洗濯物が多いと物干しできる場所を増やしたくなりますよね。
できたら雨が降っても大丈夫なように、屋根付きのスペースがあると最高です。
私はこの間ネットで、ベランダや庭に設置できる屋根付きの物干しスペースが売られているのを見かけました。
その中には直接家に固定しなくても設置可能な、独立テラス屋根という種類もあります。
家の壁を傷つけることなく屋根付きのスペースを増設できるので、とても便利そうです。
この記事では独立テラス屋根について、特徴や価格相場、メリットなどを記載します。
物干しスペースを広げたいとお考えの方の参考になれば嬉しいです。
物干しゾーンにもなる独立テラス屋根とは?
独立テラス屋根は家の壁には固定せずに独立して立てる屋根のこと。
門や庭などと同じく、家の外側を構成するエクステリアの1つです。
通常、外に屋根を設置する際は、家にビス止めをするなど穴を開けて固定する必要が出てきます。
しかしさまざまな事情で家の壁に穴を開けることが難しく、屋根を付けられないこともあるでしょう。
そんなとき、独立テラス屋根なら家の外壁に影響せずに屋根を取り付けられます。
独立テラス屋根は中央に柱を設置するものや、家の壁側に柱があるものなど様々な形があります。
また1階の庭にも2階のベランダにも取り付けられるタイプがあり、物干しに便利な場所を選んで設置することもできるのですね。
家に穴を開けたくないけど屋根を後付けしたい方は、独立テラス屋根を検討してみてはいかがでしょうか。
独立テラス屋根のオプションとは?
独立テラス屋根には屋根をつけたスペースに設置できる、さまざまなオプションが用意されています。
特に人気なのは物干し用の金具や竿がけを付けるオプション。
屋根付きスペースの下に、物干し竿をかけて洗濯物を干せるようになります。
中には可動式で物干しの高さを調整できるものも。
そのほか家の壁と屋根のスキマを防ぐカバーや、家の窓の目隠しにできる前面パネルなど多様なオプションがそろっています。
独立テラス屋根のメリットとデメリットとは?
独立テラス屋根のメリット
雨や風、紫外線を防いでくれることが大きなメリットです。
屋根のあるスペースで洗濯物を干していれば、急に雨が降っても慌てなくて済みますよね。
紫外線や直射日光を防ぎながら、明るい光が取り込めるのも大きな利点です。
またオプションの前面パネルを付ければ、目隠しになってプライバシーも守れるようになります。
独立テラス屋根のデメリット
注意するべき点は、雪が積もったら雪下ろしをしないといけないこと。
雪のシーズン前に積雪がどれくらいまで耐えられるか確認が必要です。
そのほか取り付け時は外での作業が必要になるため、天気によって工事の日が延びる可能性も出てきます。
独立テラス屋根の取り付け工事のスケジュールは、余裕を持って組みましょう。
物干し屋根付き(独立)の価格相場と設置費用は?
独立テラス屋根の価格相場は、屋根の素材や大きさなどによって変わります。
簡易型のものは8万円台から。
大型のものだと40万円近くするものもありました。
これに取り付けをするための設置費用が追加されることも多いようです。
自分で取り付けてみようとする人もいるようですが、専門的な作業も入るので、安全を考えて業者にお任せした方がよさそうです。
物干し場になる屋根の独立タイプとは?【まとめ】
急な雨を気にせずに外に洗濯物を干せるスペースができると便利ですよね。
外の方が家の中に比べて風通しが良くて洗濯物も乾きやすいですし、家の中に湿気がこもるのも防げます。
また屋根を設置することによって、自宅の屋外スペースにくつろげる場所ができるのも嬉しいポイント。
独立テラス屋根は簡易型のものから大型のものまであり、様々なオプションも用意されています。
物干しのスペースを広げたい方や快適な空間を作りたい方は、検討してみてはいかがでしょうか?