台所の漂白・除菌に大活躍なのが『キッチンハイター』
茶渋が気になるマグカップから、毎日使う水筒、食器を洗うスポンジまで、色々なものを桶に入れてキッチンハイターと水を入れればもう安心!放っておけばキレイになる優れものです!
そんなキッチンハイターですが「古くなったから捨てたい」となった時、一体どうすれば?
強いニオイと強力な洗浄力・・・。いざ処理するとなると、どうしたらいいのか躊躇してしまいますね。
そんな時はどうすればいいのか、調べてみました!
キッチンハイターを知ろう
キッチンハイターとは
花王株式会社から販売されている漂白剤『ハイター』シリーズの中のひとつ。
キッチン用に開発された商品です。こすっても落ちない汚れや、目に見えない菌を除菌・漂白することができます。塩素系漂白剤に分類されるので、使用時には様々な注意が必要となりますので、パッケージの注意事項をよく読んでから使用しましょう。
使用期限はあるの?
パッケージ等に使用期限の表記はされていませんので、特になしと考えて良さそうです。
しかし、塩素系漂白剤の主成分『次亜塩素酸ナトリウム』は保管していると徐々に分解されていき、濃度が低下してしまいます。
特に直射日光が当たったり、高温の場所で保管していると、分解が進んでしまいますので、保管場所には注意が必要となります。
蓋を開けてみてあの独特なニオイがしなくなっている場合は、効果が弱くなっている可能性がありますので、不安な時は試してみてください。
余談ですが、水で薄めて作る『次亜塩素酸ナトリウム消毒液』は作り置きができません。
水で薄めると次亜塩素酸ナトリウムが分解されやすく効果が持続しません。
キッチンハイターの捨て方
さて、本題のキッチンハイターの捨て方ですが、難しいことはありません。
しかし、強力な漂白剤ですので、いくつか注意しなくてはいけない点がありますので、チェックしてください。
中身と容器を分別して、それぞれの捨て方をご紹介します!
キッチンハイターの中身の捨て方
排水口に流す
いちばん簡単・お手軽な捨て方がこれです。
除菌・漂白をした後の液を排水口に流していますよね?だから問題があるはずがありません。
しかし注意しなくてはいけない点がいくつかあります。
強力な洗浄剤ですので原液で大量に排水口に流すと、排水溝や配管を痛める恐れがあります。水を多めに出し、薄めながら流すようにしてください。
水ではなくお湯で薄めながら流すと、キッチンハイターの成分が湯気と一緒に立ち昇ってきて吸ってしまう可能性があります。危険ですので必ず水で流してください。
排水口に生ゴミ受けがある場合は、必ず外してから流してください。生ゴミの中に酸性のものが含まれていると、塩素と反応して有毒ガスが発生します。必ず取り除いて流すようにしてください。
可燃物として捨てる
使用済みの油と同じように古新聞や布などに含ませて可燃物として処理します。
ゴミ袋に入れた後に液漏れしてしまうと、ゴミの中に酸性のものがあった時に有毒ガスが発生してしまします。ビニール袋を2重にするなど、液漏れしないように注意しましょう。
キッチンハイターの容器の捨て方
キッチンハイターの容器はプラスチックです。
中栓やキャップも同様ですので、自治体から指定された『プラスチックごみ』の捨て方で処分しましょう。
キッチンハイターの捨て方を知る!【まとめ】
キッチンハイターの捨て方、おわかりいただけたでしょうか?
強力な漂白力を持っているので、注意が必要ですがそれほど難しくなく捨てられることがわかりました。保
管方法に不安を抱いたキッチンハイターは、ニオイを嗅いでみて、ダメそうだったらきちんと分別をして処理をしましょう。