赤ちゃんの生後7日目のお祝いである「お七夜」。
お七夜のお祝いはすごく貴重なものだと言われていますが、服装はどのような服装をするのが望ましいのかは、どんなシチュエーションでお七夜のお祝いをするのかにも影響してきます。
今回は、どんな風にお七夜のお祝いを行うのかについてまとめました。
お七夜の服装は【いつ】【どこで】お七夜をやるのかで決まる
お七夜をいつどのように行うのかによって、服装が変わります。
しかし、お七夜のお祝いだけを行う場合は、基本的には普段着でいいのではと、思います。
お七夜を入院中に行う場合の服装
親戚は呼ばずに赤ちゃんと両親だけでお七夜をする人も増えてきました。
産後の入院中にある「お祝い膳」の日にお七夜も兼ねてお祝いをする人も増えています。
この場合の両親の服装は普段着か普段着より少し小ぎれいな程度の服装で十分ですね。
特に家族の分も「お祝い膳」を注文できるのであれば、入院中に実施することをおすすめします。
もともとお七夜とは平安時代の宮中で始まったものですが、7日目だけでなく、1日目、3日目、5日目の奇数の日にも赤ちゃんの成長をお祝いしていました。
庶民の間にもこの風習が広まるのですが、やがて7日目だけが忌明けの意味もあってお七夜としてお祝いをするようになったのです。
産後の入院期間は4~5日が一般的ですので、もし、お祝い膳の日を選べるのなら奇数の日にして、お七夜の代わりとして赤ちゃんの誕生を祝うのも良いですね。
入院中に、面会が可能であれば、両家の両親も一緒に行うと言ったケースもあるようです。
その際には、静かに行いましょう。
入院中に行う理由として、早めに切り上げることが出来、準備も後片付けも病院側で行ってくれるため、母親の負担がなくなりますね。
何かあっても病院なので、初産で産後の赤ちゃんのお世話について不安な人でも、安心ですね。
父親が命名書だけ作って、お祝い膳を食べる時に赤ちゃんと母親に披露します。
もし、病院の看護師さん・助産師さんが居合わせたときには、一緒に「おめでとう」と祝ってくれるかもしれませんね。
お宮参りと一緒にお七夜のお祝いを行う場合の服装
お七夜のお祝いは遅くてもお宮参りの前までには済ませておきたいですよね。
名前だけ公表し、お宮参りの日にお七夜のお祝いを一緒に行う家庭も多いです。
その際の服装は、お宮参りの時の服装になります。
両親、祖父母はスーツ姿が望ましく、赤ちゃんは白ドレスを着ることが多いです。
ちなみに、 赤ちゃんが退院する日に、白ドレスを着せる人は多いです。
これは、おめでたいと言った気持ちも込められていると言われています。
お七夜の服装は、みんなで話し合って決めよう
お七夜のお祝いには、この服装でないといけないと言ったことはありません。
家庭によって変わるのではないでしょうか。
ちゃんとしたお祝いをするならスーツを着てお祝いをしますが、退院したばかりの赤ちゃんと母親にとっては普段着でお祝いをする方が体力的にもありがたいのではないかと思います。
最近では、命名書を書く前に名前が決まっているので、食事を囲み、赤ちゃんの成長を願い、誕生を祝い、命名書を飾ると言ったことを行う家庭も増えています。
赤ちゃんの健やかな成長をお祈りする儀式がお七夜なので、みんな普段着で行うのが一番楽なのではと感じます。
お七夜の服装【まとめ】
お七夜の服装については、基本的に普段着で行ってよいのではと思います。
赤ちゃんや母親の体調を考えると、スーツや着物など、退院し立ててオシャレをするのは大変なのではと思います。
赤ちゃんは白ドレスを着せると良いですね。
赤ちゃんのドレスは脱ぎ着が簡単なので、せめて主役だけでもオシャレにするといいかもしれませんね。