなお子様がいらっしゃる方で、少しでも肌への刺激を減らしたいと思う方がいらっしゃったら、私はまずすすぎ3回をおすすめしたいです。

汚れ落ちが良くなる

みなさん、衣服の汚れが落ちる仕組みはご存知ですか?簡単に説明すると、洗剤に含まれる界面活性剤や水軟化剤などの成分が汚れにはたらき、水に混ざりやすくすることで落としやすくしています。

実はこの汚れ、洗いの工程だけでは落とし切れていません。すすぎで衣服に残った洗剤の成分を落とす工程で、汚れも一緒に落としています。ということは、すすぎの回数が多いほど、汚れがしっかりと落ちるというわけです。

なかなか落ちない食べこぼしや、泥汚れなどがついた衣服を洗濯する時だけでも、すすぎ3回を試してみてはいかがでしょうか?

柔軟剤の香りが引き立つ

柔軟剤を入れたのにあまり匂いがしないという経験をしたことはありませんか?

じつは、その原因の一つとして、「洗剤によって効果を打ち消されている」ということが挙げられます。

もし、すすぎが不十分で洗剤の成分が残っていたとしたら…せっかくお気に入りの柔軟剤を使ったとしても、その効果が感じられないという残念な結果に終わってしまいます。

そのため、すすぎを3回するなどして、衣服に付着した洗剤をしっかり落とすと、柔軟剤のいい匂いをより引き立てることができるのです。

洗濯ですすぎを3回するデメリット

衣服がダメージを受ける

洗濯は衣服についた汚れや臭いを落とすためにしますが、洗剤や水にさらされる回数が多くなればなるほど、ダメージも受けてしまいます。

その証拠に、扱いがデリケートな「おしゃれ着」を洗濯する際に使用する専用洗剤には、すすぎは1回と表記されていますね。

常日頃からすすぎを3回行ってしまうと、衣服へのダメージが蓄積し、早くくたびれてしまったり、買い替えの頻度が上がってしまったりするかもしれません。

どんな時にすすぎを3回する必要があるのか、自分の生活スタイルと照らし合わせながら考えてみると良いですね。

水道代がかかる

家事をする中で、節水を意識している方も多いのでは?

ミツカン水の文化センターが実施した「水にかかわる生活意識調査2019年第25回調査」によると、節水を日常生活で実践する理由の中で一番回答が多かったのが「水道料金節約のため」でした。

この結果から分かるのは、みなさんが水道代を気にしながら家事をしているということです。

もちろん私もその中のひとりです!洗濯ですすぎを3回するということは、もちろん水をたくさん使います。

例えば、すすぎ1回と3回では水道代にどれこらいの差が出るのか…家庭で水道水を1リットル使った時の水道代を0.2円として計算してみましょう!

一度の洗濯で使用する水の量を42リットルとして計算します。

①すすぎ1回(洗い+すすぎ1回→水を溜める回数は2回)
42×2×0.2=16.2(円)
②すすぎ3回(洗い+すすぎ3回→水を溜める回数は4回)
42×4×0.2=33.6(円)

いかがですか?すすぎ1回と3回では、およそ17円の差があることが分かりました。

たかが17円、されど17円…回数が重なればその金額も大きく感じますよね。

洗濯に時間がかかる

共働き、育児中、介護中、仕事が忙しいなどなど、様々な生活スタイルがある中で、家事を「時短」したいと考える方は多いですよね。

ニーズに合わせて数多くの「時短家電」なるものが販売されているくらいです。そんな中、洗濯に時間を取られてしまっては、とても残念ですよね。

例えば、すすぎ1回なら40分で終わる洗濯が、すすぎ3回にすることで1時間半かかってしまっては、その後の予定にも響いてしまいます。

仮に乾燥まで洗濯機に頼んだとしても、洗濯機から洗濯物を出して畳むという作業をこなさなくてはなりません。考えるだけでなんだか気が重くなってきました…。

家事を時短して、空いた時間で好きなテレビを観たり、子供と思いきり遊んだり、いつもよりもゆっくりお風呂に入ったり…時短をすることで得られる恩恵は主婦にとってはとても貴重なもの。

やはり、洗濯もできたら時短を叶えたいですね!

洗濯のすすぎを3回するメリットデメリット【まとめ】

洗濯ですすぎを3回行うメリットとデメリットについて解説してきました。

衣服を清潔に保つために欠かせない家事である洗濯。できれば水道代をあまりかけずに行いたい方、あまり時間をかけたくない方、柔軟剤の匂いが何よりも大事だと考える方など、みなさん様々な思いをお持ちですよね。

ぜひ、今回ご紹介した、メリットとデメリットを参考にして、ご自分の生活スタイルにあった洗濯の仕方を編み出してみてください。

洗濯の方法は一通りだけではありません!

それぞれの思いを叶える、今の自分にとってベストな洗濯の方法が見つかりますように。

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