どのご家庭にもある掃除機は、長いものでも10年ほどで寿命を迎えるようです。
それだけ使えば修理に出すより、新しく購入する方が多いと思います。
掃除機を処分するとなると、できるだけお金はかけたくないし、怪しい不用品回収車には渡したくないし、実際どうするのか分かりませんよね。
我が家にも数年前から壊れた掃除機が置きっぱなしなので、この際調べてみることにしました。
掃除機のリサイクル料はいくらくらい?
家電のリサイクルと聞いて『家電リサイクル法』って思い浮かびませんでしたか?
2001年に施行されたこの法律、なんと4品目しか該当しないって知っていましたか?家電の定番の掃除機はもちろん該当しているものだと思っていました。
しかし、テレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目以外は『小型家電リサイクル法』というものに分けられるそうです。
まぁ『小型』が付いただけですね。それでは本題のリサイクル料について、やり方別にご説明します。
家電量販店に持ち込む
掃除機くらいの大きさでしたらご自身で店舗へ持っていくことも可能ですね。家電量販店にもよってリサイクル料が異なります。
だいたい500~1000円くらいの料金が多いようです。
持ち込みではなく訪問回収となると出張料金がかかりますので、リサイクル料にプラスして2,000円前後かかるのでご注意ください。
あとは掃除機を家電量販店で購入して下取りに出すこともできるようです。
私はいつも決まった家電量販店を利用しているのですが、そこは基本下取りしてもらえます。
大手家電量販店なら購入時に下取りの有無を聞いてくれると思うので、ご心配なく。ただ近年はネットで家電を購入する方も多いと思いますので、ご参考までに。
自治体の粗大ごみとして出す
この処分方法は自治体によって費用が変わってきます。
私の住む自治体のリサイクル料はなんと…無料で回収してくれます!電話予約すれば、指定場所まで回収に来てくれて、最大4つまで処分してくれるというからかなり助かります。越してきて7年経つけど知らなかったです。
持ち込みの場合は軽トラック1台分の処分でも無料とのことです。調べてみるもんですね。
都内は物の大きさによって収集手数料+持ち込みの場合は更に持込手数料がかかるようです。
自治体でこんなに違いがあるので、調べる価値ありですね。
使用可能であればリサイクルショップへ出す
新しく掃除機を買ったけど、まだ古い掃除機も使えるよって場合は、リサイクルショップや買取店舗に行くのもありでしょう。
使用年数によってはあまり高額な買取は見込めないと思いますが、処分に手数料をかけるくらいならリサイクルショップで少しでも換金できたらいいですよね。
まだ使えることが前提となりますので、ご注意ください。
フリマアプリ
家に居ながらネットで不用品を売ることができるフリマアプリのいいところは、壊れて使えなくなった掃除機でも運が良ければ購入してくれる人がいるところです。
これは実体験なのですが、ロボット掃除機ルンバが壊れてしまい、処分する前に試しに『ジャンク品』として出品したところ、3,500円で売れました。
そこから送料が引かれるので2,000円くらいの儲けでした。
高価な家電は部品だけが欲しい人がいたり、自分で修理をして再出品する人がいるので、まさかこんなものが!?というものが売れるのがフリマアプリです。
ただ出品時はトラブル防止のため、どこがどんなふうに壊れているのか、傷などがある場所はしっかりと撮影して閲覧者にきちんと伝わるようにしましょう。
梱包もきちんとしなければなりません。こうして手間が結構かかるのがデメリットです。
掃除機のリサイクル料は?【まとめ】
掃除機を処分したいと思ったら、まず自治体でどのようにどのくらいのリサイクル料がかかるのか調べてみましょう。
家電量販店で新しく掃除機を買う予定の方は、下取りに出すのが一番簡単で手っ取り早いと思います。
時間があって手間暇かかってもなるべく高額で売りたいという人は、フリマアプリを利用するのもいいと思います。
最後に、無料買取業者が回収に来る地域もあると思いますが、無許可の可能性もあります。
高額な部品だけ抜き取ってあとは不法投棄したり、悪質な高額請求に繋がったりする場合もあるので気を付けた方がいいでしょう。
購入したら責任をもって処分までしっかりするようにしましょう。