夫が定年を迎えて退職すると、いよいよ年金を受給する生活が始まります。
しかし気をつけないと今までの生活と違うことが出てくるため、うっかりお金を使いすぎて家計が赤字になることにつながりかねません。
年金の生活がスタートしたら家計管理の方法を見直すことが必要です。
この記事では、年金の受給が始まってから心がけたいこと、安心して生活するための家計管理の提案などを記載します。
生活費のやりくりの仕方を見直して、不安のない楽しいセカンドライフを送ってください。
年金生活が始まってから家計管理で気をつけることとは?
年金の支給は偶数月である2、4、6、8、10、12月の15日。
(15日が土日の場合は直前の平日)
お金が家庭に入ってくるのは2ヶ月に一度になります。
クレジットカードの支払いや固定費など2ヶ月分を見越して予定を立てないと、お金が入った翌月に足りなくなる恐れが出てきます。
また、いつ介護や看病が必要になるかわからないことも気をつけたいポイント。
いつかは通院や入院することも考えられますので、いざというときに備えて普段からお金を使い過ぎないよう気をつけましょう。
お金の不安は心のエネルギーを奪います。
私は、お金を使いすぎて支払いが不安になった経験は1度や2度ではないのですが…。
つくづくお金の不安は強いストレスになると実感しています。
万が一の際に、お金の不安・ストレスも重なってしまわないよう貯金があっても油断せずに家計管理を続けていくことが大切です。
安心してセカンドライフを送るために。年金生活での家計管理で心がけたい3つのことは?
お金の不安から自由になり安心して生活を送るために、年金の受給が始まったら以下の3つを心がけて家計を管理することをおすすめします。
・お給料が入っていたころとの違い(特にお金が入るペース)を把握する
夫が会社で働いていた頃は、毎月お給料が入っていたかとおもいます。
年金の受給が始まってからの収入は2ヶ月に一度。
今までとの違いをしっかりと認識しておきましょう。
・見やすく生活費を管理する
見やすく生活費を管理して、お金の使い過ぎを防止します。
収入や出費をわかりやすく記録して目で見てわかるようにしておきましょう。
・楽しい家計管理を心がける
疲れてしまうだけの家計管理は続きません。
モチベーションを保つために、心が喜ぶ楽しい家計管理をしていきましょう。
計画的に週に一度または月に一度など、レジャーや旅行、楽しい予定を取り入れて家計を管理していくことをお勧めします。
家計管理を続けていくために。年金生活が始まってからおすすめしたい家計の工夫例とは?
・家計簿をつける
家計簿をつけて、収入や支出を把握しながら家計を管理しましょう。
・予め予算を決めておく
家計簿などを元にして、自分が何にどのくらいお金を使って良いか目星をつけておきましょう。
年金が入ったら予算を袋に分けて管理する方法もおすすめです。
・お金のかからない楽しみを見つける
豊かな老後のために、お金のかからない楽しみを探して生活に取り入れましょう。
お住まいの地域に高齢者の支援をしている所があれば情報収集に行ってみてはいかがでしょうか。
役所などの自治体や地域の体育館・施設では安く参加できるイベントや講座を運営しています。
サークルや交流サロンなども、安く参加できるものが沢山みつかります。
その他、長年の経験が活かせるアルバイトやボランティアにチャレンジするなど、お金がかからない楽しみをみつけておきましょう。
年金生活の家計管理方法は?【まとめ】
年金の受給だけで生活するのは大変なのではないかと不安になることも出てくるかと思います。
しかし、生活やお金の流れが今までと違うことをきちんと把握して、お金がかからない楽しみを生活に取り入れながら家計を管理していけば、うっかりお金を使いすぎてしまうことも防げるかと思います。
いざというときにお金が足りなくならないよう気をつけて、楽しく豊かなセカンドライフが送れるよう家計のやりくりを楽しみながら続けていってください。