じめじめする梅雨時期。洗濯物を干そうにもなかなか外で干せず、室内干しが多くなってしまう時期ですね。
そんなときに気になるのが洗濯ものの生乾き臭。
服の臭いが気になるとお出かけもしにくくなりますよね。
そんな生乾き臭をオキシ漬けで解決する方法をこの記事では紹介します。
なぜ室内干しだと臭うの?
洗剤や柔軟剤を使って洗濯したはずなのに服やタオルなどが臭うように感じることはありませんか?
その臭いの原因は、雑菌の繫殖によって生じます。
雑菌は汗や汚れによって引き起こされ、洗濯ものに付着し繁殖します。
天日干しで干すときに臭いを感じないのは、服の水分を太陽のチカラで蒸発させることができるから。
また、紫外線による殺菌効果もあり、風も通るので洗濯ものが臭うことはありません。
ですが、室内干しでは干して乾かすまでに時間がかかるため、その時間の間に雑菌が繁殖することとなり室内干し臭い状態となってしまうんです。
せっかく大変な思いをしてやった洗濯ものも台なしにならないように対策を紹介したいと思います。
そんな臭いの原因をとるのは「オキシ漬け」
日頃よく聞くことのある「オキシ漬け」。
オキシとはオキシクリーンのことを指します。
コストコやドラッグストア、100円ショップにも今は販売されていますね。
オキシクリーンの主成分は過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムで“酸素系漂白剤”と言われるものです。
酸素系漂白剤は色落ちの心配もなく、使用しやすいのが特徴です。
汚れのみを落としてくれるので色物にも使用できるのは安心ですね。
オキシクリーンは、臭いが気になる服を「オキシ漬け」することで、臭いの元をとることができるんです。
オキシ漬けの実践
早速臭いを消すべく、オキシ漬けをしていきたいと思います。
- 洗面所に栓をして40-60度のお湯を4リットル張り、オキシクリーンを30g投入する
- オキシクリーンをよく溶かし、その中へ臭くなってしまった洗濯ものをいれる
- 40分~1時間つけ置きをする
- 洗面所の栓を抜き、流水でよくすすぎをする
- 洗濯機へ投入し、通常通り洗濯をする
これだけで臭いのもとになる原因菌を感じさせなくなります。
オキシ漬けは長時間つけておいても効果はなく、化学反応が終わってしまうため、服の色落ちや傷みの原因となってしまうため、控えた方が良さそうです。
また水温が低すぎても、高すぎても期待以上の効果は望めません。
お風呂くらいかお風呂よりもちょっと熱いくらいの温度でつけ置きするのがベストです。
お風呂が沸いたときに、そのお湯を風呂桶からうつして洗面所でオキシ漬けを実践してみるのも良いと思います。
洗濯が終了したあとは、自分の鼻で一度臭いを嗅いでみます。
臭いを感じなければ成功です。
服などの洗濯ものを干すときも、室内でもなるべく風通しのよいところにそれぞれの服の間隔をあけて干すと臭いを感じることが少なくなり、臭いが消えることにつながります。
それでも臭いが落ちないときは、もしかしたら洗濯槽が汚れているかもしれません。
洗濯槽の掃除をしてから洗濯をすると臭いの元を消し去ることができます。
また、服などの洗濯物を長時間、洗濯機の中へいれることも雑菌が繁殖する原因になりがちです。
服をいれたらすぐに洗濯のスイッチを押し、洗濯する習慣をつけましょう。
オキシ漬けで服の臭いが消える?【まとめ】
じめじめした梅雨時期の室内干しを乗り切るのは「オキシ漬け」と、梅雨の晴れ間を毎日願う、ただそれだけです。
オキシ漬け自体は時間や用法を守れば簡単です。臭いままの服を着るのはちょっと嫌ですよね。
洗濯機で洗うだけでは落ちなかった服の臭いが消える方法を本記事では紹介させていただきました。
ぜひ実践してみてください。