トイレに入った時に水面と同じ場所に黒い輪っかが出来ているのを見た事はありませんか?
「サボったリング」と名付けられているあの黒い輪ジミです。
掃除をサボったから出来ちゃうの?
本当の原因と綺麗に落とす方法をご説明していきます♪
トイレ掃除をサボったから?輪っかの出来る原因はひとつではありません。
トイレの黒い輪っかの正体は「カビ」や「雑菌」。
便器に残った汚れを食べて増殖したものです。
水面ギリギリに輪っかが出来るのはそこに一番汚れが付着しているからですね。
こう言われると確かに「サボった」リング、ですよね。
日々キチンとトイレ掃除をしていたら輪っかは出来ないはずですから。
しかし、実は日々掃除をしていても黒い輪ジミが出来る事があります。
しっかり洗剤も使って掃除しているのになぜ?
と思われますがこの場合の原因は便器ではなく「タンク」。
トイレ使用後に流れる水はタンクに入っていますよね?
そのタンクの蓋を開けてみて下さい。ヌルヌルした物が付いていませんか?
タンクの掃除をしたのはいったいいつだったでしょう…?
ここから流れてくる水がサボってないのにサボったリングと言われる黒い輪ジミの原因でもあるのです。
輪っかを落とす方法はとっても簡単!あっという間に綺麗になります♪
まず、この黒い輪っかは頑固な汚れではありません。
比較的すぐに出来るように簡単に落とす事ができます。
もちろん普通のトイレ用洗剤を付けてブラシでゴシゴシしてもいいですが除菌作用が強い塩素系漂白剤を使った方法を紹介します。
トイレ用の塩素系漂白剤がない場合は風呂用のカビキラーなどでも代用できます。
この塩素系漂白剤を黒い輪ジミ…ではなくふち裏からたっぷりかけます。
ふち裏にも汚れが沢山ありますのでついでに綺麗にしているだけですが、効果は高いので是非ふち裏から掛けて欲しいです。
2~3分後、水を流します。
これでほとんどの汚れは落ちているはずです。
もし少し残ってしまったらそれはブラシで擦って落として下さい。
次にタンクですが、カップ1杯程度の重曹をタンクに入れて6時間ほど置いてから水を流します。これでOK!
黒カビやたんぱく質を掃除する事で輪っかが作られる事を予防する事ができます。
また、タンクの洗浄剤も販売されていますのでそちらを使用してもいいでしょう。
トイレ掃除の黒い輪っかを出来るだけ予防したい。掃除の頻度や他の対策はある?
トイレの見た目を一気に悪くしてしまう輪ジミは、基本的にこまめに掃除をしていれば出来にくい汚れです。
ですが、日々の掃除の他にも対策はないのか探してみました。
1.トイレ使用後にクエン酸をスプレーする
トイレの汚れのほとんどがアルカリ性です。
そのため酸性のスプレーをすれば水に流れなかった汚れを中和して落としてくれます。
2.流すだけで防汚できるスタンプや置き型洗剤を使用する
置き型洗剤やスタンプを使ったからと言って全く掃除しなくていいわけではありません。
しかし、掃除の頻度を下げなおかつ抗菌や防汚の効果がありますので忙しい方にはおすすめです。
3.月一でタンクの掃除をする
先ほど説明したタンク掃除ですが、目安は月に一回。
見た目が綺麗でも中は複雑な構造になっていて見えない汚れがありますのでしっかりと掃除をしましょう。
トイレ掃除の時に気になる輪っかは何故黒い?【まとめ】
輪っかが出来たから仕方なくトイレ掃除をする、なんて方いませんか?
確かにすぐに出来ますのである意味「やってない」目安にはなるかとおもいます。
しかし、その原因はカビですよ?増殖する前に出来るだけトイレ掃除をして予防するようにしましょう。
どんな汚れも軽いウチに落とす、これが簡単掃除の鉄則です♪