教科書は学年が変わるたびにほとんど全てが入れ替わるので大量に溜まっていきますよね。
「こんなにボロボロにして頑張ったんだな」と思うとちょっと捨てにくい気持ちにもなりますし、親としても「もしかしたら見直すことがあるかも」と期待もしたりして思い切って捨てにくいものですよね。
それでも時期をみて必要な教科書を仕分けたら、不要な分は思い切って捨ててしまいましょう。
ただし、小学校名や名前が書いてあるものはプライバシー保護のために黒く塗りつぶすなど捨て方に注意する必要があります。今回はそんな教科書の捨て方について解説ていきます。
教科書の捨て方は資源ごみ・古紙回収
教科書の捨て方は基本的には雑誌や新聞紙などと同じ資源ごみになります。
各自治体の回収日に合わせてビニール紐でしっかりと十字に結んで出せば回収してもらえます。
詳しくは各自治体の回収方法を確認してみてください。
少量のプリントや書き込みが気になるノートなどは燃えるごみとして処分しても問題ないですが、あくまで少量にしておきましょう。目安としては1〜5冊程度がいいかと思います。
あまり量が多くなると回収する側も大変ですし、外から見えないように上手にゴミ袋に入れるようにしましょう。
古紙回収ステーションで回収
よく見かけるようになった古紙回収ステーションでも教科書を回収してもらえます。ここなら曜日に関係なく自分の都合で出しに行けるのがメリットですね。
さらに教科書だけでなく、ダンボールや牛乳パック、場所によっては古着やアルミ缶なども同じ場所で回収していたりするので大掃除のタイミングにはもってこいです。私も何度も利用したことがあります。
ただ処分してしまうのはもったいないと思ってもリサイクルされるなら少し気が楽になりますね。
買い物ついでに古紙回収してもらう
ペットボトルやトレーなどを回収している店舗はよく見かけると思いますが、古紙の回収をしてくれる店舗もあります。
店舗での回収は他にも嬉しいポイントサービスを行なっているところも多いので買い物ついでに行ける場合はこちらを利用するのもおすすめです。
●イトーヨーカドー 古紙1kgにつき、10リサイクルポイント(500リサイクルポイントで50nanacoポイントに交換)
●HEIWADO 古紙1kgにつき、1エコポイント
地域のスーパーでも回収を行なっているので、お住いの近くで回収をしている店舗を探してみてくださいね。
名前は塗りつぶすか切り取って安全対策を
教科書の捨て方で一番注意が必要なのは名前の部分です。
古紙回収ステーションや店舗回収は防犯カメラなどで安全対策をしていますが、自治体の資源回収で出す場合には、出してから回収までの間に人目につく時間が長くなります。
どんな人に見られるかわかりませんし、利用されるかもわかりません。どの捨て方を利用するにせよ、安全のために名前は黒く塗りつぶすか切り取って処分するようにしましょう。
実際は、「小学校名や名前が知られた程度では住所やその他の重要な情報には結びつかないし大したことないじゃないか」と名前部分を処理しない方もいらっしゃるようです。
なかなかのツワモノですね。
気持ちの問題かもしれませんが、子どもの名前が知られるかもと思うだけで気味が悪いですよね。
少しでも不安がある方は名前の部分を処理することをおすすめします。
教科書の捨て方は名前に注意?【まとめ】
教科書は大量にある場合は自治体の資源回収か古紙回収ステーションで処分しましょう。
少量の場合は燃えるゴミでも問題ないですが、どちらの方法で捨てるにせよ名前はプライバシー保護のために切り取るか黒く塗りつぶしてから捨てるようにしましょう。
教科書は取っておいても保存場所に困るだけです。
実際、教師も1年経って使わないものは捨てても大丈夫と言う人が多いようです。
どうしても踏み切れないという方は1年間は保管しておいてもいいかもしれません。
あまりに放置されると親としての「見返して欲しい」という期待も虚しくなるのでとっとと捨ててしまった方が良さそうですね。
これを機にまとめて処分してみてはいかがでしょうか。