お宮参りとは、自分が生まれた土地の神社で行うと言われており、「お宮参りは自分が生まれた土地の神様にするもの!」として、産土神社でのお参りが良いとされています。
今回は、産土神社でのお参りの仕方とお宮参りとの関連についてまとめました。
産土神社とはどんな神社?
産土神社って、なんて読むの?と言うところから始まる人も多いと思いますが、産土神社と書いて、「うぶすなじんじゃ」と読みます。
産土の神様がいる神社のことを言います。
産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。
その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている?(Wikipediaより抜粋)
産土神社の神様は、生まれた時からずっとあなたのをお守りくださっているとされており、とてもありがたい神様だと言われているので、挨拶は必須と言う人も少なくはありません。
お宮参りを産土神社でした方がいいと言われているのも、一生自分のことを守ってくれる神様がいる神社で行うのがいいと言われていることから来ているようです。
また産土神社は、「縁結びの神様」でもあると言われており、産土神社に参拝すると、素晴らしい出会いのチャンスが増え、物事がトントン拍子で進むと言われています。
縁(えにし)がつながっていくと言われています。
そう言われている神社に、お宮参りで訪れることが出来たなら、この先いろいろな縁に恵まれて、素敵な人生を過ごせるのではないかと思います。
自分自身ももちろん、我が子にもそのようになって欲しいですよね。
我が子の明るい未来へのお祈りと、これまですくすくと育ってくれたことへの感謝は、忘れてはいけませんね。
産土神社でのお参りの仕方は?
始めに、お手水で手と口を清めます。
参拝は二礼・二拍手・祈念・一拝
上記のような一般的なお参りの仕方で問題ありません。
参拝では、いきなり自分の願いをお願いするのではなく、神様のご開運と感謝をお祈りしてください。
そのあとに、自分の願いを神様に語りかけてください。
産土神社に限ったことではありませんが、神社参拝において、最も開運すると言われているのは、自分の誕生日。
その次は、立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至です。
是非参考にしてください。
お宮参りは産土神社でないとダメ?どこの神社でするのがいいの?
お宮参りを産土神社で行うと良いと言いましたが、必ず産土神社で行わなければいけないというわけではありません。
こうしなければならないと言った気持ちに縛られるのはまた違いますね。
最近では、有名な神社を選ぶ方、赤ちゃんの負担を考えて近所の神社にお参りする人など、いろいろな理由があるようです。
どこの神社であっても、赤ちゃんの成長への感謝と、これからの健康と成長をお祈りする気持ちをもって行うことが、一番大事なことだとされているので、こだわりすぎないこともポイントです。
お宮参りの神社の選び方
私の体験談になるのですが、参考にしていただければと思います。
私がお宮参りに選んだ神社は、地元では有名な神社でした。
産土神社と言う存在を知らなかったこと、予約をすることでその時間までに行かなければいけないと言ったプレッシャー、祈祷料が決まっている所を基準に選びました。
選んだところは、私が住む家よりも遠い所ではありますが、独身の頃は初詣には家族みんなで必ずそこへ行っていました。
大きな大木があり、ヒノキの香りもすごく好きだったので、私自身すごく居心地のいい神社だと思っています。
後は、戌の日のお参りにもいった神社だということも選んだ基準の一つです。
妊娠したら、安産で生まれるようにと、戌の日の御祈祷をされる方も多いと思います。
無事に生まれた事への感謝も一緒に、お宮参りに選ぶのも、いいのではないかと思います。
産土神社でのお参りの仕方!お宮参りとの関連【まとめ】
お宮参りをどこの神社で行おうか考えている人へ。
産土神社が何処か分かるなら、是非そこでお宮参りをするのも一つの選択肢だと思いますが、必ずしもそこでなければいけないと言った考えでなくても、臨機応変に対応すると良いですね。
どこの神社であっても、赤ちゃんの成長と健康をお祈りする気持ちが一番大事だということを忘れないようにしましょう。