最近では定番になりつつあるオキシ漬け。
この記事では、オキシ漬けってよく聞くけれど実際にどうやるの?
漬け時間や色落ちしなくする方法、すすぎのコツなど、気になるタオルの黒ずみをオキシ漬けで解決する方法を紹介しますので、是非最後までご覧ください。
オキシ漬けとは?
よく聞く、「オキシ」とはオキシクリーンのことを指します。
オキシクリーンの主成分は過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムで、“酸素系漂白剤”に分類される漂白剤です。
コストコで販売されているものは界面活性剤が含まれるもの、ドラッグストアや100円ショップで販売されているものは界面活性剤が含まれていないものと商品によって少し差があります。
「オキシ漬け」はオキシクリーンを溶かし、オキシクリーン液をつくり、つけ置きする方法です。
ハイターやカビキラーのような“塩素系漂白剤”とは全く別物で、臭いは発生しないため、気になる方には朗報です。
オキシ漬けの液の作り方
オキシクリーンは水温が低いとなかなか溶けません。
イメージ的には、冬に洗濯したあと干そうとすると、粉洗剤がパラパラ落ちてくる・・・あの感じくらい水では溶けません。
ですので、オキシ液をつくるときは「お湯」で溶かします。
お湯の温度はお風呂~お風呂よりちょっと熱めの40~60度ほどがベスト。
4リットルのお湯に対して30gのオキシクリーンを入れていきます。多すぎても少なすぎてもいけません。
それでも溶けにくいときは泡だて器を使用して混ぜても良さそうです。
多すぎると石鹸残りになり、余計な雑菌の繁殖原因になってしまいます。
バケツや桶がないときは洗面所で栓を閉めれば大丈夫です。ついでに洗面所もきれいになります。
それよりも量が多いときは浴槽でやりましょう。たくさん一気に綺麗にできます。
オキシ漬けでタオル黒ずみ解消する場合の注意点
長時間オキシ漬けをしてしまうとタオル自体が傷んでしまいます。
40分から1時間程度のつけ置きがベストです。
つけ置き時間が長すぎると濃い色の素材だと色落ちしてしまいます。
長い時間漬け込みしても、オキシクリーンの化学反応が終わってしまうため効果はありません。
夜寝ている時間にずっと漬けておこうというのは単純に色落ちやタオルの傷みを増やすだけで無意味なのでやめましょう。
ただ、オキシクリーンは本来、色物・柄物のものに使用しても色落ちせずに汚れだけを落とすことができる漂白剤です。
正しい時間・用法を守りさえすれば大丈夫です。
シンクで使用するとコーティングが剥がれ、常に白く残ってしまう可能性があるので要注意です。
また、酸素系漂白剤のため、手荒れしやすいです。気になる方はゴム手袋必須になります。
肌トラブルを起こさないためにも注意点をしっかり守りましょう。
黒ずみタオルのオキシ漬けのやり方
(2)ゴム手袋をしてしっかり混ぜ(混ざらないときは泡だて器で混ぜる)オキシクリーンをよく溶かす
(3)タオルをそこへ投入し、40分~1時間つけ置く(タオル同士がなるべくくっつかないようにする)
(4)洗面所の栓を抜き、流水でよくすすぎをする
(5)洗濯機へいれて通常通り洗濯する(色落ちが気になりそうなものと一緒に洗わないようにする)
すすぎのコツ
洗濯機にいれるのに、なぜすすぎ…?となった方。
そうですよね。分かります。
そんなに汚くないタオルであればそのまますすぎせず洗濯機にいれても効果はあると思います。
ですが、黒ずみが発生しているほどのタオルをすすぎせず洗濯機にいれると汚れ落ちが不十分な可能性があります。
すすぐ目安は、すすいだ後タオルを絞ったときに色がなくなるくらい(水になるくらい)です。
そうすることで取れにくい汚れや黒ずみの元を落とすことができます。
他のものと一緒に洗濯機にいれるときも色落ちしにくいというメリットもあります。
色落ちさせないコツ
基本は色落ちしません。
ですが、オキシクリーンの量を間違えたり、つけ置き時間が長すぎたりしないように注意が必要です。
どうしても色落ちさせたくないものはオキシ漬けしたものと一緒に洗わないようにしましょう。
オキシ漬けでタオルの黒ずみ解消!【まとめ】
オキシ漬け自体は時間やオキシクリーンの量さえしっかり守ればとっても簡単です。
黒ずみが気になるタオルを一気に綺麗にしてみるのも良いと思います。本記事で紹介した注意点やコツを確認して、オキシ漬けライフをしてみるのもいいかもしれません。